先日、親しくしていた人が突然亡くなりました。
目の前で、心臓マッサージされながら救急車に運ばれましたが、
そのまま還らぬ人になりました。
優しくて穏やかで。
辛い日もその人の笑顔に癒されてきました。
そんな人を突然失って、
日々なんとか耐えていた私もフツリと糸が切れたようです。
いろいろあって、創作が難しくなり、コメントレスやブログの管理も
厳しいとの報告雑記、「ごめんなさい」の記事を書いてから、
ある常連の読者さんからショックな拍手コメントを頂くようになりました。
よくコメントを下さっている常連さんが、私のこと?と思われるかも
しれないので、書きますが、雑記とドラマ感想記事に
「自分勝手だ」とか「好き勝手に」「えらそうに」と書いてくる匿名さんです。
最初は、呆気にとられて、コメントレスしないことに腹がたってるのか、
創作出来ないのに、ドラマ感想や雑記書くのが嫌なのか、みつばが、りあ充しているようで、
妬ましいのか、なんだろう、って思いました。
通りすがりの方ならともかく、よりにもよって創作記事読んでいる常連さんが、
どうしてこんなコメントを何度も何ヶ月も書き込んでくるんだろう。
この5年間1人もいなかったのに。って悲しくて、書かれるたびにへこみました。
でも、これも励ましなんだって、この人もリアルで辛いことがあって、
何度か書き込めば、スッキリするんじゃないかって、そう考えて受け止めてきたんですが。
本当はスッキリしたんでしょうか。
甘ったるいジュース飲み続けたみたいに、
書き込むほどに、喉の渇きを覚えたんじゃないでしょうか。
このブログ、「みつばのたまて箱」は、みつばが、好き勝手に書くために
立ち上げたものなので、「自分勝手」と言われても、その通りなんです。
本当は、このブログを閉鎖するときに書こうと思っていた話を書きますね。
このブログを立ち上げた本当のきっかけ。
もちろん、検事プリンセスのドラマを見て、感動したから、なんですが。
漫画の仕事で挫折してから、ずっと出来なかった創作をふたたび始めた理由は、
あの年に、ネットの友人を失ったからです。
2011年の3月11日に。
みつばのたまて箱を立ち上げる、ずっと前。
それまで、育児の悩みを相談出来る人が近くにいなくて、
ママ友もずっと出来なくて。
せめて、と、記録かわりに立ち上げたサイトに来てくれた人でした。
リアルでは辛い日々だけど、せめてネットでは、面白、おかしく。
楽しいことだけ。そう記録したサイトをリンクしてくれる人が増えてきて
嬉しかったです。でも忙しくて、くるコメントに返事を書くのでせいいっぱい。
リンクしてくれた人のサイトには挨拶にいけず、
「夜中に記事をアップ出来るよゆうはあるんですね」というコメントや、
管理が届かずスパムコメントも増えたので、制限をかけてしまいました。
それでも、リンクやコメントを続けてくれた方の1人で、
先輩ママだった彼女は、よく励ましてくれたり、アドバイスをくれたりしました。
でも、あの日。2011年の3月のあの日から、
彼女のサイトの更新は途絶えたまま。
他にリンクして下さってた人は、皆、みつばより西か南に住んでる方でしたが、
彼女は非公開にしているものの、サイトの記事からみつばより東北に住んでいることが
伺えました。
節電で、みつばの地域も計画停電があった時なので、
きっとサイトもお休みしているだけなんだって思いました。
たまたま休止していて偶然なんだって考えました。
でも、数ヶ月たっても彼女のサイトはとまったままでした。
それまで毎日のように更新してたのに。
メールも出しました。
でも返事はありませんでした。
更新も連絡も途絶えた彼女のサイトを見て、
ずっと足踏みしたままだった自分を振り返って、
後悔したくないって思ったんです。
仕事として創作は出来なくても、
何かを創作したいって気持ちがあるなら、
どんな形でもいい。不完全でも、雑文だろうと、雑絵だろうと、
誰かに見てもらいたいって思いを実現しないまま終わりたくないって。
それで、検事プリンセスのドラマに感動した感想をただ
思うまま書いた「みつばのたまて箱」が生まれました。
そこから、もう、とても仕事してたと言えないボロボロのイラストも
誤字だらけの二次小説も書くようになって。
楽しかった。生きてるのが楽しいって思えました。
読者さんも増えてきて、凄く嬉しかったです。
でも、以前のサイトの件を教訓に、
コミュニケーションは最小限に、非公開で。
忙しく管理が厳しくなった時も考慮して。
二次創作が中心になってきても、
創作が出来なくなる時も考え、副題は、二次創作サイトでなく、
好きなものの、感想やイラスト、小説など、というのは、
ずっと変えず。
だけど、検事プリンセスや、他のドラマ好きな読者さんと
ブログ通じて語るのが楽しくて。
他にもいっぱい仲間がいるんですよって、他の方にも
知って欲しくて、コメントの制限を外してしまったんです。
全然後悔してません。
みつばが、気持ちよくなるコメントだけください、とは
お願いしてませんから。
ただ、このブログの雑記までしっかり見ている常連さんである人が、
今唯一、秘密の憩いの場として作ったみつばの大切な庭に、
故意に石を投げて去って行くのを見るのは辛いです。
今まで、このブログで癒された、というコメントを頂いたこともあり、
全ての苦労やリアルの疲れが消えるほど嬉しかったです。
コメントせず、読み逃げばかりで申し訳ない、というコメントを残してくれた方も、
非公開でも近況報告や挨拶のコメントをよく残してくださる方も、
記事をチェックしたり、時々見ていってくれる常連さんも。
本当にありがとうございます。
好きな時に好きな記事見ていってもらえたら、それだけで、
今のみつばには十分励ましなんです。
プロなら、リアルがどんなに辛かろうと、読者のために
創作するはずです。
げんに、みつばの師匠は昨年大きな手術をして、体に爆弾抱えながらも
今も命削って創作してます。
みつばには、それが出来なかった。
だけど、かわりに、この「みつばのたまて箱」を立ち上げました。
大抵、創作サイトが無期限に休止したり、閉鎖する理由。
題材としてたものに、萌えが無くなった。創作する情熱を無くした。
読者さんからの誹謗、中傷で意欲を無くした。
リアルが忙しくて更新する時間が無い。
以上の3つのようですが、
みつばは、情熱も萌えも失っていないので。
たとえ、「みつばのたまて箱」を失っても、
生きている間は、どこかで違う場を作ると思います。
「ごめんなさい」の記事の裏の背景に何があるのか、
確かに読者さんには関係無いことで、自分勝手なことでしょう。
3月にとうとう、更新の無かった彼女のサイトのアカウントが消され、
本当に失ってしまったと実感して、泣きました。
明日、出棺される知人に、もう二度と会えないのだと思って、
私は、この後また泣くでしょう。
突然なんです。
昨日まで当たり前にいたのに。
ずっと体調が悪かったのですが、今月、精密検査が必要だと申告された
みつばだって、どうなるか分からないんですもの。
「ごめんなさい」は、もう言いません。
だけど、どうか。読者さんにお願いです。
とくに、ずっと、このブログにいらしてくれている読者さん。
生きていて、楽しいって心底思えること見つけて下さい。
みつばや、このブログに執着せず、
見たくない記事や嫌だとおもうことには付き合わず、
他にワクワクすること探してください。
みつばは、これからも、
生きている間にせいいっぱい、感動したことを、
雑記や、感想や、創作で書いていきます。
それで、体調も状況も良くなったら、
このブログの創作を全部完結させて、終わらせたい。
時間がかかっても、時間というものが残されてるなら。
いつか常連さんたちに読んでもらいたいです。
それが、みつばの今生きている目標の一つです。
匿名さんも、きっとみつばが、傷つけていたんですよね。
ごめんね。何度も来てくれて、記事をいっぱい読んでくれてありがとう。
希望に添えなくてごめん。検事プリンセスの二次創作。
良かったらラストシーンをみつばが書けるまで、見守っていてもらえると嬉しいです。
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