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昨日?から、検事プリンセスのノーカット版が、どこかで放送されてるんらしいですよ。

これで、また、日本で検事プリンセスにはまりイヌ墜ちして、ソビョン病患者が増える事間違い無しです。

初めて見てから3年以上、ソビョン病を患っているみつばとしては、仲間が増えるのは嬉しい事です♪

みつばは、DVD持ってますが、見られるものならリアル視聴したいです。


初めて見られた方、最初はヘリのぶっ飛んだ感じに引くかもしれませんが、どうか4話くらいまでは、問答無用で見て下さい。
検事プリンセスマジックにはまりますから(笑)


…と、このブログに来て頂いてる方には、今さらな話ですよね。


ただ、ドラマファンが増える中、このブログの妄想創作は、ますます遅筆に。


最近、20年以上前にはまった小説シリーズがようやく完結したのを知ったのだけど、二次小説でまさか、そんなに時間をかけないはず。←…萌え継続以前に自分生きてるのか?


ブログの完全復帰は3年後目標で。

その間も検事プリンセス好きさんが増えるといいな~。


それで、離れていった読者さんが、数年後に、「そういや、あの検事プリンセスの二次小説って完結したの?」と、ふと思い出して、ブログを覗きに来てくれたらいいな~。


そして、「まだ全然進んでないよ」ってなったりして(笑)
←笑い事じゃない。


とにかく。

新旧、ブログに来て下さった方、ありがとうございます。

多分3年前よりブログの読者さんはかなり入れ替わっているみたい。

でも、願わくば、ずっと検事プリンセス好きでいて下さい。


追伸★コメントレス的な話。

DVD購入。これで、いつでもノーカットイヌが見られますね♪応援ありがとうございます。
映画の件、日本公開時期に、また来日されるとファンの方は嬉しいですよね♪

みつばは、最新のほうのパイロットさん姿に興味はあります。
みつばの中で、韓国ドラマの初恋人、ミン・ジョンホ様こと、チ・ジニさんの制服姿も素敵だったけど、心の兄貴、ソ・イヌ役さんの制服姿も見てみたいです♪

イヌが妄想で一番好きなキャラだけど、心の「恋人」じゃない所がポイントです(笑)


本日は、携帯更新で単なる呟き&新規の方、検事プリンセスいいよ~のお誘い雑記でした♪
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韓国ドラマ「検事プリンセス」の二次小説
「囚われの夜」です。

みつばの「検事プリンセス」の他の二次小説のお話、コメント記入は、
検事プリンセス二次小説INDEX2」ページからどうぞ。
このブログに初めていらした方、このブログを読む時の注意点は「お願い」を一読してください。


この話は、「囚われのプリンセス3・5」のイヌバージョンです。


【警告】この話には、大人向けの表現、描写が含まれます。
自分は精神的に大人だと思える方のみ、お読みください。




囚われの夜



タオルケットが捲られた僅かな気配だけで、
寝ていたイヌが、そっと目を開けた。

深夜の暗闇でも、慣れた自室の中で視界は悪くない。

そこで、ベッド脇に座り、キョロキョロと辺りを見回している、
挙動不審な恋人の様子もはっきりと分かった。

…トイレに行くつもりか?

そう考えて、しばらく、恋人…マ・ヘリの後ろ姿を傍観していたイヌだったが、
それにしては、グズグズと戸惑っているように見えた。

ヘリの方は、後ろから見ているイヌに全く気付いておらず、
何やら迷っているように、ブツブツと小さな独り言をつぶやいていた。

「うん…この時間だったら、誰かに見られる確率も低そうだから…」

自分に言い聞かせているつもりらしい、ヘリのその独り言で、
イヌは、ヘリがどうしようとしているのかが分かった。

そして、
ようやく立ち上がりかけたヘリに手を伸ばすと、その腕をつかんで引き止めた。

「やだっ。なに?」

本気で、驚いたらしいヘリが、悲鳴に近い声をあげて、
イヌを振り返った。

「何っていうのは、こっちの台詞だ。どこに行くつもりだ?」

へりが自室に帰るつもりなのは分かっていたが、
イヌはあえて質問をぶつけた。

案の定、「帰るつもりだった」と答えたヘリに、イヌは眉をしかめて見せた。

こちらの都合では、“そういうつもり”は無い。

「荷物はどうする気だ?」

「今度とりに来るわ」

ベッドの下に置いていた沢山の荷物さえ、ヘリには足枷にならないようだった。

ヘリが、自分の中で、こうと決めたら、やりとおす強情な性格だと知っていた。

でも、こんな時にも、そんな生真面目さを通すとは。

長く辛い時期をこえ、ようやく、つい先日恋人として体が結ばれたばかりなのに。

そして、寝ているとはいえ、一緒のベッドにいるのに、
夜が明けないうちに、いなくなってしまう気だったなんて。

こうなってみると、意外に、根っからのロマンチストなのはヘリでは無く、
自分の方だったのかもしれない、とさえ思えてきたイヌだった。

イヌは、ため息をつくと、ほとんど無意識に
ヘリの体を腕で強く引き寄せた。

「朝になったら荷物を持って送ってやるって言ってるだろ。あと数時間、ゆっくりと寝かせてくれ」

…君と一緒に。

イヌの言外の意味を、鈍い恋人は汲み取らなかった。

「イヌは寝ていていいのよ。ねえ、私の服がどこにあるか教えて?」

すっとぼけているわけでも、甘い駆け引きをしているわけでもない。

ヘリのそんな性質も十分知っていたつもりのイヌだったが、
これ以上、自分の真意を言葉で説明する気が無かった。

「教えない」

「もう、意地悪しないで」

…そんな顔を見せられると、本気で意地悪したくなる。

とほうにくれたようなヘリの姿が、とても可愛くイヌの目に映った。

それだけでなく、
上半身だけイヌのシャツを羽織ったヘリの華奢な体。

シャツの裾から出ているスラリとした生足。

暗闇の中に浮きあがる、白く美しい肌から甘く香る女の色香。

それらが、ヘリの内面の純粋さを内包して、
かえって、イヌを強く誘惑していた。

そのことに、イヌの心が気づく前に、体が動いていた。

イヌは、ヘリを両足の間に座らせ、動きを封じ込め、
緊張したように、こわばったヘリの体に手を這わせた。

早急に動いているイヌに、ヘリの体が敏感に反応した。

「イヌ、何しているの?」

今度こそ、とぼけてはいないらしいヘリにも
素直に答えてやる気にはなれなかった。

…分かっているくせに。

往生際悪く、身をよじって、
腕から逃れようとしているヘリに、イヌは縛りの力を強くした。

シャツの上から、ヘリの胸の膨らみをまさぐり、
指を這わせると、その頂きを的確にとらえて、つまんだ。

ヘリの柔らかな突起が、執拗な愛撫で、イヌの手の中で固くなっていく。

下着をつけていないヘリの素肌の感触が、シャツ越しに指先につたわり、
そこから体中に熱がひろがっていくのをイヌは感じた。

「…さっき、したばかりじゃない」

頬を上気させたヘリの横顔を
目の端でとらえながら、イヌはさらに体を密着させた。

「何度でも抱きたいんだよ」

「でも…でも、私。やだ、やめて」

やめて、と言いながら、吐息を荒くし、
ひくひくと微動して全身で身悶えているヘリが余計イヌを煽っていた。

「…本当は“いい”んだろ?」

ボタンをはずし、シャツの中に差し込んだ手で、
ヘリの素肌に直に触れながら、

わざと、意地悪い口調で囁くイヌに
ヘリの耳元が赤く染まった。

「意地悪!」

空を掴むようにバタバタとあがくヘリの手を掴み、
イヌはあっさりと動きを封じた。

「安心しろ。朝、僕が責任をもって起こしてやるから」

そう言って、ヘリの体を抑えながら、
目覚まし時計に手を伸ばしたイヌは、器用にアラームをセットさせた。

観念したのか、安心したのか。

抵抗するヘリの力が弱くなった。

イヌは、スッとヘリの下肢に手を向けた。

「あっ…」

小さく叫んで、
びくりっとヘリの体が震えた。

男と肌を合わせる事に慣れていないヘリ。

まだ痛むのだろう。

唇を固く引きむすび、瞳を潤ませて、我慢しているような
ヘリに強い刺激を与え続けるのは酷のように思えた。

イヌは、出来る限り優しく、
ヘリが感じる場所を、ゆっくりと手でなぞった。

そして、指先で丹念に摩擦を続けて、じょじょに、
ヘリの好反応を引き出していった。

「こんなになって、それでも、まだ帰りたい?」

もう、ほとんど手の中に堕ちかけているのに、
まだ弱弱しい反抗を見せるヘリに、イヌが止めを刺すように聞いた。

ひどい男。

涙声混じりのヘリの呟きが聞こえた。

「やっぱり、もう帰るから。帰らせて」

…たしかに、ひどい男だな。

こんな風に純粋な恋人を辱めて泣かせるなんて。

それでも。

「帰さないよ」

イヌは、刺激に耐えるように閉じているヘリの瞼に口づけを落した。

つい数時間前に抱いたばかりなのに、
もう、こんなに、ヘリを欲している。

体だけじゃない。

心も。

何度でも、何度でも。

ヘリが自分の女になった、という感覚と
実感が欲しくて。

結ばれたという、その想いを分かち合いたくて。

『私、一人があなたに囚われて、余裕が無いみたいで…』

そんな事を言っていたのはヘリだった。

だが、本当はどうだ。

初めての夜から。
いや、それ以前から。

こうなる事を夢見るほど切望していた。

…ずっと、君に囚われていたのは僕の方だ。

全身全霊で。

「愛してる」

無意識に言葉に出た心の声を
イヌは、体の下のヘリに紡いだ。


「…ひどい。反則なんだから」


そう、拗ねたように呟きながらも、
ヘリは、嬉しそうな笑みを浮かべた。

そして、やわらかく、イヌの首に腕をまわすと、
今度はキスをねだるように、目を閉じた。


…せめて、朝の光が、この甘い刻を断ち切るまで、
今夜は共にいよう。


イヌも微笑んで、目を閉じると、
囚われた夜を深く抱くように、ヘリに口づけていった。




(終わり)




「囚われのプリンセス3.5」のイヌ視点。

ですが、「囚われのプリンセス3・5」と台詞とか、
シチュエーションが微妙に違います。

みつばが書いたことを忘れちゃったんじゃなくて、
ヘリ視点とイヌ視点で、本当に違うんですよ。


記憶って、自分の都合のいいように、人間は変えるらしい。

なので、数年後に、この時の出来事を思い出したヘリとイヌの
記憶の違いとでもいいますか。とらえ方の違いというか。

ヘリ視点では、言葉と甘い告白で、ヘリがイヌに説得されたみたいになってますが、
イヌ視点では、ほとんど体でヘリを繋ぎ止めたみたいになってます(笑)

どっちが正しい記憶なのかは、各、読者さんの好きな方で。
どっちにしても、ラブラブな事に変わりはないですし♪

イヌ視点でも、過激度がぬるかったので、裏箱じゃなくて、表でアップしました。
ヘリちゃんも、まだ初ういしいので、イヌもまだ控えめな感じって事で♪

なんか、中途半端な予約投稿時間ですみません。
一番のりの方は早起きさんで、こんな話を読むことに(笑)


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韓国ドラマ「検事プリンセス」の二次小説
「囚われのプリンセス」3.5話です。

みつばの「検事プリンセス」の他の二次小説のお話、コメント記入は、
検事プリンセス二次小説INDEX2」ページからどうぞ。
このブログに初めていらした方、このブログを読む時の注意点は「お願い」を一読してください。


この話は「囚われのプリンセス」4話の中の物語です。
夜中に起きて、部屋に帰ろうとしたヘリをイヌが…の部分。




囚われのプリンセス(3.5話)





…まだ夜明け前みたいだけど、帰らなきゃ…。

ヘリは、気だるげに頭を振ると、
指先を動かすことすら億劫な体をベッドからゆっくりと起こした。

そして、寝癖で、顏の前で千々に振り乱れている髪の隙間から
横で寝ている人物をそっと見下ろした。

ソ・イヌが目を閉じ、ヘリと同じタオルケットにくるまって横たわっていた。

暗い部屋の中でも、至近距離にいるイヌの目鼻立ちが確認できる。

…イヌって、こんなにかっこよかったかしら?

そんな事を思いながら、
ヘリは、無意識にイヌの顔に見惚れた。

以前から、イヌが整った顔だという事に気づいてはいたが、
ヘリの今の心境が、余計そう思わせている。

ヘリにとって、イヌは初めて本気で好きになった男だったが、
先日から、本当の意味で『初めての男』にもなっていた。

そうやって、一気に縮まった関係が、想いにも華やかな色を添えた事にヘリは、
まだ気づいていない。

ドキドキ、と、ときめきながら、
いつまでも、こうしてイヌの寝顔を見つめていたかったヘリだが、
思いを振り切るように、ブンブンと顔を横に振った。

夜が明ければ、また1週間、検事としての仕事が待っている身。

こんな甘い気分で、イヌと一緒に朝を迎えたら、
職場に行くどころか、出勤の準備すらできなくなるだろう。

…イヌが目覚める前に、自分の部屋に戻らなきゃ。

ヘリは、そーっと、タオルケットをめくると、ベッドの外に足を出し、
床に降り立った。

裸ではない。

でも、下着は、上も下もつけていなかった。

上半身はおっている衣服もヘリのものではなく、
イヌのシャツだった。

ヘリの衣服は、ベッドで抱き合う前に、洗面所でイヌに脱がされていた。

事が終わった後、シャワーを浴びたヘリに、イヌが自分のシャツを寝間着替わりに貸してくれていたのだった。

ヘリには腕や肩、丈も大きめなイヌのシャツ。

細身のように見えて、シャツの中のイヌの体が逞しい事を、
ヘリは昨夜、身をもって知った。

そのことを思い出して、照れたヘリは、
シャツの皺を両手でなでつけながら、きょろきょろと辺りを見渡した。

昨夜のままなら、自分の衣服は、洗面所にあるはずだった。

しかし、ヘリが、眠気で朦朧としていた時、イヌが、ヘリの衣服を洗濯機にかけておくから、と言ったのを聞いたような気がしていた。

念のため、洗面所を覗き込んだヘリだったが、
やはり、衣服は無かった。

…じゃあ、後は、その前に私が着ていて洗濯してもらっていた服と下着があるはずだけど、
イヌはどこに置いたのかしら?

イヌと恋人関係になってから、何度も遊びに来てはいたが、
こんな風に一緒に夜を過ごしたのは初めてだったヘリは、まだイヌの部屋の中を熟知してなかった。


寝ているイヌを気遣い、
電気もつけず、カーテンから漏れる、うっすらとした外灯りの光だけを頼りに、
ヘリは、イヌの部屋の中を移動した。

…洗濯機の中には、昨夜の服も無いし…。
乾燥機かけて、クローゼットの中に仕舞ったのかしら?
クローゼット…クローゼットはどこかしら?

イヌの部屋だと分かっていても、ベッドにイヌが寝ていると知っていても、
怖がりのヘリは、暗闇の中で、内心びくびくしながら、歩いていた。

玄関を出れば、マンションの共有通路には灯りがついていることだろう。

とても人前に出られるようない出立ちでは無かったが、
深夜で、イヌの部屋からヘリの部屋までは、階段を挟んで少しの距離しかない。
他の住人に会う確率は低いはず。

いっそ、このままイヌの部屋を出て、駆け足で自分の部屋に戻ればいい。

そう勢いで決めたヘリは、玄関の方にぱっと足を向けた。

しかし、目の前に立ちふさがっていた大きな影に
ビクリっと、体を硬直させると、「きゃっ」と悲鳴を上げた。

「やだっ。なに!?」

「…何?って言うのは、こっちの台詞だ」

ヘリの前に立っていたのはイヌだった。
腕組みをして、呆れたように、ヘリを見つめている。

「どこに行くつもりだ?」

「どこって、私は、ただ自分の部屋に帰ろうとしていただけよ」

イヌが、片眉をしかめた。

「今からか?まだ夜中だぞ」

「私の部屋って、この下の階だからすぐに帰れるもの。
夜だからってあなたに送ってもらわなくても、大丈夫よ」

「だから、こんなに近いのに、何故今帰るんだ?
朝になって、部屋に戻る時に、買い物の荷物を一緒に持って行ってやるって言っただろ?
あれ、忘れていたのか?」

イヌは、チラリと、ベッド近くに置いていた、ヘリの荷物に目をやった。

ヘリも同じ方向に目を向けた。

日中のデートで、イヌがヘリに買ってくれた“初めて記念”のプレゼントの数々が
そこに積みあがっている。
数もさることながら、かさばる上に、かなりの重さがあった。

「当然、忘れて無いわよ。ちゃんと持って帰るつもりだったもの」

正直忘れていたヘリは、取り繕うように言って、荷物の方に足を向けた。

イヌのプレゼントは、嬉しいものだったが、
それよりも、その後にイヌのベッドでした経験の方が強烈に記憶に刻まれていたヘリだった。

ヘリは、思い出すのも恥ずかしい記憶を重ねながら、
タオルケットがめくれあがった、イヌの白いベッドシーツを一瞥した。

そして、後ろに立っているイヌの気配だけでドキドキする胸の鼓動を覚えながら、
わざとらしい所作で、荷物の上に屈みこんだ。

短い距離でも、やはりヘリ一人で荷物を全部運ぶには、無理のように見えた。

「荷物はしばらく、あなたの部屋に置いてもらってもいいかしら?
今度、ここに来る時に少しずつ取りにくるから」

「質ってわけか?」

「そうよ。ほら、また来る理由が出来るでしょ?」

「夜に?」

冗談めかしながらも、真面目な声で意味深な問いをするイヌに、
ヘリは、気まずそうに、頬を手でかいた。

「仕事帰りか、今度の週末に取りに来るわ」

イヌは、軽いため息を1つつくと、ヘリに近寄って、その腕を手で掴み、
無言でベッドの方に引き戻した。

「イヌ?ねえ、話を聞いてた?私、これから部屋に戻るつもりなのよ」

なかば強引に、イヌに連れ戻されたヘリは、
あたふたとイヌのベッドから降りようとした。

そんなヘリの肩を、イヌは、あっさりと抑えこみ、
立てた枕の上に背中を押しつけさせた。

「君こそ、僕の話を聞いていたのか?朝になったら荷物を持って送ってやるって言ってるだろ。あと数時間、ゆっくりと寝かせてくれ」

「イヌは寝ていていいのよ。私だけ部屋に帰るから」

「この恰好でか?」

イヌの視線を追って、自分の身なり…上半身にイヌのシャツだけ羽織った姿を再度確認したヘリは顔を上げた。

「この前着ていた私の服がどこにあるか教えて」

「教えない」

「…じゃあ、下にはくズボンを貸してちょうだい」

「嫌だね」

「イヌっ!」

…また。人の弱みを握って、からかっているのね。

「もう、意地悪しないで。本気で怒るわよ」

言葉とは裏腹に、ヘリは困惑しきった情けない顔をしていた。

そんなヘリの顔をじっと見つめていたイヌがふっと伏し目がちになった。

「意地悪をしている気はない。それに意地悪は君の方だ」

「え?私がなにかした?」

きょとんとするヘリに、イヌが呆れたように深いため息をついた。

「黙って、夜中にこっそりと出て行くなんて。
理由はどうあれ、朝、何も知らずに起きて、一緒に寝ていた恋人がいないことに気付いたら、普通傷つくだろう?」

…たしかに。

もっともらしい意見に、ヘリがぐっと詰まり、とっさにコクリと頷いた。

イヌが、すでに、もう傷ついたような切なげな眼をしている事に、
純粋なヘリの胸は痛んだ。

さらに、

「安心しろ。出勤の支度に時間がかかるなら、ちゃんと僕が起こしてやる」

というイヌの言葉に、ヘリの心は決まった。

「そうよね。朝ちゃんと目覚ましをかけて早く起きれば問題ないわよね」

そう言って、ヘリはイヌのベッド脇にあった、目覚まし時計を
手にとって、アラームをセットした。

「じゃ、あと数時間、たっぷり寝ましょう。イヌ」

中途半端に起きておいて、はりきったように、イヌのベッドの中に
再びもぐりこむヘリの動作に、イヌが続いた。

そして、タオルケットの下のヘリの体を腕の中に抱き寄せた。

…腕枕をしてくれるのかしら?と、ヘリは、ついうっとりとなって脱力した。

しかし、すぐに、自分の体にまわされたイヌの手の動きに、
緊張したように、体をこわばらせた。


「イヌ…?何しているの?」

聞くまでもない。と鈍いヘリでも分かったのだったが、
うわずった声で聞かずにはいられなかった。

案の定、イヌが突っ込んできた。

「聞き方が間違ってる。僕が何をしたいかを知りたいんだろ?」

ヘリを抱いている手だけでなく、耳元をかすめるイヌの吐息にも熱がこもっている。

それだけで、イヌが今何を望んでいるのかも、聞かなくても分かったヘリだった。

イヌに体を求められている。

そう思っただけで、ヘリの全身が甘い痺れのような感覚に襲われた。

「…さっき、したばかりじゃない」

「言っただろ?さっきも」

イヌの手がシャツ越しにヘリの胸の膨らみを撫でている。

「何度でも抱きたいって」

「でも…でも、私…やだ。やめて」

弱弱しい言葉で抗いながらも、
激しさを増すイヌの愛撫に、ヘリの体は翻弄されていった。

「やっぱり、もう帰るから。…帰らせて」

たった1枚のシャツすら、イヌに肌蹴させられた状態で、
帰れるわけもないのに。

ヘリはささやかな抵抗を試みると、
ぎゅっと目を閉じた。

そんなヘリの涙ぐむ瞼にイヌが優しくキスを落した。

「…帰さないよ」

目を閉じていても感じる。
イヌの熱い腕は、牢獄。
低く甘く響くイヌの声は、ヘリにとって呪縛だった。

「愛してる」


「…ひどい。反則なんだから」


そう、最後の理性で小さく呟いて。

まだ慣れないながらも、引き出される体の快感よりも、
イヌに囁かれた言葉に、今度こそ、完全に囚われ、堕ちていったヘリなのだった。


(終わり)



イヌとヘリの初めての夜の翌日の話「囚われのプリンセス」の4話中の補足話になります。
さらっと書いた「3度目のえっち」過程ね(笑)

更新滞りまくってますが、せめてバレンタイン企画に何か甘い話をって思ったのですが・・・

バレンタイン話。「ゲレンデへいこう」廉価盤の2話は、3年前から用意されてるんだけど、(というか、3年前から止まってる)いかんせん、クリスマス話の「聖夜の祈り」でさえ途中なので、更新するわけにもいかず。1年に一回更新とか(笑)←笑いごとじゃない

「聖夜の祈り」もまだ構成してなくて。(すごいよね。たった1つのクリスマス話を数年かけて更新している書き手っていないんじゃない?)←えらそーに言えることじゃない。

今回のこの手のイヌとヘリのやりとり。
結構、みつばのたまて箱でも今まであったので、新鮮味が無いかもしれませんが、
初々しいヘリを久しぶりに書いてみたくて♪

ヘリの性格考えると、ヘリの方が「今夜は帰りたくない~」って言いそうですよね。
でも、体も恋人の関係になって初期の頃は、たぶん、慣れてないヘリは、奥手なような気がします。対して、イヌは、超うかれて、調子にのっている状態なので(笑)

この「囚われのプリンセス」の3回目のえっちにどうやって突入したのか、改めて書いてみようとしたら、じつは2パターン浮かんだんです。

1つは、今回のバージョン。
今までみたいに、結局、ヘリがなし崩しに、イヌにせまられるってやつ。

もう1つは、ほとんどイヌ視点の裏箱バージョン(笑)

裏箱バージョンも一応、バレンタイン企画話として公開予定です♪
イラストはつけられないかもしれないし、裏箱って言って表更新かもしれませんが。
おたのしみに(?)


コメントレス的な話。

みつばは、「LINE」はしてません。
でも、スタンプデザインには興味があります。
「検事プリンセス」のイヌデザインをしてみたい♪
でも、「検事プリンセス」ファンの間のやりとりだけでしか受けないし、
分からないでしょうね(笑)


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