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韓国ドラマ「キング~Two Hearts」の二次小説
「歌姫の騎士」後編です。

ドラマのラスト20話からの続きとして読んでください。

ドラマを見たことのない方はネタバレも含まれますので、ご注意ください。
また、この二次小説の主人公は、ジェハの妹のジェシンです。


「キング~Two Hearts」のあらすじを
ジェシンとシギョンについての部分のみ19話、ラストの20話より簡略に。

イ・ジェシンは、ドラマの主人公、韓国の国王(もし、今も王室があったら?という仮想設定)ジェハの妹姫。
近衛隊のウン・シギョンと、不器用な恋をはぐくんでいたが、
シギョンが、銃弾に倒れ、亡くなったと聞かされる。
それから、4年。
ジェシンは、シギョンへの想いを心の片隅に置いて、見合いに臨もうとしていたが…。



二次小説を読む注意点は、今までこのブログで更新してきた
「検事プリンセス」の二次小説と同じです。
初めてブログに来られた方は「お願い」を一読してください。



歌姫の騎士(後編)





ややあって、ジェシンはコクリと息をのんだ後、
シギョンを挑むような目で睨み付けた。

「…シギョンさんのわけないわ。騙されないわよ。
シギョンさんは、黙って部屋に入ってくるような不作法者じゃないもの」

低い声で話すジェシンにシギョンは沈黙していた。

そんなシギョンにジェシンは続けた。

「あの人は4年前に亡くなった。そう聞かされたわ。
葬儀もあった。国王を守って殉職した英雄。そう言われていたのよ。
それに、私はお墓にも行ったわ。だから、生きているはずがないのよ。
今度は一体どんな陰謀なの?よりにもよって私の前にシギョンさんの姿で現れるなんて。
たちの悪い冗談はやめて。怖いっていうより、腹が立つわ」

言葉だけでなく、ジェシンは、本当に怒りを感じていた。

もし、仮にジェシンに危害を加えようとしている人物であれ、
「ウン・シギョン」の顔をして、名をかたる男が、目前にいることが
ジェシンの心を奮い立たせていた。

恐怖より、怒りに震えた様子のジェシンを目の前に、
シギョンは、困惑した顔になっていた。

その表情が、あまりにも記憶の中のウン・シギョンそのものだということに、
ジェシンは気づいた。
警戒しながらも、下手に出ているような不審者に
心は、ますます混乱していった。

…本物なの?

疑念を持ちながらも、ジェシンは、攻撃的な姿勢を崩さなかった。

「何か反論は無いの?」

「はい…いえ、言いたいことは沢山あるのです。
しかし、先に釈明させて下さい。そして謝罪も」

シギョンが答えた。

「謝罪?」

「はい。私が、長い間、王女様を騙していたということです」

「だましていた?どういうこと?説明して」

「王女様」

シギョンが少しためらった間をあけ、短い吐息をついた後、
意を決したように口を開いた。

「私は・・・ウン・シギョンは死んでいません。
この通り生きていたんです。4年前のあの時から」

あの時、というのは、ジェシンには、ハンアやジェハの口からしか聞いていない出来事だった。

ジェハの目の前で、キム・ボングに銃で撃たれたと。

「生きていたのなら、兄さんと姉さんがそう言うはずよ」

「はい。じつは、ジェハ様はご存じでした」

シギョンの言葉にジェシンが目を見開いた。

「なんですって?じゃあ、姉さんも知ってたの?」

「いいえ。ハンア様はご存じないはずです。私が生きているという事実を知っていたのは、
国王のジェハ様と、ほんのわずかに限られた者だけ。私の父すら、そのことを知らされていません」

「どういうこと?もっと説明して」

見合いの間、この屋敷内で待機していると言っていた兄、ジェハの顔を思い浮かべながら、
心の混乱を必死で沈めようとジェシンは務めて冷静な声で言った。

シギョンが静かに4年前からのことを語り始めた。

「4年前、私が撃たれた後、私の心臓は確かに一度停止したのです。
搬送された病院で息を吹き返しましたが、意識は戻らなかった。
かろうじて、命をつないだ状態ではあったのですが、長い間私の体は生死をさまよっていたと、後に、ジェハ様からお聞きしました」

「意識不明の重体だったのね。
でも、どうして兄様は、そのことを私達に隠していたの?」

「その頃、まだ、キム・ボングは自由の身でした。
キム・ボングの身柄を拘束するための確たる証拠が少なかったのです。
その状況下で、もし、私が生きているという事がクラブMに知れたら…。そのことをジェハ様は危惧されました。私はクラブMに潜入した時に、いくつか有力な情報を入手していたのです。キム・ボングにとって不利な情報を。
だから、生きていると分かれば、私の命を狙いに来ていたでしょう。
ジェハ様は、機が訪れるまで、私が亡くなったことにして匿ってくださっていたのです」

「兄様の行動の意味は納得できるわ。でも、私達に隠しておくことは無かったんじゃないの?」

…私が、シギョンさんの死を聞かされてどんな思いをしたのか…。

ジェシンの震えは、今度は怒りではない所から来ていた。

そのことをシギョンも分かって、気まずそうな伏せ目がちになった。

「どうか、国王のお考えとお気持ちをお察しください」


シギョンが生きていることを、
シギョンの父親にも近衛隊にも、妻ハンアにも伏せていた、ジェハ。

それは、信頼していないからではない。

シギョンが生きていることを知る者には、
危険が及ぶこともあるかもしれない。

ジェハは、シギョンだけでなく、シギョンの周りの人間も守りたかったのだ。
たとえ隠している罪悪感に苦しめられたとしても。

それも分かる。…わかるつもりだけど。

「でも、あなたは4年間ずっと、意識不明だったの?
つい先日目覚めたわけじゃないでしょう?」

鋭いジェシンの指摘に、シギョンはますます気まずそうな顔になった。

「意識を戻したのは、ずっと前です。
しかし、その後、私の体はすぐには動けなかったのです。
ジェハ様や王女様を守るどころか、自分自身の身も守れない状態でした。
長いリハビリと訓練を重ねて、ようやく以前と同じくらいに動けるようになったのは、
半年くらい前のことでした」

急所に近いところを撃たれたせいで、体へのダメージが大きかったのも
理解できた。
でも、もどかしい説明を続けるシギョンに、ジェシンは、だんだんイライラとじれてきた。

「言い訳にはならないわ。
キム・ボングもつかまって、裁判で有罪が決定した後、王室に戻ることも、
私達に連絡をいれることも出来たのでしょう?
それに、動けるようになった半年間は何をしていたの?」

「私は公には死んだとされている人間でした。だからこそ、秘密裏に動くことも出来たので…」

歯切れの悪いシギョンの言葉に、ジェシンは、シギョンが言えない事情を悟った。

おそらく、この半年。シギョンは国王ジェハのために、いや、国のために
何かしらの勅命を受けて働いていたのだろう。

たとえば、先日の平和条約の締結。

ようやくジェハの念願がかなう日。
長い間、ジェハや王室はその準備を進めていた。

その大義名分のため、シギョンも影で動いていたのかもしれない。

王族として、国王の妹として、それがどんなに大切な事かは分かっていた。

そして、そのことと、自分の想いを天秤にかけるまでも無いことが分かっていても、
じょじょにこみあげてきた憤りと感情を抑えることが出来なかったジェシンだった。

「…あいかわらず石頭なのね」

ジェシンの掠れた涙声に、シギョンがハッとなって顔を上げた。

「兄さんや国のために忠誠を誓って身をささげて、
あなたのことで、ずっと胸を痛めて悲しんでいた人達の気持ちはどうでもよかったの?」

息子を死なせてしまったと沈むシギョンの父親ウン・ギュテや、
ずっと必死で悲しみをこらえてきた私の気持ちは…。

「任務が終わった後も、兄さんが、まだ会ってはダメだと言っていたの?」

「違います」

シギョンがあわてて首を振った。

「王女様にすぐに会えなかった理由は…」

そこで、口をつぐんだシギョンにじれたようにジェシンが身を乗り出した。

「理由は?」

シギョンが手を口元にあてて、狼狽したように目を泳がせていた。

「…あの…あのビデオ、ご覧になりましたよね?」

ビデオ。

シギョンが言っているのは、4年前、シギョンがキム・ボングの元に潜入スパイをする前に自分の身に何かあったらジェシンの手に渡るように、と撮っていたビデオレターのことだった。

シギョンが亡くなったとされていたので、ビデオはジェシンに届けられていた。

『最初から、あなたが好きでした』

そして、

『愛しています。帰ったら、直接あなたに言います』

そう、シギョンがジェシンに告白していたビデオレター。


「見たわ」

ジェシンが答えた。

あのビデオレターを今まで、何度見て、幾度涙を流したことだろう。


「そうですよね…見ましたよね」

口元を手で押さえて、急に落ち着きのなくなったシギョンに、
ジェシンが厳しく眉をひそめた。

「まさか、ビデオレターを見られたことが恥ずかしくて、
私の前に出てくることがずっと出来なかったの?」

耳まで赤く染まっているシギョンの顔に、ジェシンは自分の言葉が
当たらずとも遠からずだったことを確信して、ますます険しい顔になった。

「ほんとに、どこまで石頭で、堅物な男なの。その性格、1度死んだくらいでは、
直らなかったようね」

口汚いと思われても、これくらい言わないと気がすまない、とジェシンは思った。

もう、目の前の男が、亡霊でも、幻覚でもなく、
まぎれもなく、ウン・シギョンだということは分かったジェシンだった。

ただ、今は、
生きていてくれて嬉しいという感情を素直に表に出すことが出来なかった。

「申し訳ありませんでした。お許しください」

シギョンは、律儀に、深々と頭をさげて、ジェシンに謝った。

「…ゆるさないわ」

ジェシンが静かに答えた。

「兄さんには、後で言いたいことが山ほどあるわ。
でも、その前に、シギョンさん。あなたよ。
私の怒りは、言葉で伝えるには足りないの。1発くらい殴らせてくれるわよね?」

「王女様の気が済むのでしたら」
…何発でも。

生真面目な顔でシギョンが頷いた。

「じゃあ、こっちに来て」

ジェシンの言葉に、シギョンが車いすに座ったジェシンの近くまで歩み寄ってきた。

そして、ジェシンのすぐ目の前に立ったあと、
シギョンは片膝を折って、身を屈めた。

「どうぞ。ご存分に」

目の高さで、
まっすぐに自分を見上げるシギョンをジェシンは見つめ返した。

そして、片腕をふりあげて・・・。

ジェシンは、その腕をシギョンの首に回して、倒れこむように
体を傾けた。

シギョンがそんなジェシンの体を両手で抱きとめた。

シギョンの体の温もりを感じながら、
ジェシンは、目を閉じた。

…あたたかい。生きている人間の体だわ。
生きてる。シギョンさんが生きている。

シギョンがまぎれもなく生きているという事を確信して、
ジェシンは、シギョンの首に両腕をまわした。

そして、4年前から、
シギョンが自分の元に戻ってきたら、一番に言いたかったことを
口にした。


「おかえりなさい。シギョンさん」

「はい」

ジェシンを抱きしめながら、シギョンも目を閉じていた。

「遅くなりましたが、ただいま戻りました」

お互い、体に回した両腕に、ジェシンとシギョンは力を込めた。

「ずっと…本当はずっと会いたかったです」

シギョンの言葉に、ジェシンがフッと笑った。

「今までこっそり影で私のこと見ていたでしょう?」

…どうして、それを?

そう言うように、動揺し、ピクリと反応したシギョンにジェシンが笑みを広げた。

ずっと、感じていた、誰かの視線。
あれは、あなただったのね。シギョンさん。


「でも、こんな風に劇的に再会することを計画したのは誰?
兄さん?それとも、あなたがビデオで言っていた“ユーモア集”に書いてあったの?」

「ジェハ様に、この『お見合い』をセッティングして頂きました。
そして、いつまでも動けない私の背中を押してくださいました」

もう、可能だというのに、ジェシンに直接会うことを、いつまでもためらっていたシギョンに業をにやした兄の気遣いだったのだろう。

「王女様」

シギョンがジェシンの体をそっと離そうとするのを、「駄目よ」と言ってあわてて
ジェシンがしがみついた。

「王女様?」

ジェシンがシギョンの首に抱きついたまま、嫌々をするように首をふった。

「涙で化粧が落ちた顔を見られたくないわ」

「大丈夫です」

シギョンが柔らかく笑った。

「あなたは綺麗です」

「…この4年間、ユーモアだけでなく、お世辞の鍛錬もしていたのね」

ジェシンの皮肉にもシギョンは微笑して「そうです」と答えた。

「それと、他にもずっと、王女様に会えたら言おうと思っていたことを聞いて頂きたいのです。だから、顔を上げて頂けませんか?」

シギョンの優しい声に、ジェシンがようやく顔をあげた。

涙で濡れたジェシンの美しい瞳に吸い込まれるような引力を感じながら、
シギョンはじっと、ジェシンを見つめていた。


…自分には高嶺の花だと思っていた明るく美しい人。
眩しすぎて、いつも直視できずにいました。
私にとっては、本当は国よりも大切なあなたに。

…ずっと、言いたかったのです。

そんな思いを込めて、シギョンは言葉を口にした。


「愛しています。…ジェシン」

丁寧な言い方だったが、王女様ではなく、ジェシンと名前で呼んだ
シギョンにジェシンが泣き笑いを浮かべた。

照れてはいたが、まっすぐに自分を見つめて告白した
シギョンに、ジェシンの胸がいっぱいになっていた。

4年前にうけとったシギョンのビデオレター。

そこで、自分に向けて「愛しています」と言っていたシギョンに
もう、届くことは無いと分かっていながら、何度心の中で答えていただろう。

そのセリフを、今なら口に出来る。


「私もよ」

ジェシンが言った。

「私も、あなたを愛しているわ。シギョンさん」

嬉しそうに、シギョンが頬を緩めた。

シギョンが、手を伸ばして、そっとジェシンの片手をとった。
そして、その手を両手で包み込んで、優しく握りしめた。

「今まで、長い間、あなたを悲しませていたお詫びをさせて下さい。
そして、どうか、私のお願いを聞いてください」

・・・お願い?

眼差しだけで問うジェシンを、シギョンはまっすぐに見つめていた。

「私を、あなたのおそばにいさせて下さい。
近衛隊でなく、護衛官でもなく、一人の男として、
一人の女性としてのあなたを守らせて欲しいのです。これから、ずっと。」

…お願いを聞いて頂けますか?

シギョンにとっては、最大限勇気を振り絞ったプロポーズだったのだろう。

話していることは、もう十分私的な内容なのに、
この後におよんで、まだ、臣下としての姿勢を崩さずに丁寧に懇願するシギョンに、
ジェシンは呆れたように苦笑した。

きっと、心ではどう想っていても、
シギョンが、この先も王室で働く限り、有事の事態があれば、
自分より国王や国を優先して動くであろうことが、ジェシンには想像がついた。

それでも、自分が、
この不器用で、義理堅くて、堅物の男を、

自分の応えを不安げな面持ちで、でも、真面目な瞳で待っている、ウン・シギョンという男を、これからも愛し続けるだろう、ということもジェシンは確信した。


「…条件があるわ」

ジェシンが静かに言った。

「私をずっと悲しませたお詫びにして欲しいことがいくつかあるの。
それが出来るのなら、あなたのお願いを聞くわ」

「なんでしょう?王女様」

「ジェシンよ。まずは、二人きりの時は、そう呼んでくれるのが1つめの条件」

「はい…王・・・ジェシン」

その丁寧な物言いもあらためて。

そう言おうとしたジェシンだったが、緊張した面持ちのシギョンに、
…この課題はこれから、少しずつね…と思った。

「2つめの条件。歌って」

ジェシンの言葉に、
何でも条件を飲むと言うような真剣なシギョンの顔が困惑したものに変わった。

「以前、一度歌ってくれたでしょう?あの歌を、今歌って欲しいの」

ほら、近くにピアノもあることだし。ねっ?

悪戯っぽく笑うジェシンに、シギョンがつられて微笑んでいた。

「さきほど弾かれて、歌われていた歌も良かったです」

「ええ、ずっと歌の練習を欠かさなかったのよ」

車椅子を動かして、ピアノに向かうジェシンにシギョンが続いた。

「リハビリも続けていたわ。この4年間で、私は強くなったの。
だから、シギョンさん」

ジェシンが振り返った。

「私は、あなたに守ってもらわなくても大丈夫なの」

急に寂しげな目になったシギョンに、ジェシンが首をふって温かい眼差しを送った。

「あなたのお願いを断るという意味じゃないわ。
私は、シギョンさんとこの先、一緒に対等に生きていきたいの。
あなたにふさわしい女性になりたいから」

『あなたにふさわしい男になりたい』

そう、ビデオレターでシギョンがジェシンに言ってくれたこと。

…私もそう思っているから。
もう、騎士(あなた)に守られるだけの姫じゃないわ。

ジェシンの想いはシギョンにしっかりと届いたようだった。

「ええ」

シギョンが力強く頷いた。

「一緒に生きていきましょう」


シギョンとジェシンは見つめあって笑った。

話したいことはたくさんあった。
お互いの身体をもっと抱きしめたいという思いも。

でも、全部、後にとっておこう。

そう、まだこれから、いくらでも、時間はあるのだから。

だから、今は、

「歌って。シギョンさん」

ジェシンがピアノの鍵盤に指をおいて、音を奏でた。
二人にとって、大切な思い出のあの曲を。

シギョンが歌いだした。

“最初は友達のように…そして、…恋人のように”


ジェシンとシギョンの歌声は、別室にいたジェハや護衛官、外にいた近衛隊にも届いた。

皆は、美しい音色に聞き入りながら、前途明るい二人の未来を予感し微笑んでいた。


…幸せになれ。

ジェハは、大切な妹と友を祝福して、そっと、優しく目を閉じた。


(終わり)



「キング~Two Hearts」のウン・シギョンはこうして生きていました♪
って事を書いてみました。

強引な設定のような気もするけど、シギョン×ジェシンのこんなラストはどうでしょう?

シギョンとジェシンのラブラブ話ではないのだけど、
ドラマ20話で、「見合い」を決意した気持ちを心の中でシギョンに話しているジェシンに、
生きているシギョンと会わせたい~!!という気持ちから。
そして、みつばの、これ以上悶々とする状況はいらない(苦笑)という思いから、
「キング~Two Hearts」のラストをこの妄想に置き換えて創作し、脳内で変換させたくて書きました。

二次小説の出来はともかく(汗)、シギョンファンの方、この設定ありだと思いませんか?
20話で前回のWOCのメンバーとシギョンの事を話しているジェハ。
他のメンバーが「お墓で酒をくみかわした」とか言って落ち込んでいるみたいだったけど、
妙にジェハが明るい感じで。「酒を飲みすぎて、今ごろ寝ているさ」
いくら4年前の事とはいえ、ジョークにしても、あんなにふっきれた顔で話すのは変。とか思って。もしかしたら、ジェハだけ、シギョンが生きている事実を知っていたりして。
そんな風にこのドラマのシーンを見返したら、そうに違いない!と思えてきました♪

でも、こうして、検事プリンセス以外の二次小説を書いてみた、みつばの感想ですが…(デュエリストでさえ、まだ未公開なので)

…むずかしかったです…。

シギョンが、ああいう真面目で寡黙な男なもので。
そこが素敵なんですけど、ドラマの映像の、あのシギョンの魅力を、
私には小説で表現するのは難しかったです。
イラストのシギョンでさえ、イヌに見えるとコメント頂きましたが…
私もそう思いました。それでも、何度も何度も描きなおしたんですよ。あれで(笑)
短髪の男は、今は全部、イヌになっちゃうみたい(単にみつばが漫画の描き分けが出来ないだけかもしれないけど)

シギョンとジェシンの話は、Mエンデの「はてしない物語」(ネバーエンディングストーリーの原作)みたいに、みつばの中でどこまでも、妄想は続いたのですけど、
二人のこれからの幸せな今後を想像しつつ、ひとまず、おしまいです。

これで、心おきなく、「検事プリンセス」の二次創作に戻れます♪
みつばの自己満足につきあって頂いて、ありがとうございました。


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