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韓国ドラマ「検事プリンセス」の二次小説
「Waiting for you」です。

みつばの「検事プリンセス」の他の二次小説のお話、コメント記入は、
検事プリンセス二次小説INDEX2」ページからどうぞ。
このブログに初めていらした方、このブログを読む時の注意点は「お願い」を一読してください。


このお話は、「聖夜の祈り」16話中のおまけ話になります。

【警告】この小説には、大人向けの表現、描写が含まれます。
自分は精神的に大人だと思える方のみお読みください。




Waiting for you




「イ…イヌ、ちょっと待って」

「待っては受け付けない、とさっき言ったはずだ」

「でも…っ」

風呂上りというだけでは無い。

情欲に溺れたようなイヌの体に、ヘリはやけどしそうなほどの熱を感じていた。

イヌの美しい肉体がしなやかに動く様に、
いつもと同じように見惚れそうになってはいても。

ベッドの上で、

熱した鋼鉄の肉体に、
自分の体が強く縛り付けられているような感覚にヘリは焦っていた。

「いつもより、余裕が無い感じだから」

「君が?」

「あなたがよ」

ヘリはムキになって言いかえした。

待ちに待った日。

初めての、二人きりで過ごすクリスマスイブの夜だった。

余裕が無いのはヘリもだったが、
それ以上にイヌがいつもと違っていた。

…イヌの本気の力には抵抗できないから。

「その…このまま流される前に、ちょっと待って欲しいの」

「これ以上、何を待てと言うんだ?」

ヘリの体の上に顔をふせたイヌのくぐもった声がした。

正直、ヘリに指摘されたように、イヌにはもう理性が働く余裕があまり残っていなかった。

自分と同位置にヘリを引きづりこむためにイヌは行動を起こすことにした。

「あっ!…ん」

イヌの強い愛撫にびくんっと体を震わせたヘリは、
思わず目を閉じると、
イヌの首に腕をまきつけ、きつくしがみついた。

イヌは慣れた手つきで、ヘリの感じやすい部分を探りあてると、
その箇所を指で執拗に撫でまわし始めた。

同時に、舌でヘリの首筋を下方からなぞり、
その上の耳たぶを甘噛みした後、耳元に唇を寄せた。

「…待てるのか?」

イヌの愛撫が引き出す快感が急激にヘリを支配していく。
その快楽に待ったをかけることは出来るのか?とイヌが意地悪く問いかけている。


耳先から直に響く、

イヌの低めで甘い美声が、
魅惑の呪文のようにヘリをますます恍惚とさせた。

快感で息を荒くし、潤んだ瞳で、
ヘリはイヌにせいいっぱい訴えかけた。

「た…対策処置を…してくれなきゃヤダ」

ヘリの対策処置という言葉で、ヘリが何を言いたかったのかすぐに分かったイヌだった。

イヌはヘリの頭の下のふんわりとした大きな枕の下に手を差し入れた。
そして、そこから抜き出して手にした物をヘリに掲げて見せた。

「“これ”のことだろ?安心しろ。忘れてない」

「いつの間に?そんな所に準備してたのね」

「抜け目がないからな」

ほっと思わず安堵の吐息をもらしたヘリにイヌが微笑した。

「ただ、これを使うのはもうちょっと後だ」

イヌは、手に持っていた物をベッド脇のサイドボードの上に
軽く放り投げると、再びヘリの体に身を伏せた。

「良かった。なんだか今夜のあなたは、らしくなく切羽詰まってるように見えたから」

「がっついて見えるってことか?」

「がっつく…」

イヌの言い方がおかしくてヘリが思わずふふっと笑った。

「がっついていたのは私の方ね。
ここに来てからずっとはしゃぎ過ぎでた。いつも以上に」

イヌに誘われて、ニューヨークで初めてのクリスマスを過ごした。

何もかもが楽しすぎて、理性も無くしていたかもしれない。
イヌに言わせれば、いつもと変わらないよ、と言われるだろうが。

ヘリはそう思っていた。

しかし、意外にも「僕もだ」とイヌが言った。

「確かにいつもの自分と違っていた」

「え?そうなの?」

ヘリは目をぱちくりさせた。

「あなたの方は、いつもと同じに見えたけど。
それって、わざと演じていたの?」

「演じてたわけじゃない。本当に分からなかった?」

「わかりにくいわ」

「君よりはね」

単純で、素直に気持ちが表情や行動に出てしまう純粋な
マ・ヘリと比べたらそうかもしれない。

でも…。

イヌは、ヘリの体を引き寄せると、ギュッと腕の中に閉じ込めて抱きしめた。

「イヌ…」

腕の中で、囁くように呼ぶヘリに、イヌが、抱く力を強めた。

「…これでも分からない?」

ヘリの体の温もりと柔らかさを全身で感じながら、イヌが目を閉じて言った。

「去年の今日も、君とこんな風に過ごしたいと思っていた」

イヌの腕の中のヘリが、驚いて小さく身動ぎした。
しかし、無言で、イヌの言葉の続きを待った。

…かなわない願いだと分かっていたけれど。
ヘリ。君と一緒にいたかった。

心の中でイヌが続けた。

先の見えない闇の中で、マ・ヘリという輝く幻を、
クリスマスのイルミネーションの中に見ていた。

だから。

ここに来て、
君と過ごす時間に、
君自身に、ときめいていた。

この時を、ずっと切望し、待ち焦がれていたから。

「…思いがかなった」

ゆっくりと、落ち着いた声で、
そう語りかけるイヌの言葉が、耳だけでなく、
抱きしめられ、密着した熱い身体から直接心に響いてきた。

抱かれた腕の中で、イヌの顔は見えなかったが、
ヘリには、今、イヌが自分と同じ表情をしている事が分かった。

相手が、愛しくて、愛しくて。
じんっと胸が熱くなって、
泣きだしたくなるほどの想い。

こうして、抱きしめあえば、言葉にしなくても伝わるのに。

…イヌの言うとおりね。私って鈍すぎる。

そっと微笑むと、ヘリも目を閉じた。

そして、頬をすりよせた。

「私も同じよ」

クリスマスツリーの前でも言われたこと。

…私、あなたに返せないほど、いっぱい贈り物をもらった。

このクリスマスで、普段なら口にしない。言わないことを、
イヌは、ヘリに伝えてくれた。

その事がどれだけ嬉しかったか。

言葉にしても、したりないほどだと、ヘリは思った。

ヘリとイヌは、
存在を確かめるように、互いの体をかき抱き、手で輪郭をなぞった。

「私、今日のこと忘れないから」

ヘリが言った。

「あなたがしてくれた事も。言ってくれた事も。
全部覚えておくからね」

そして、いらずらっぽく笑った。

「あなたが後で、そんな事言ったかな?って恍けても無駄だからね」

「ムードに流されてつい言ってしまう事はあるよな?」

もうすでに誤魔化そうとしているイヌだった。

じとっとイヌを睨むふりをして、ヘリはチラリとサイドテーブルの上の物を見た。

「私も枕の下に仕込んでおけば良かったわ。ICレコーダーとか」

「仕込めば良かったのに」

イヌがほくそ笑んだ。

「ただ、後で困るのはきっと君の方だ。こんな声が吹き込まれることになるんだから…」

「!…あんっ」

再開したイヌの愛撫で、ヘリは思わず出た嬌声をとっさに手で押さえた。


「…いつまでもつかな?」

ヘリが理性を失うスポットは、イヌの方ではほとんど調査済みだった。

きめ細かく、すべらかで美しいヘリの肌を堪能するように、イヌの唇がなぞっていく。

小さく上下しているやわらかな膨らみ。
その上の頂きを唇で探り当てた後、イヌは口に含んで舌の上で転がした。

そして、器用に指を動かして、
下腹部に隠れた秘密の鈴も一緒に鳴らすと、ヘリの乱れた喘ぎ声がさらに大きくなった。

「望むなら、今度レコーダーを仕込んでおいてあげるけど?」

さらに意地悪く畳み掛けるイヌに、ヘリは目をぎゅっと閉じたまま厭々をした。

「せっかくロマンチックな夜なのに、全然変わらないんだから。意地悪」

ヘリの口ごたえに薄笑いで応えるイヌだったが、
心の中では、優しく反論していた。


…変わらないんじゃなくて、いつも『そう』だからだ、ヘリ。

理性を失くすまで夢中になっている。
ただ、そんな僕に気付かない君がいるだけだ。


イヌは、熱気と興奮で薄紅色に上気したヘリの頬に
軽いキスを何度も落していった。

そして、快感と恥辱で涙ぐんでいるヘリの目元にも優しく口づけした。

ヘリの潤んだ瞳が、クリスマスツリーのイルミネーションの光のように煌めいている。

「そう拗ねるな。いつも以上に、サービスしてあげるつもりだ」

「後で、チップを要求するつもりなんでしょ?」

「チップは前払いでもいいよ」

ん?とさりげなく促すようなイヌに、ヘリは苦笑しながら吐息をついた。

「じゃあ、私も昨年の分までサービスしてあげる」

ヘリは起き上がると、
イヌの首に唇を寄せ、甘い声で囁いた後口づけを落した。

「こういうこと、昨年の君は、知らなかったんじゃないのか?」

「知らなったわ」

イヌのからかう声にもヘリは素直に答えた。

「今年のイベントではいろいろな事が出来るようになって良かったでしょ?誰かさんに育ててもらったおかげね。その報酬と思って受け取ってちょうだい」

きわどい会話にも、機転のきいた返しが来る。

ロマンチックな雰囲気を崩さないまま、ふざけた会話も楽しい。

何もかもに浮かれている。

イヌは、ヘリの応酬と『サービス』に微笑で応えた。

「…君も後ろをむいて」

イヌの指示に素直に従うヘリ。
その下半身にイヌが愛撫を続けた。

ヘリのサービスより、イヌの手腕の方が上のようだった。

快い甘い刺激に耐えきれずに、ヘリが吐息を荒くし、
伏せた顔から嬌声を漏らした。

「ん…っ…はっん。イヌ…それ…」

「…うん?」

「とっても…きも…ちいいの…あっ…ん」

ぎゅっと両手でベッドのシーツを握りしめて、
ぎりぎりの理性を保っているようなヘリの姿態にイヌが満足げに笑みを浮かべた。


「まだ、昨年の分のサービスも終わってない」

ヘリが羞恥する際どい箇所に、濡れた舌をねっとりと這わせながら、
イヌは、“サービス”をヘリの内に注ぎ込むように指をうごめかした。

「ふっ・・・っ!あっイヌっ、もうっ」

ビクッと強く体を震わせたヘリは、

一瞬、目を見開いた後、
髪の毛を振り乱して喉と背中をのけぞらせた。

「あっ・・・あぁっ――っっつ」


引き絞った理性と、凝縮された快感が弾ける瞬間。
ヘリは、脳裏で、無数の光を見たように思った。

イヌと一緒に見た、クリスマスツリーのイルミネーションの輝き。


・・・激しい快感の後先で。


記憶と想いと体感した悦びが一体となった感覚に
ヘリは全身で陶酔し震えていた。

ヘリの歓喜する様に、イヌの充足感も満たされた。

そして、ヘリの、上気し脱力している濃艶な肢体を目の当たりにした
イヌの理性は一気に限界に近づいていた。

イヌは、サイドボードに手を伸ばし、
先ほど投げやりに放り置いた物を拾いあげた。

そして、パッケージを、はやる指先で破り捨てた。


「ヘリ」


イヌはうつ伏せのヘリの上に乗り、
後ろからヘリの耳元に顔を寄せた。

「起きろ、ヘリ。まだ僕らの夜は長い」

「ん…わかってるわ」

ヘリが答えた。

「ずっと、待っていたんだから…」

ヘリの『待っていた』が、今の行為のその先のことなのか、
共に過ごすクリスマスの事なのか、
それとも、昨年アメリカに行ってしまったイヌとの再会のことなのか。

どちらにしても、
もうお互い待つ必要は無い。
共有する同じ時間をもっと存分に味わわなくては。


了承のかわりに、小さく頷いて見せたヘリに、イヌも頷き返して見せると、
ヘリの体を優しく手で引き寄せた。

…もう待たせないよ。

そう答えるかわりに微笑すると、

イヌはヘリと、心ゆくまで愛し合う為に身を伏せたのだった。


(終わり)




(おまけ話あとがき)

「裏箱」にいれようかな~?やっぱりやめようかな?~♪
と自問自答しながら表でアップ(笑)

まあ、いっか。本番前だったし表でも♪←そういう問題ではない。

過去の自分の創作見たら、結構、こんなの表に出してたのね?って恥ずかしくもなり←今さらです。

元々書いてあったカット部分に、表だから、極力大人表現もソフトに~。オブラートに~。と工夫して加筆してみました。
それでも3年ほどのブランクは結構きびしいものがありましたけど(汗)

この表現どこかで使ったかな?
このシーン書いたかな?と過去の自分の作品が気になりますが、
全部読み直ししてチェックすることも出来ず。

まあ、やることは一緒なんですけどね。←やることって言うな。

イヌのえっちはワンパターンで無いと勝手に思っているもので♪
きっとヘリちゃんを満足させる為に、いろいろな技法を研究してるのでは?と妄想で(笑)

それでも、やっぱりアレの心配(笑)
だって、イヌってぬかりないとか言って、結構抜けてるんですもの♪
わざと確信犯的にやらかすこともありそうですし(汗)
ヘリちゃんもその辺しっかりしてるので、今回は。←今回はって。

若人たちよ。たとえイベントで盛り上がったとしても、未婚者ならば、
ちゃんとしよう、ちゃんと。←何を?


これは、「聖夜の祈り」のおまけ話
24日、イブの夜のカットされたイヌ×ヘリ未公開ラブシーンです♪

ラブシーン(大人シーン)がカットされているのは、構成上わざとなんです。

前後にちょっとシリアスなシーンが入ったり、流れ的にいちゃラブシーンと後のエピソードが結びつかなくなってしまう事もあるので、あえてカットさせて頂いてます。

物足りなさを感じたりするかもしれませんけど(汗)

シリアス長編になると、こんな構成が多いです。

大人シーンは部分的に裏箱で書いたり、短編で後でおまけ話として公開って感じにします。

元が大人話メイン長編の時はバリバリ書きますよーっ。←本当?
裏箱もまた更新したいです♪

「聖夜の祈り」全体のあとがきは又後日に。

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