韓国ドラマ「検事プリンセス」の二次小説「プリンセスは本日もお騒がせ」(前編)です。
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※この二次小説は「
嘘つきは恋のはじまり」前あたりのお話です。
プリンセスは本日もお騒がせ(前編)ヘリは、薬局の棚に陳列されていた妊娠検査薬の箱をそっと手にとった。
そして、そのままレジに進もうとして、
「マ検事?」
と、後ろからかけられた聞きなれた声に、驚きのあまり、手にもっていた箱を落としてしまった。
「あっ…」
声をかけた人物が、ヘリの落し物に目をやり、驚きの声をあげた。
ヘリは、おそるおそる後ろを振り返ってその人物を確認した。
案の定、声の主は、職場の検察庁で同じ部署に所属する後輩、キム検事だった。
キム検事は、驚きを隠せない表情で、ヘリの足元に落ちている妊娠検査薬の箱と、自分を見つめて固まっているヘリを、交互に見つめたあと、そっと近づき、箱を拾い上げた。
「どうぞ。ヘリ先輩」
「あ…ありがとう。キム検事」
ヘリはおずおずとキム検事から妊娠検査薬の箱を受け取った。
「あの…それって…」
キム検事が聞きづらそうに、ヘリの手の妊娠検査薬の箱を指差した。
「もしかして…ヘリ先輩が使用されるんですか?」
もしかして、と言っておきながら、
すでに『そうなんですね?』と確認しているような顔をしているキム検事だった。
「ち、違うのよ」
ヘリは慌てた。
「こ、これはね。わ、私の友人から頼まれて買ったのよ」
ヘリはとっさに噓をついた。
…バレバレ。本当に噓が下手な人だわ。
キム検事は内心ヘリの事をそう思いながらも、目を泳がせて誤魔化しているヘリにつきあうことにして、うなずいた。
「そうなんですか。じゃあ、この2本入りを買うといいと思いますよ」
そう言って、キム検事は棚から検査薬が2本入っている箱をとった。
「え?2本入り?」
ヘリは、目をぱちぱちさせて…どうして?という顔でキム検事を見つめた。
「私の姉が以前、妊娠したかどうか調べる為に妊娠検査薬を買ったことがあるんです。疑いのある初期の頃って、妊娠していても、時期が早いと薬に反応が出ない時があるそうなんですよ。だから、日を改めて、もう1度検査してみることが出来るように2本入りの方が、後で買う手間がはぶけるって、姉が言っていたもので」
「へえ、そんなものなの?」
ヘリはキム検事の話に感心したようにうなずいていた。
「じゃあ、この2本入りのを…友人に買うことにするわ」
「それがいいと思います」
キム検事がヘリに箱を渡した。
「アドバイスありがとう。キム検事」
ヘリがぎこちなく笑って言った。
そして、レジに行こうとして、立ち止って、
キム検事の方に小走りで慌てて戻ってきた。
「あの、キム検事」
「なんでしょう?ヘリ先輩」
「…今のこと、他の人には黙っていてもらえる?」
「え?」
「だから、これを私が買っていたこと。検察庁の中でも、他の人にも黙っていてもらえるかしら?」
気恥かしそうに言うヘリに、キム検事は、力強くコックリとうなずいた。
「分かってます。言いません」
「ありがと」
ヘリは、キム検事に曖昧に笑いかけると、そそくさと箱をもってレジの方に歩いて行った。
そんなヘリの後ろ姿を見つめつつキム検事は、心の中で、
…マ検事が妊娠してるの!?きゃーっどうしましょう。
こんなビッグニュースを一番に知ることが出来るなんて!
相手はやっぱり、あの。イケメン弁護士の彼氏さんに違いないだろうけど、彼氏さんはこのこと知っているのかしら?あの感じじゃまだ知らないみたいよね。
うーっ…誰かに言いたい。でも、言わないって約束したのだから、ヘリ先輩の秘密は私が絶対に守らなくっちゃ。誰かにバレたらマ検事が気まずい思いをするのだもの。
そんな事を考えながら、あこがれのヘリ先輩の秘密を共有出来たことにはりきっていた。
ヘリはと、いうと、レジで支払いを終え、袋に包んでもらった箱をさらにバッグの奥底にしまうと、店を出てから大きな溜息をついた。
…よりにもよって、キム検事に見られてしまったわ。
知り合いに会わないように、マンション近くの薬局もさけて、わざわざ町はずれの薬局に来たというのに…。
『分かっています。いいません』
そう言っていたキム検事の顔は、明らかに、ヘリの噓を見破っていた。
もちろんヘリがコレを使うということが分かっているという感じだった。
ヘリは常日頃自分になついてくれている後輩が、約束を守ってくれることを
期待しつつ、もう一度溜息をついて帰路についた。
妊娠検査薬を購入したのは、もちろん、自身を調べるためだった。
いつも正確に来る生理が、今月は数日遅れている。
…まさかね。
そう思いながらも、恋人のソ・イヌとは、清い関係という仲では無かった。
そして、全く心あたりが無い、と自信をもって言えないところもある。
…『僕に抜かりはないよ』とか言っていて、イヌって、時々、怪しい事があるのよね。
…信頼はしてるけど、信用は出来ないもの。
もし、イヌが聞いたら、間違いなく、何か言い返してくるような事を思いながら、ヘリは、ハァっと軽い溜息をついた。
マンションの自室に戻ったヘリは、すぐにバッグから妊娠検査薬を取り出した。
…もし・・・。もし、これで、陽性反応が出たら?
ううん。ここで悩んでいても、始まらないわ。まずは確かめないと。
反応が出なくても、2本あるから、数日後に又調べればいいのよね。
そんな事を考えながら、妊娠検査薬の箱を持ってトイレに入ったヘリだったが、箱を開封して説明書を読む前には、1本も使用しなくても良いことが発覚した。
ヘリは、トイレの中で、ちょうど、月のものが来たのを知った。
「ふぅ・・・」
一気に拍子抜けしたヘリは、脱力して便座に座りこんだ。
…最近、仕事が忙しくて、体もあまり休めていなかったから、月のものも遅れていただけなのね。でも、この検査薬は消費期限が切れるまでとっておいたほうがいいかも。
なんにせよ。騒ぎにならなくて良かったわ。
―――こうして。
気分転換したヘリは、キム検事に薬局で会ったことも、すっかり忘れた。
もし、今後何か聞かれたとしても、『私は、検査薬を使っていない』と、堂々と言える。
そう思ったからだった。
しかし、このヘリの甘い考えは、ソウル地検、刑事5部、『検事プリンセス、マ・ヘリが検察庁で起こした騒動ランキング』の上位に入るほどの騒ぎに発展するのだったが・・・。
―――翌日の検察庁。
刑事5部、マ・ヘリ検事の部屋で。
朝、一番に部屋に入ったヘリは、いつものように、着ていた私服を脱ぎ、職場に置いている紺色のスーツに着替えた。
そして、飲み物のペットボトルを入れようと、冷蔵庫を開けた。
ヘリは、冷蔵庫の下方に置かれた、風呂敷に包まれた四角いものに目をとめた。
…これ、何かしら?
不審な物体に、ヘリは、首をかしげると、
風呂敷に包まれたものを盗り出した。
風呂敷を開けると、中に弁当箱が入っていた。
…へんね。昨日、夕方に冷蔵庫を開けた時は、こんなの無かったわ。
今朝は、私が一番のりで、この部屋に入ったはずなのだけど。
いったい、誰のかしら?
そう訝しげにお弁当箱を開けたヘリは、
次の瞬間、「うっ」と、呻いて、口と鼻を両手で押さえた。
弁当箱の中には、腐り、溶解化して、さらにカビのはえた
得体のしれない食べ物らしき固まりがあった。
「…何これ?」
悪臭に顔をしかめて、弁当の中身を見つめているヘリを、
偶然、部屋の前を通りかかったキム検事が、開いたドアの隙間から目撃した。
キム検事は、口元をおさえて気持ち悪そうにしているヘリを見て、
目を丸くして立ち止った。
…やっぱり!ヘリ先輩は妊娠しているんだわ。
キム検事はあわてて、ドアから退くと、
…今見たこと。ヘリ先輩が知ったら気まずい思いをするわ。知らないふりをしなくちゃ。
そう考え、そろそろとヘリの部屋から離れていった。
しばらくして、ヘリの部屋に、イ事務官とチャ捜査官が入ってきた。
「マ検事、おはようございます」
挨拶した後、二人はデスクの前で、悪臭を放つ弁当箱の前で固まっているヘリに気づいた。
「なんです?その強烈な匂いをはなっているものは?」
そう不気味そうに顔をしかめるイ事務官の横で、
「あ、それ!!」と声をあげてチャ捜査官がヘリのデスクにつめよった。
「ぼくのです。2週間ほど前、妻が僕にもたせてくれた弁当。捜査で外に出て、食べそびれてしまって、デスクの中に置いていたのを、すっかり忘れていたんです。昨日の夕方に気づいて、今日こそは持ち帰ろうと冷蔵庫にいれていたのですけど、それも持ち帰るのを忘れて…」
「チャ捜査官にも、意外と抜けたところがあるんですね」
ヘリが苦笑しながら弁当箱のふたをしめて、チャ捜査官に渡した。
「すみませんでした」
捜査官が恐縮したように弁当箱を受け取ると、呆れた眼差しをむけているイ事務官にも「ご迷惑かけました」と、ぺこりと頭を下げた。
そんなヘリの部屋での一件を。
すっかり勘違いしたキム検事は、指導役の、ユン検事の部屋に戻ってからも、悶々としながら、考えていた。
マ検事の、さっきのあれ。どう見てもつわりだったわよね。
…ってことは、もう妊娠も初期のころにはいっているってことよね。
検査の結果はどうだったのかしら?病院には行ったのかしら?
今妊娠してるってことは、予定日はいつなのかしら?
そんなことを考え、すっかり仕事の手のとまっているキム検事に気づいたユン検事が眉をひそめた。
「キム検事、悩むような案件なのか?」
「あ、いえ。その、ちょっと…。すみません」
ユン検事の言葉にあわてて、キム検事はデスクの上の書類に目を通すふりをした。
そんなキム検事にユン検事は浅い溜息をつくとチラリと時計に目をやって、デスクから立ち上がった。
「キム検事。もうすぐマ検事との打ち合わせの時間だ。君も一緒に来い」
「は、はい」
資料を片手にキム検事があわててユン検事の後を追った。
資料室で。
ヘリとユン検事の打ち合わせに、キム検事が立ち会うような形で、座った。
二人の先輩検事の事件検証や資料説明を聞きながら、キム検事はヘリの顔をずっと見つめていた。
「・・・・・・・という感じなのだが。…、キム検事、キム検事?」
「え?あ、はい!!」
キム検事がユン検事の声にあわてて反応して、ユン検事の顔を見た。
「今。我々が話していたことを聞いていたか?」
ユン検事が呆れたような声で言った。
「話についていけなくても、メモくらいはとっておくべきだぞ」
「すみませんでした」
しゅんとなって、うつむくキム検事に、なおも、説教をしようとしたユン検事に、キム検事の肩をもつようにヘリが言葉をはさんだ。
「先輩。難解な事件の内容だと、初めのうちは、どこが分からないのかも自分でも気づきにくいのだと思います。こうして話を聞いてるだけでも、少しずつ慣れてくるものですから」
ヘリの優しい言葉に、キム検事は、感動の面持ちでヘリを見つめた。
「君もずいぶんと成長した先輩になったものだな。マ検事」
新人のころとは見違えたぞ。というユン検事の嫌みに、ヘリがいたずらっぽく笑った。
「鍛えてくれた先輩が良かったもので」
「先輩へのよいしょも、磨きがかかったな」
珍しいユン検事の微笑んだ顔にキム検事が一瞬ひるみながらも、
…やっぱり、マ先輩って素敵な人だわ。
でも、妊娠して、もし出産されるなら、近いうちに検事をやめてしまうのかしら?
それって寂しい。
…と考え、暗い面持ちでうつむいた。
そんなキム検事の表情を、ユン検事とヘリは怒られてへこんでいると受け取ったようだった。
「じゃあ、打ち合わせはこのへんにして部屋に戻ろう」
ユン検事は立ち上がって、持っていた資料をヘリに手渡した。
「結構、かさばるが、これで全部だ。持っていけるか?」
「はい。部屋はそんなに遠くありませんし」
そう言って、厚めのファイルを数冊ユン検事から受けとったヘリに、
キム検事がはじけるようにソファから立ち上がって、その手の資料を奪い去った。
「だめです!!」
そう、大きな声で言って、キム検事は、ヘリから奪った資料を自分で抱え直した。
「私が持っていきます!!」
「キム検事?」
そんなキム検事をユン検事とヘリは呆気にとられたように見つめた。
「大丈夫よ。そんなに重くないし、すぐそこまでだから…」
「ぜったいだめです!!!」
きっぱりといって、キム検事はヘリを置いて、資料を抱えたままさっさと先頭を歩きだした。
そんなキム検事の後ろ姿を見たあと、ヘリはユン検事と不思議そうに顔を見合わせて、首をかしげた。
…どうしたんですか?キム検事は?
…さあ、わからん。
資料をヘリの部屋のデスクの上に置いたキム検事は、
すぐにユン検事の部屋の自分のデスクに戻った。
…やっぱり。ヘリ先輩のこと。ユン検事にはお話しておこう。
今、ヘリ先輩を守れるのは、真実を知っている私だけなんだから。
キム検事は、少し考え込んだあと、ユン検事の庁内メールにアクセスした。
『今、資料室で、二人だけでお話がしたいのですが、お時間いただけますか?』
目と鼻の先にいるキム検事からのメールに、ユン検事は、すぐ近くにいるキム検事の顔をいぶかしげに見つめたが、ゆっくりと立ち上がって、部屋を出た。
キム検事もその後を追った。
「…なんだ?話とは?」
ユン検事がソファに座って、キム検事と対峙した。
きょろきょろとあたりを見渡すキム検事は、まわりに誰もいないことを確認すると、ユン検事の顔を思いつめたような顔でじっと見つけた。
「私、ユン検事を信用しています」
「…それは良かった」
キム検事の言葉にユン検事はますます不思議そうな顔をした。
「なので、この話は、他言無用にお願いします」
「一体何の話だ?」
…仕事の話じゃないのか?
そうつづけるユン検事に、キム検事はユン検事のほうに身をのりだした。
「じつは、マ検事のことなんですけど」
「マ検事がどうした?」
キム検事はもう一度まわりを見渡したあと、
口元に手をあてて小声でユン検事に言った。
「マ検事、ヘリ先輩は、妊娠してるみたいなんですよ」
「……にんしん?」
ポーカーフェイスのユン検事の顔が一瞬くずれ、驚きで目が見開くのを見たキム検事は黙ってうなずいた。
しかし、すぐに冷静さをとり戻したユン検事は、
「それは確かか?」と静かにキム検事に聞いた。
「詳しいことは言えませんが、実は、私、先日証拠を見てしまったんです。それに、今日の朝も、つわりで苦しんでいる姿を見ました」
『薬局で、検査薬を買っていた』ということは、約束通り言ってないから。…と心の中で言い訳するキム検事だった。
「つわりだと?」
「ええ、自室で吐きそうになっていて、気分が悪そうでした。
妊娠初期にはある症状ですよね。だから、マ検事には重いものをもたせちゃ駄目なんです」
…さっきみたいに。
そう言うキム検事に、ユン検事は信じられないな、という顔をして聞いていた。
「だが、マ検事からそのような報告はうけていないが」
もし、そうだったとしたら、まず上司に報告するはずだが?
そう続けるユン検事にキム検事は首をふった。
「もう、男の方はわかっていらっしゃいませんね。妊娠していたとしても、女性というのは、安定期に入るまで、周囲にはそういう事は報告しないものなんですよ。それに、マ検事は独身です。こんなこと上司といっても男性の先輩にすぐに打ち明けられるわけないじゃありませんか。その前にいろいろ決めることもあるでしょうし」
「決めることって?」
キム検事の言葉にとっさに疑問が口から出たユン検事に、
呆れたようにキム検事が首をふった。
「ほら。やっぱり分かっていらっしゃらない。独身の女性が妊娠したと分かったら、何を考えるか想像してください。相手の方にも相談して、今後のことを決めなくてはいけないのですから」
「……!」
無言で眉を上げたユン検事に満足そうにキム検事が溜息をついた。
「そんな決断もしなくちゃいけないんですよ?その前に職場で発表なんて出来るわけないじゃありませんか?」
…話の内容に疑問を持っていたユン検事だったが、キム検事の言葉がだんだんともっともらしく思えてきた。
「だけど、今大事な時期の体には間違いないんです。だから、他の人達にはさとられないように、私たちでマ検事を守ってさしあげなきゃ。最初は私だけでも、と思っていましたが、事情を知らない人達が、さっきのユン検事みたいなことをマ検事にするかもしれないじゃないですか。そしたら、新人の私では、ヘリ先輩をかばいきれなくなる事だって出てくると思って」
…だからユン検事の助けも欲しい。そうキム検事が言った。
「わかった…」
ユン検事が頷いた。
「だが。キム検事。この件は、マ検事にしっかりと事実確認したのか?」
「いえ。はっきりとは聞いていません」
「だったら、まず、本人の口から報告があるまでは、ここだけの話にしろ。だが、可能性は0では無い。だから、マ検事が話さなくても、無茶なことはさせないように見ている。君も騒がず、しばらくは静観するんだ。」
「はい。ユン検事」
さすが、刑事5部の首席検事と貫禄でいったユン検事の言葉に、キム検事も素直に返事した。
だが。
こちらも、さすが、過去、入庁以来、検察庁を一番騒がせた、プリンセス検事、マ・ヘリをリスペクトしている新人検事といったところだった。
キム検事は、結局、刑事5部の、他の先輩検事。
チェ検事と、イ検事にも、ユン検事に話したのと同じことを伝えてしまった。
チェ検事とイ検事の二人は、驚きはしたものの、『あの、マ検事だから、あり得ないことじゃない』と、キム検事の話を、すっかり信じ込んでしまった。
そして、その日の午後の刑事5部の会議の時には、
ナ部長以外、全員が『マ・ヘリの秘密』を共有していた。
そんなことになっているとは、つゆ知らず。
ヘリは、・・・今日は、ひさしぶりに、部長からお目玉をくらうに違いないわ。と、浮かない顔で、会議室の席についた。
(「後編」に続く)
(二次小説『マ・ヘリ騒動』(旧タイトル)最終保存日 2011年12月11日)【あとがき】
今年、1月に更新した、二次小説「
高く飛ぶ君へ」の中でもチラリと紹介していたエピソード。
これは、時間軸だと、二次小説シリーズ、シーズン1の後期の話。
最終保存日、2011年の12月って(我ながらびっくり)
「聖夜の願い」とか、「聖夜の祈り」(数年かけて完結させた)のイラスト予告とかをブログでアップしていた頃。
妄想の世界には、時間という概念が無いのかも。
そして、脳の萌え容量って、もしかして無限なのかな?
現実世界で起きた事は忘れるのに、妄想映像のことは、ずっと忘れない(笑)
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