ブログは二次創作の次作品が出来るまでお休みのつもりでしたが、
どうしても、呟きたいことがあって・・・。
以下の雑記は、実は、もう1、2週間前に書いていたのですが、
…あまりにも、みつばの内情がだだ洩れている文だったので、公開を見合わせてました。
なのに、どうして、公開したかというのは、後で語るとして、雑記に興味ある方だけおよみください。
以下。
↓
今期の日本ドラマ、家族皆で、毎週楽しみにしているものがいくつか。
「おじさんはカワイイものがお好き」もその中の1つ。
~という、今日は、みつばのはまっている日本ドラマの感想雑記です。
…日本ドラマは見られるんですけどね(家族全員だから)、Blu-rayは見られんのですよ(テレビをひとり見出来ないのね(涙)
内容がネタバレの箇所があります。
ドラマをこれから見る方はご注意ください。「おじさんは、カワイイものがお好き」カワイイキャラ物に萌え萌えのイケメンのおじさん。(名前のおじ(小路)さんと、中年の意のおじさんをかけてる?)
でも、周囲の人には打ち明けられず、ひっそりとポケットにグッズを持っていて愛でている…という設定のお話。
もう2話目は、みつばの過去のデジャブ?くらいの物語展開でした。
あの、「同志」を見つけたかも?という、主人公の心の葛藤と、その後の展開に、「わかる~~~!!」と共感しまくりで見てしまったみつば。
周囲には秘めていて、堂々と前面に出せない趣味。
リアルの世界で「この人は同志かも?」との出会いが、どんなに嬉しくて。
でも、どこまで深く話していいものか、戸惑ってしまう気持ち。
同じ趣味でも、好きなものでも、違うとこも、もちろんあるわけで。
ドラマでは、主人公のおじさんが、仕事関係で出会ったイケメンデザイナーの河合さん。
ふと、ポケットから、推しキャラのカワイイグッズを落としてしまい、
それを見られた事で、相手に「かわいいもの好き」を悟られてしまう。
でも、彼も、実は「カワイイ推しキャラ」を愛する人だった。
河合さんにカフェに誘われて、話をするも、ちょっと疑うおじさん。
『こんな中目黒でダンサーしているような人が、本当に可愛いもの好きなのか?って』
…でも、見た目のイメージからの先入観ってありますよね?
みつば的には「おじさん」も十分、ギャップの人。
しかも、ドラマのおじさんが一人で住んでいるマンション(今は甥っ子と同居)が凄すぎて。
あの会社に勤めているだけで、あんな家に住めるくらいの給料もらえるの?何か秘密があるのかな?
何か副業してないと、あのレベルに住めないのでは・・・?とか。
話を戻して。
おじさんは、「同志?」と疑いながら、河合さんとLINE交換までする。
それで、カワイイキャラ物のスタンプを押されて、
俺も、やっと、この大好きな推しキャラのスタンプが押せる!って、
わくわくするおじさんの流れも「分かる~~~!」となったみつば。
それで、さらに、どのスタンプにしよう?って迷うところとか。
押しておいて、その後、返信が無いだけで、
「これが既読スルーというやつか」とか落ち込むおじさん。
これも「分かる~~~!!」byみつば。
いえ、LINEスタンプって、押したら、なんとなく会話が成立して、
「じゃあ、また今度」って意味もあるのかな?って、普通はそんな感じでも。
こういう心境の時は、反応が無いと。
「え?え?もしかして引かれたの?まだ早かった?」とかおろおろしちゃうんです。
ところで、どうして、みつばが、こんなに共感しまくりかっていうと、
みつばには、全く同じ経験があったから。
もう20年ほど前の職場での出会い。
相手は、デザイナーの同性の人。
そして、噂では、金持ちが沢山住んでいるという一等地に家があって、
幼少の頃よりセレブ系の学び舎に行っていたという社長令嬢。
とくに仕事でもあまり会話を交わさなかったのだけど。
ある日。彼女の文具か何かで、
マニアックなアニメキャラっぽいグッズを持っているのを見てしまった。
・・・もしかして。もしかして同志?
いや、でも、秋ナントカの腐向けショップに売っているみたいなグッズを愛でてる感じじゃない。
彼女は、洋服などの買い物を青ナントカとか、表ナントカでして、
白ナントカとか、代ナントカのお洒落なレストランやカフェでランチとかお茶しそうなイメージだし・・・。
↑めちゃくちゃ偏見イメージでしたが、後に、結構当たっていたということを知るみつば。
ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き」の中でも、主人公の先入観ぴったりに、河合さんは、本当に中目黒に住んでいてダンスしてた(笑)
まあ、それで、ドラマともろかぶりする展開なんですが。
なんとなく、探り探りで。
みつばは、もともと、職場には、「漫画描いてます」ということは堂々と話していたので。
そういうこともあり。
メール交換の時に、彼女がさりげなく、みつばにマニアックなキャラものの画像を添付してきて、みつばも、それに、さりげなく返す。
・・・うーん。いきなり、この画像添付はまずいかな。
同志かもしれない。でも、ドン引きされるかもしれない。
そんなドキドキ感で、やり取りしつつ、そろそろと近づいてみる。
そうして、だんだん打ち解けて、楽しい時間を一緒に過ごすことに。
推しのアニメイベントだけでなく、ライブとか演劇とか映画も行ったり、
彼女の家にお泊りして、遅くまで、マニアックな話で盛り上がる♪
まるで、恋に落ちた人とデートしてるような気持ち。(同性な上に、お互いに恋人は別にいましたけどね)
そして、
これも、後にドラマ展開であったのですが、河合さんにも辛い過去があったと打ち明けるシーン。
自分の推しキャラのドールハウスを造ったのを、つきあっていた彼女に見せたら、ドン引きされて。以来、他人に打ち明けにくくなったという過去。
これも、「分かるよ~~~。河合さん!(涙)」となって見ていたみつば。
みつばは、どんな職場や環境にいても、周囲に「漫画描いてます」と伝えてました。
でも、そうなる前に、ショックな経験もしました。
職場の彼女に出会う2年ほど前のこと。
「同志」だと思った人に、こっぴどく振られたんです。
学生時代は、似た趣味の同級生たちが自然と集まって話が出来ても、
そういう環境に身を置かなければ、「同志」と巡り合えない。
社会人になってからはますます難しくて。
そんなある時、出会った人で、何となくフィーリングがあうなって思って、自然に一緒にランチしたり、話をしたりしていた人でした。
しかし、その人がある時、実は、元イラストレーターで、漫画家のアシスタントもしていた、と打ち明けたんです。
みつば自身は、そんな話をしていなかったのですが、初めて「同志」に出会えて、嬉しくなって、「実は、私も・・・」と打ち明けたんです。
そうしたら、とたんに、その人の態度が一気に変わって、
「私、イラストや漫画描いている人とは付き合わない事にしているの」と冷たく言われました。
話を聞くと、どうやら、彼女は仕事をしている時、とても辛い思いをしたようで。
仕事として絵を描く辛さとか、イラストや漫画を描いていた周囲の人達との人間関係の摩擦とか。
「漫画やイラスト描いている人って、自尊心強くて、絵を描けない人には褒めてほしいのに、嫉妬も強くて、なのに、自分の意見曲げないし、狭い世界の中で違う趣味の人をすぐ否定するくせに、徒党組むし…etc。」
と、訥々と語った後、彼女は
「もう、私は、“普通”の人と付き合いたいの」と。
「漫画やイラスト描いている人」ってだけで、ひとくくりで語る彼女の考えに偏りがあると感じながらも、そこに身を置いていた時に、よほど辛いことがあったのだろう。と想像。
まあ、指摘していること、みつばにも、いくつか心当たりがありますけど(汗)
その後、みつば自身、あの時の彼女が言っていた事が何となく理解出来た・・・と思うような経験も何度かすることになるのですが・・・。
当時は、大ショック。
だから、全然知らない人や、全く違うタイプの人より、「同志」?という人に近づくほうが怖い。と感じてました。
そんな経験を経て、でも、ある職場の上司に、
「自分の好きなことや、していることを、どんどん他人にアピールするといい。
そうすれば、人は、君のことを助けてくれる」
という、アドバイスをもらってから、周囲に積極的に話すように。
そうしたら、仕事をまわしてくれる方も現れて。
でも、やっぱり、仕事以外では周囲に「同志」がなかなか見つからない。
そんな中、「同志」の彼女に出会えて、一緒にいられたのが嬉しかったので。
「おじさんはカワイイものがお好き」のおじさんと河合さんとの交流に、過去を重ねて、胸を熱くしたみつばなのです。
ドラマ中、「同志」と一緒にファンシーショップに行くイケメンおじさん二人。
(みつば的には、全然『おじさん』じゃないけど)
推しが違くても、キラキラした目で好きな物を誰かに語れるって、やっぱりいいな~。
このドラマを見ていてジーンとして泣けてきたみつば。
みつばは、今は、リアルの周囲で打ち解けてる人達には、中国ドラマにはまってる、とかBLに関心あるとか話していて、周囲の人も温かく受け止めてくれているけど、「びーえるっ何?」とか「そういうドラマあるんだ~」という反応ばかりです。
あの、職場の彼女とは、今でも交流してます。
ただ…身を置いている環境の違いもあるけど、互いに、家庭を持ち、まだ手のかかる子ども達もいるので、なかなか会えないし、メールの話題もつい、育児の話題にいきがち。
でも、あの頃、萌え心を共有した時間は、今でも宝物です。
ドラマの話に戻って。
「おじさんはカワイイものがお好き」
「同志」「推しトーク」という素敵な言葉を連発する、BLで無くても、「趣味」で、イケメンさんたちが意気投合?やら、嫉妬?やらが渦巻く、のが不思議で面白い世界。
主人公の気持ちに共感しまくりで「分かる」ボタンがあったら、100連打してました!
実際に、ドラマを家族で見ながら、一人で「分かる~~!」と何度叫んだことか。←家族にスルーされながら(笑)
みつばの中で、今後も要チェックなドラマです♪
…と、ここまで、はしゃいで一気に書いていた記事だったのですが…。
今週の「4話」…。
みつばが、用事で外出していて帰ってきたら家族が勝手に録画を見ていて。
そのシーンが、もう、これまた「分かる~~!」的に切なさMaxシーン。
おじさんが、河合さんに「仕事が忙しくて、しばらく会えません。また連絡します」って言われたんですよ。
もう、よそよそしく、ぎこちない雰囲気で。おじさんも何かを察する。
これ、言われたおじさんの顔。
ドラマ「陳情令」で、ラスト50話で、藍湛に「一緒にいかないの?」と聞いた後、
何かを悟った魏嬰と同じような顔してた~~~(泣)
…話を戻して。
「今仕事が忙しいから。また連絡する」って台詞。
これ、絶対に連絡来ないから。
待っていても来ないやつだから。
気になっても、仕事忙しいって言われたら、こっちからは連絡できないやつだから。
何等かの考えがあって、その人と距離おこうとする社交辞令の言葉だから。
みつばは、この台詞をメール等で誰かに書かれたら、「うん、分かった」と返事しつつ、
心の中で、「さようなら」って涙します。
事実、こういう連絡してきた人は数か月たっても、数年たっても連絡きません。
そういうことなんです。
忙しいことは嘘じゃないと思う。
でも、数か月たっても、数年たっても、メール一つ出来ないことは無いでしょう?
これは、もう、
「あなたに、自分の時間を使うほどの気持ちはありません」ってことなんです。
恋人でも、友達でも。この人ともう距離おきたいなって時に使われます。
伝える方も、言われた方も、たいてい、お互い、気持ちを察して、離れるでしょう。
でも、相手が趣味や萌えが、同じ、「同志」だった場合、「もう、あなたと同じ気持ちの萌えはありません」って意味も含まれる。
これを、「同志」だと思って、同じ好きな物を一緒に楽しく過ごしてきた人に言われてみる方の気持ち~~~。
楽しかった時間の分、ブツッと関係断たれて、振られる気持ち。
仕方ない。って分かる。人間だもの。
やっぱり、この人と合わない。とか、趣味が合わなくなって話が合わないとかもある。
しょうがない。
でも、このドラマでのラストの、主人公 小路さんの台詞が、みつばの心情そのままでした。
ぽつりと、「こんな思いするくらいなら、一人の方が良かった」
それも、分かる。分かるよ~~~!!おじさん!!(号泣)
何このドラマ。みつばの心読んでるの?
なまじっかリアルで、楽しい気持ちを共有した人とこんなことになるのなら。
こんな辛い思いするなら、ひっそりと自分だけの世界で趣味楽しんでいれば良かった。
本当は、大好きで萌えている物も、見ると思い出して辛くなってしまう。
そうなんです。本当の理由はこれ。
リアルの周囲で、みつばが話せる萌え仲間がいないって、よくブログに書いてますが、
本当は、いないんじゃなくて、積極的に出会いを探してなかったから。
同じ趣味の人をリアルで探すことも、本気で会いたいと思えば、どんどん出来るはず。
そういうサークルとかSNSに顔だしたり、趣味のショップやイベントに行けば会えるんですから。でも、みつばは、そういう事をしなかった。
…イベントに一人で行って、ゆきずりの人とお茶しながら楽しく話した後、「バイバイ」という後腐れの無い出会いは時々ありましたが。←ナンパか?(苦笑)
もし、出会って、それが同じ萌え仲間で、しばらく楽しい時間を過ごせても、
関係がこじれてしまったら、好きな趣味も辛くなるし、相手とも普通の会話すらできなくなりそうだから。(じっさいに、過去そうなった人が一人、二人(ぼそっ))
このドラマの台詞が全部刺さる(涙)
ああ、どうなるの?ドラマの最終回。
どうか。小路さんと河合さんのよりが戻りますように!!
…みつばにしては、全くBL妄想入っていません。
本当に純粋に純粋に、感情移入、共感しまくりで見ていて、
家族に「何で、泣いてるの?」と聞かれながら、本当に泣いて見てます。
ちなみに、みつばが、このブログでしているのは、「萌え増し」なんでしょうか。
それとも「萌え変」なんでしょうか。
結局、みつばも、「忙しいから。また連絡する」って、そんな萌え変をしたってこと?
【以下、拍手コメントレス】
「陳情令」関連記事で無いので、読んでくださっているか分からないのですが(汗)
・初めて拍手コメントを送ってくださった方、ありがとうございます!
原作「魔道祖師」小説の翻訳版、出るんじゃないかな?と日本ファンの方はわくわく待ち中ですね。原作も良いですが、「魔道祖師」ラジオドラマ版は、原作に無いオリジナルエピソードや、台詞がてんこ盛りで入っているらしいので、ご興味あれば聞いてみると良いかもしれません。翻訳版の場合、日本語の呼び名に抵抗が無く、声優さんが好きであれば楽しめそうです。
・「雲山と夜と月」は、デートですね♪みつばも書いていて楽しかったです。
あれ、現在風に置き換えすると・・・
・一人数万円する高級料理店でデートの食事代を出したエリート官僚の彼氏に、露店の飴買って、「お礼♪」って言った居候フリーターの彼氏。
それなのに、すごく喜ぶエリート彼氏…。あ、…自分で書いていて、ちょっと切なくなりました。
・「静室」。お父様が温氏の襲撃から守って、亡くなった説…。原作だとそういう考察もありですね。でも、「陳情令」では、お父様、生きてるって設定でした?(汗)BOX1で確認しなくては。そして、BOX2…。もう発売…。
日本ドラマを見て、共感ついでに、いろんな事を思い出しちゃったな。という、
本日は、雑記でした。
二次小説、新作更新まで、もう少々お待ちください。
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