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みつばの「検事プリンセス」二次小説シリーズの
最新作(次回作)「NYへいこう」の予告を漫画で♪


NYへいこう



(注)実際の更新の時は、漫画でなく、
小説になります。


一昨年から更新待ちのクリスマス話。

素顔のあなた」でイヌとヘリの会話でほのめかしてたのですが、
舞台は、アメリカNYです。
イヌが13歳から住んでいて、
ドラマ16話中でも1年間ヘリと離れて住んでいた場所。

「いこう」シリーズは、いつも何かハプニングが起こる…という感じで、
今回も、いろいろあります。

ヘリにとって、
不思議な出会いや、新しい出会いや、初めての出会い…。

そして、もちろん、イヌとのラブラブな聖夜も?

2013年「みつばのたまて箱」にて、公開、カミング・スーン

・・・どうでも、良いことですが、
以前、親しい知人が、「運命の恋人が出来るのはいつか?」と
カード占いした時に、「coming soon」と3回くらい出たらしいのですが、
それから4年…。今だに現れないので、coming soonっていつだ?という
話になったことがあります(苦笑)

お待たせはしますが、
さすがに、そこまではかからないですよ~(たぶん)

コメントレスな話。

イヌ×ヘリパラレルドラマ動画は、
動画サイトで、役者さんたちの名前連名(英字)
で検索してみてください。黒髪長髪のヘリがいます。


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韓国ドラマ「検事プリンセス」の二次小説
「腕枕」です。

みつばの「検事プリンセス」の他の二次小説のお話、コメント記入は、
検事プリンセス二次小説INDEX2」ページからどうぞ。
このブログに初めていらした方、このブログを読む時の注意点は「お願い」を一読してください。


この話は書き下ろしの短編です。



腕枕


シャラリ…。

耳元で、かすかに聞こえた金属の揺れる音に、
ヘリが気づいて、うっすらと目を開けた。

すぐ視界に入ったのは、イヌの胸の素肌。

ベッドの中で、
ヘリは、イヌに腕枕をされて、眠っていたようだった。

昨夜、イヌと愛し合った後、そのまま寝てしまった事は分かったが、
イヌも裸でいることに、ヘリは当惑した。

イヌに腕枕をしてもらうのは、初めての事ではなかったが、
お互い衣服を何もつけずに、体を密着させて寝ていた事に、
明るい朝、今更ながら、恥ずかしくなったヘリだった。

…こんな状態なんて、
イヌもあれから、すぐに寝てしまったのかしら?

ヘリは、そう思いながら、再び瞼を閉じて、
イヌが先に起きあがって、シャワーを浴びにいくのを待つことにした。

しかし、もうすでに起きていて、
そして、ヘリの頭を手で撫でているイヌは、
なかなかベッドから出ていきそうも無かった。

イヌの手首につけられたブレスレットが、動くたびに、
小さな音をたてている。

…そうだわ。私が腕枕で寝ているから、
イヌが起き上がれずにいるのかも。

そう思ったヘリは、「ん・・・」とわざと寝返りをよそおって、
イヌの腕から頭をはずそうとした。

…が、

イヌが、腕枕とは逆の、ブレスレットをした手の方で
ヘリの頭をもちあげて、再び、腕の上に置いた。

「・・・・・・」

…気をきかせすぎよ。イヌ。

ヘリは、目を閉じ続けながらも、じれたように、
無意識に唇を尖らせていた。

そんなヘリに、当然、イヌは気づいていた。

ヘリがすでに起きていることも、
それなのに、狸寝入りしている理由も。

イヌのニヤリと企むように笑った顔は、
ヘリには見えていなかった。

モソモソと、また、頭をイヌの腕から外そうとするヘリに、
イヌは、先手を打つことにした。

ヘリの体にかかっていたタオルケットを手で掴むと、
それを、そおっと、捲りおろした。

…え?

上半身の素肌にじかに触れる外気の感覚が大きくなった事に、
ハッとなったヘリが、思わず目を開けた。

外気だけでなく、明るい光に体を晒されたヘリは、
「やだっ!」と声を上げると、あわててタオルケットを手で引き寄せた。
そして、ククっと、頭上でする、忍び笑いに、ジットリと上目使いになった。

「イヌっ」

「おや?起きた?」

「…知ってたくせに」

面白そうなイヌの顔に、すべて見透かされていた事が分かったヘリは、
プウっときまり悪そうに頬を膨らませた。

しかし、悪戯が成功して喜ぶ悪ガキのようなイヌの笑顔につられて、
ヘリは、つい吹き出して、笑った。

アハハハ、と二人で声を出して笑いあったあと、

イヌが、ヘリに顔を寄せた。

「おはよ。ヘリ」

「おはよう。イヌ」

体を横たえたまま、イヌとヘリは唇を重ねた。

「腕痛くない?ずっと腕枕してて」

顔を離した後、ヘリがイヌに聞いた。

「いや。そんなに」

「そうなの?
イヌの腕の鍛え方がいいのかしら?それとも私の頭が軽いのかしら?」

真剣な面持ちで、真面目にそんな事を考えているようなヘリに、イヌがまた笑った。

そして、ブレスレットをした手をヘリの頭に置いた。

「一晩中、腕枕しているわけじゃないよ。
君は、時々、寝相が悪くなるから。頭が腕からはずれてる事もある」

「ええっ。嘘。嘘よ。私、昔から寝相はいいのよ」

「そうか?それ、誰が証明してくれたんだ?」

「う・・・」

確かに大人になってからは、ほとんど一人で寝ていて…
(母親のエジャとは寝たことはあったが、エジャの方は寝相が悪かった)
こうして、男性と一緒にベッドで過ごすことも、イヌとが初めてで…。

…私って、そんなに寝相悪かったのかしら?

イヌの言葉をまともにとらえて、悩みだしたヘリに、
イヌがふっと笑った。

…君をからかうのは面白いけど、
やりすぎると、君があまりにも純粋すぎて、良心が痛むよ。

「冗談だ。ヘリ。君の寝相は悪くないよ。
ただ、寝返りした時に、離れていくことがあるだけだ」

無意識でも、寝ている間に離れていくということが、
寂しそうなイヌに、ヘリはなんだか居たたまれない気持ちになった。

「あのね。私、イヌの腕枕好きよ。
別に寝苦しいってわけじゃないのよ」

必死に言い訳するように、訴えるヘリの言葉も
本心からだと分かっているイヌは、優しく微笑んだ。

…こんな君だから、余計離したくないんだよ。

イヌは、ヘリの体を自らの方に強く引き寄せた。

「イヌ?もう起きるでしょう?」

不思議そうなヘリの声すら包みこむように、
イヌは腕枕をしたままヘリを抱きしめた。

「イヌ?」

戸惑ったように声をかけながらも、
自分の体にまわされる優しいヘリの手を感じて、
イヌは、口元をほころばせた。

「イヌ?…イヌったら、もう真似して寝たふりしないでよ~。
本当に腕がしびれるくらい、腕枕してもらうからねっ」

そう言いながらも、クスクスと笑っている
恋人の頭の愛しい重みを腕に感じて、

…いいよ。君の枕は、これからずっと僕だけの役目だ。

そう思いながら、

イヌは満足げに目を閉じた。

(「腕枕」終わり)


ショート、ショートです。
イヌとヘリがただ、いちゃいちゃしている話でした♪

真冬だとさすがに寒そうなので、たぶん暖かい季節。
それに、ヘリが少し初初しいので、イヌとそういう関係になって
初期のころかな?「100日記念日」あたりの。

小説は、「みつばのたまて箱」で。
これのイラストは「みつばの裏箱」にて更新。

「みつばの裏箱」についての説明はこちらから。
ほのぼのラブラブイラストなので、
そんなに、きわどい絵じゃないと思ったのだけど←もう感覚がマヒしてる?
念のため。

イヌは、ヘリからもらったブレスレットを。
ヘリは、イヌからもらった指輪をしてるのだけど…分かりづらいですね。

今回の書き下ろし小説は、携帯で全消ししてしまった小説ではないです。
携帯で書いていたものは、産休中にでも、細々と懲りずに書いていこうかと。

お休みの間もブログに来て頂いてありがとうございます。

イヌ×ヘリ、動画ドラマ見られて良かったです♪
ストレート髪ヘリ…ドラマの写真にも出てて、すごく綺麗で、
イラストで描きたいけど、私の場合、ジェニーとかぶりそうです(汗)

イヌ役、パク・シフさんの新作ドラマ、最終回だったんですね。
今年中にDVDでるかしら?映画とか、ドラマDVDのプロモーションで、
又来日されると、ファンの方は嬉しいですよね。

私事ですが、仕事も終わって、体調もようやく良くなってきた♪と喜んでいたら、
子供のクラスがインフルエンザで今週いっぱい学級閉鎖に(汗)
子供は元気いっぱいなのだけど、強制的に今日からお休みに。
昨年も同じこと言ってたような…。
後で、またお菓子を作りたいらしい。
私は、別の創作活動がしたいですけど(苦笑)

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こんにちは。

取り急ぎ、
検事プリンセスの二次小説INDEX2」を
更新しました。というお知らせです。…2日くらい前に。

INDEX1にあった、シリーズの未来話などを
INDEX2に移動しました。

ブログへの拍手、拍手コメントありがとうございます!

動画見られて良かったです♪
パラレルイヌ×ヘリドラマの。
ヘリ…の動画はあまりないのですが、イヌは使用されてますよね♪

私事ですが、

ここにきて、体調を崩して寝込んでいたのですが、
携帯で書き下ろし小説書いていたら、操作ミスで全消ししてしまって、
それが一番ショックでした(涙)
一昨年の夏にやはり夜中に携帯で打っていた「海へいこう」を全消しして
しまった比ではないですけど。

それでは、また~。
入院前までに復活出来たら、最後に少し戻ってきますね。
あ、最後って言ってもブログ閉鎖では無いですよ(汗)


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「検事プリンセス」みつばの二次創作イラスト。

イヌとヘリのコスプレ。

映画「愛の嵐」をモチーフに♪

↓こちら。


イヌ×ヘリ愛の嵐



一度描いてみたかったんですよ~。
「愛の嵐」の“この恰好”をしたヘリちゃんを♪

それに、あのコスチュームのイヌも。

きっと似合うはず…って妄想してました。

(隠しているから、裏箱じゃなくてもいいですよね?(汗))

「愛の嵐」を知っている方いらっしゃるかしら?

あの映画は、初めてテレビで見た時は、衝撃でした。
とくに、あの女性の姿に。

うわ~つ萌えっツボ!!←苦笑。

…で、この二人(イヌとヘリ)
どういうシチュエーションでこんな恰好してるの?って
二次小説妄想ミニ劇場はこちら。↓


イヌ×ヘリ 愛の劇場(笑)


「ふーん。いいんじゃないか?ヘリ」

「イヌも似合っているわよ。
それにしても、イヌは恋愛映画もドラマもあまり見ないって
言ってたのに、この映画は見たのね」

「あれは、恋愛映画じゃないだろ?」

「何言っているの?しっかり恋愛映画だったじゃない。
ああ~。もしかして、あなた、あの女優さんの場面しか
見てないんじゃないの?
…好みのタイプなんでしょ?」

「さあ、どうかな」

「あやしい~っ。私にこんな恰好させておいて、
私を代用するつもりだったのね」

「代用?ああ、そうだな」

「やっぱり~っ」

「…逆だ。初めて見た時、映画の女優が僕にはヘリに見えたんだよ」

「・・・・・・」

「でも、僕が映画のあの男だったら、君のこの姿を他の人間には見せないよ」

「あたり前でしょ!あなた以外の人の前でこんな恰好出来ないわよっ」

…でも、考えていることは、あの映画の男と大差ないんだろうな。

イヌは思った。

…この美しく愛しい女をこうして閉じ込めて、
自分だけのものにしたい、という想いは。

そして、イヌは、

頬を染めているヘリに顔を寄せて、唇を重ねた。


・・・・・・・

って、こんな感じ?(笑)


前からヘリにいろいろなコスチュームを
着せたイラストや漫画が描きたくて、
とくに、セクシーなランジェリーとかをネットで見るたびに、
「あれもいいな~。これもいいな~」と
着ているヘリを妄想状態。

イヌだって、絶対に好きだと思う!

外見はともかく、
時々言動が「…おっさんだよね」と言われる事がある
リアルなみつばの戯言でした♪

コメントレス的な話。

…ところで、「きいろいゾウ」のCM見て、
やっぱり、私もかなり気になってます。
あの女優さんも演技好きなので、映画の夫婦役はかなりツボかもしれない。
時期的に映画館で見られないけど、DVD出たら見たいな~と思ってます♪

先日の「イヌ×ヘリ」パラレル動画ドラマは、「それ」です♪
うまくつなげてますよね。写真とかも。ヘリ…が持っていたイヌ×ヘリ二人の写真は、
あのラブラブ動画にもあった合成のようですし、オルゴールシーンはヨンシクだけど、
写真は、あんな感じで。全体的に切ない話だけど、ラストはハッピーエンドですよね。きっと。

ブログへの拍手、拍手コメントありがとうございます!

検診いくたびに、
子供がすくすく育っていて、
かなり大きめサイズらしいので、毎日ドキドキしてます。

なんとか手術日まで待ってほしいところ。
…あと少しでも、もうちょっと創作していたい(笑)


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先日のブログの記事、コメントレス的な話で書いた件。

やはり、他にもご存じの方いらっしゃったようですね♪

「検事プリンセス」のヘリ役のキム・ソヨンさんの
爆弾発言(?)の件なのですけど、

キム・ソヨンさんが、バラエティ番組の中で、

「前に、共演した相手役の俳優さんに本当に恋をしたことがある」
…うんぬんという話のことです。

女優さん、俳優さん。
万国共通して、ドラマや映画で共演されると、本当に恋してしまって、
つきあったり、結婚したり、噂されたり、ということはよくあることなので、

検事プリンセスのイヌ役のあの方とヘリ役の方が
そういう噂をされているって話を耳にした(目にした)時も、

本当だったら、ドラマファンとして嬉しいな、と思いつつも、

「またまた~」という、

一歩ひいた所にいたのですが、
この件に関しては、ご本人が言ってるようですから。

そりゃあ、もう、キム・ソヨンさんファンだけでなく、
周囲は、「誰!?」な事になるでしょうね。

私は、キム・ソヨンさんのドラマは「検事プリンセス」と、「アイリス」の相手役の方しか分からないのですが、他にもいっぱいいるでしょうし。

ただですね…。

じつは、

イヌ×ヘリ好きなみつばは、
イヌ役のあの方とキム・ソヨンさんの検事プリンセスのインタビュー動画を
いつも見るたびに何度も感じたことがあるんですけど。

ヘリ役のソヨンさんは、イヌ役の俳優さんの方を
はにかんだ表情でチラチラと何度も何度も見て話しているんですよね。

そりゃあ、インタビューですから。
相手役の方の顔くらい見るでしょうけど。

対して、イヌ役の方なんですけど…ソヨンさんの視線5~6回に1回くらい
見るか見ないかなんですよ…。

そりゃあ、ドラマの役から離れて、素ですから、
もう、熱っぽく見つめる必要ないですけど、
そんな映像を見るたびに

「イヌ~!!ヘリが見つめてるのに、もっと見てあげて~っ」
って心の中で叫んでいる、おバカな妄想みつばになってました。

キム・ソヨンさんと対になった(勝手に、みつばが対にしている)

パク・シフさん…あっ言っちゃった。←今さら。…のインタビュー記事。

『気になった女性と会ったりしたこともある』という件。

あれも、勝手にみつばは

ヘリ!?ヘリなの!?

…と思考が暴走。

どちらも名前は明かされてないけど、
ただ、そう思い込みたかっただけ。。。

それにですね。

もし、妄想が本当だったとしたら、だったで、
お二人とも「過去系」で話されているんですよね(汗)

現在進行形なら、ヘリ…ソヨンさんは、番組なんかで言わないだろうし、
イヌ…シフさんだって、言えないと思う。

お二人の相手がどんな方かは分からないけど、
やっぱり、役に恋してたってことなのかな…って。

ところでですね。

このブログはほぼ「検事プリンセス」二次創作ブログになっているので、
イヌ役のファンの方だけでなく、ヘリ役のファンの方もいらっしゃるので、
ついでに、こっそりと言っちゃいますけど(←全然こっそりじゃない)

以前、紹介した「検事プリンセス」のイヌ×ヘリのラブラブ動画の件。

あれは、もう「検事プリンセス」のイヌ×ヘリ好きの方が作られて、
さらに、イヌ×ヘリ好きの方にはたまらない画像集なのですけど。

じつは、パラレルイヌ×ヘリ動画もあるって知ってます?

静止画でなく動画で。

こちらも、イヌ×ヘリ…というか、
パク・シフさんか、キム・ソヨンさんファンの方が創られたものかもしれませんが、
私の中では「パラレル・イヌ×ヘリ」ドラマで♪

日本語じゃないので、細かいストーリーは分からないのですけど、

「逆転の女王」のヨンシクと「検事プリンセス」のイヌ。
ヘリの方は、私が見たことのない、ソヨンさんの過去のドラマのシーンを
多くつかった短編の動画です。

MV仕立てになっているので、なんとなく物語が分かる感じで。

パク・シフさん又は、キム・ソヨンさんファンならとっくに知っているものかもしれませんが、イヌ×ヘリ好きの方なら、嬉しい映像です。

それに、みつばは、せいぜい妄想小説か漫画かイラストしか創作できないので、
リアルな動きで見られるのは感動です。

どんな物語かというと…

イラストで描いてみたのですけど↓


イヌ×ヘリと子供



こんな感じに続きそうなラスト。


字幕が読めないので、あのラストをどう解釈していいか分からないけど、
そして、その前に、ヘリを影で見つめる切なげイヌの例のシーンがあって、
大喜びしたんですけど(笑)

みつば的には、“再会して親子仲良く、幸せに暮らしました”

って勝手に解釈しました♪

なので、イラストは、
子供が「パパ、大好き~」とイヌに抱きついて、
ヘリも「私も~」ってイヌに寄り添う…みたいな~♪
これは、動画にはなくて、みつばの完全妄想イラストです。

でも、ヘリ役のキム・ソヨンさんはストレート髪の映像だったので、
あんな感じで。
やっぱり、ストレートヘアも似合います。ヘリ。

パラレル版、リアル、イヌ×ヘリ動画。
気になる方は、動画サイトで、こっそり検索してみてくださいね。
見つけてもくれぐれもご内密に!

そして、やっぱり、妄想とリアルは、どんなに盛り上がっても
最後には一線ひいておきましょう♪←自分に言い聞かせてる。


本日は、そんな雑記&イラストでした♪


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「みつばの裏箱」更新。

検事プリンセス二次小説「仲直り記念日」8話の
ワンシーンのミニ小説とイラストアップしました。

「みつばの裏箱」に関しては、こちらの説明で。

また、仲直り記念日シーンなのですが、
「試される絆」で、ヘリと少し疎遠になっていたイヌだから、
しつこくて(←何が?(笑))

それに、夜景の前でってロマンチックだな~と♪。

…久しぶりに漫画描いたら、手が鉛のようで、
デッサンにすごい時間かかってしまった。楽しかったけど♪

拍手、拍手コメントありがとうございます。
やっと仕事終わりました。
あとは、直しがくるかもしれないけど、とりあえずホッとしてます。

「ゲレンデへいこう」どころか、クリスマス話も伸びてますが、
余裕のあるときに、少しずつ構成していって、復帰した時にアップ出来るように♪

「検事プリンセス」の放送。
また、どこかで始まるのですね。でも、その放送局たしか一昨年も放映していたような…。
人気があったから再放送するのかしら?
でも、好きならDVDあっても、録画したり、リアルタイムで見ちゃいますよね♪
私も絶対に見ます。

こちらのテレビでは、韓国ドラマ。地上波では
みつばが、以前雑記で気になる~と書いていた「キング~ TWO HEARTS」
を放映していて、録画してますが、半分以上ためまくり、
ようやく倍速で少し見られました。あいかわらず、ハ・ジウォンさんのアクションシーンは素晴らしいな。と。


ヘリ役のキム・ソヨンさんの爆弾発言(?)の件は、
メールで教えて頂いて、私も今さらネットニュースで見たのですが…、
私もお相手は「イヌ!?」←と、どうしても、そちらに妄想がいってしまうのですが、
キム・ソヨンさんの他のドラマは見てなくても、ソ・イヌはとっても素敵だもん♪

本人じゃなくて、役に恋したっておかしくない!
万一事実でも、しょうがないですって。

…演じてる役柄だとしても…(くすん)

演じられている俳優さん自身ももちろんかっこいいですけどね。

・・・って、すでに、決めつけていたりする、「検事プリンセス」病のみつばでした。



ブログのこれからの更新についてですが、

入院までに時間があれば、どこかで予約投稿記事をいれておくか、
余裕があれば、雑記や短編小説でもアップ出来るかもしれませんが、
2月中は、かなりお休みすることになりそうです。

「ゲレンデへいこう」どころか、クリスマス話も伸びてますが、
余裕のあるときに、少しずつ構成していって、復帰した時にアップ出来るように♪

それでは、また。

また、時間の許す限り、不定期更新かもしれませんが、何か創作出来たら、、
アップしますね♪

いつも応援ありがとうございます!!
楽しんで更新してますから、どうかお気になさらずに~。


コメント、メールのお返事は遅くなりますが、
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検事プリンセスの二次小説「素顔のあなた」の感想や
コメント、ありがとうございました♪

短編でしたが、謎の人物、ホン・ヨナン会長が登場することは決まっていた話でした。

ハヌル事務所時代…ヘリへのストーカー時期(笑)のイヌの
交友関係とかも書いてみたかったから。

「わがままな恋人」で、イヌがヘリに見せた夜景の件。

コメントで頂いた、イヌの「養父さん」がイヌを連れていったという見解も、
面白いですし、確かにあるかもしれませんね。

ただ、養父さんに関しては、
「埋もれた約束」と「この道の先へ」で、伏線はって、ほのめかしていたのですが、
イヌのお母さんと知り合いだったということ。

それが、どこで?という所に関しては、私も悩んだのですが、
結局いろいろ考えて、・・・次回作の“クリスマス”シリーズ話に養父さんが登場予定なので、詳細はそのときに♪

タイトルは、かわるのですが、シリーズの次回作は、短編、中編の連作になります。

昨年、リクエストもつのった
「恋人としたい33のリスト2」。(今だに未公開)

あと、シリーズ話的にまた過去にさかのぼりますが、
創作されていない空白の時間の物語なんかも、描き下ろし短編で、携帯更新でも
書く予定♪

じつは、

「夢桜」までには、少なくとも4話(物語)(クリスマス話、「ゲレンデへいこう」含む)
はいってます。あと、それ以外の短編もはいってますが、大きな流れでは5話目くらいになります。
そして、たぶん、今までの「みつばのたまて箱」の中で一番の長編(?)に。

なので、まだまだお待たせすると思いますが、よろしくお願いします。

とにかく、まだ仕事が終わってないので(もう何やってる(涙))
今週中には終わらせて、時間があれば、またブログに戻ってきますね。


今日まで頂いたコメント全部ありがたく読ませていただきました♪
体や出産へのお気遣いありがとうございます。

ブログのお休みがさびしいと言ってもらえて、
申し訳ない気持ちだけど、嬉しかったです。
私も、ブログをお休みしている間はとても寂しいです。


仕事と準備さえ終われば、あとは何とかなる。な気持ちで。


取り急ぎ、拍手コメントのお礼と、
まだです&元気です&頑張ります。雑記でした。


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韓国ドラマ「検事プリンセス」の二次小説
「素顔のあなた」3話(最終話)です。

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この話は「刻印」後のシリーズ最新作になります。




素顔のあなた(最終話)



仕事が終わった後、ヘリは、まっすぐにマンションの自室に戻った。

そして、イヌの部屋に行く前にシャワーを浴びた。
髪の毛を洗おうとして、ふと、シャンプーが切れていることに気づいたヘリは
あわてて、替えのストックを探したが、見当たらなかった。

ここしばらくは慌ただしく、そして、週末は
イヌとずっと甘い時間を過ごしていた事もあって、
シャンプーが切れかかっていたこともうっかり忘れていたようだった。

ヘリは、いつもと違うメーカーの物だったが、新製品のサンプルとして
もらっていたシャンプーをとりあえず使用することにした。

…どうせ、後で、もう1度イヌの部屋でシャワーを浴びることに
なるのだろうし。

そんな事をふと考えて、勝手に火照ってきた肌の熱を沈めるように、
ヘリは、照れ隠しにごしごしと体を洗った。

シャワーを浴び終えたヘリは、身支度を整えて、軽く上着をはおると、
イヌの部屋に向かった。

チャイムを押して、数回ドアをノックし、
「入って」というイヌの声で、ヘリは、ロックの解除された部屋に入った。

「こんばんは~。お招きにあずかりました下の階のもので~す」

そう言って、中に入ったヘリをイヌの応えより先に、
美味しそうな料理の匂いがむかえた。

イヌは料理をしている手を止めないで、
ヘリを見ると、優しい笑顔を向けた。

「ようこそ。もう少しかかるから、椅子に座って待ってて」

「ん。でも、もし、邪魔じゃなければ、何かお手伝いするわ」
…私に出来ることがあれば、だけど。

そう遠慮がちに申し出るヘリに、イヌが「そうだな」とキッチンの上を見渡した。

「じゃあ、ザルの中にある水切りしてある生野菜を器に盛り付けて」

「了解。どういう風にしたらいいって指示はある?」

「君に任せたよ」

ヘリは、イヌの言葉に嬉しくなって、
いそいそとエプロンをつけると、手を洗って、イヌの横に並んで立った。

そして、器に野菜をもりつけながら、チラチラと
イヌの料理をしている手元を見やった。

鮮やかな手つきで、料理を作るイヌは、いつ見ても、思わず感嘆してしまうほどだった。

…真剣だけど、楽しそう。
料理をするのが好きだから。これもイヌの1つの“顔”よね。

そう、思いながら、ヘリは、イヌに今日の夕食のメニューの
レシピを聞いたり、作り方のこつを教わったりした。

そんな話をしている最中に、
「ヘリ、シャンプーをかえたのか?」と突然イヌが言った言葉に、
ヘリは手を止めてキョトンとなった。

「今日は、いつものシャンプーがきれたから、
新製品のサンプル品を使ったの」

隣に並んでいるせいもあるかもしれないけど、改めて言うなんて、
料理の匂いを邪魔するくらいの香りなのかしら?
香水でも、自分でつけていると分からないけど、他人のもので
とくに好きでないものが強烈な時は気になったりするから…。

心配そうなヘリに、イヌが安心させるように首をふった。

「変じゃない。嫌いな香りでもないよ」

ヘリは、ホッと息をついた。

「でも、よくわかったわね」

味覚だけでなく、嗅覚も鋭いのね。と思って言ったヘリの言葉だったが、
イヌは得意げに「変化があれば見逃さないよ」と答えた。

…それはどうかしら。
変化している所は他にもあったのよ?

ヘリは、ジィっと疑わしげにイヌの顔を見つめた。
ヘリの熱視線にも、なんだ?という顔をしているイヌに、
ヘリは、そっと内心ため息をついた。

「…私が睫毛パーマをかけたのは気づいてくれなかったわ」
数日前かけたばかりなのに。

気づいてもらうのを諦めて、自己申告したヘリを
イヌは「気づいていた」と軽く笑い飛ばした。

気づいていながらも、そんな事はどうでもいい。というような男に、
ヘリは、むくれて、頬を膨らませていた。

…外面がいいくせに、こういう時は正直なんだから。

「あなたって、お世辞が言えない人よね」

「嘘は言えない性格なんだよ」

「嘘つき」

からかわれても、イヌとこういうやり取りをすると、
ヘリはつい笑ってしまっていた。それはイヌが、本当に、深刻な嘘を
自分につかない、と信じているから。

楽しげに笑うヘリをイヌが優しいまなざしで見て言った。

「君は綺麗だよ。」
…とくにこの笑顔が。
僕にとって、化粧は、あくまでマ・ヘリの付属物なんだよ。
だから、変わらない。

…イヌ…。

ヘリが返事をする前に、イヌは背を向けて、キッチンカウンターに
料理を並べる作業に移っていた。

…もう。いつもふいうちなんだから。

もしかして、イヌなりに照れ隠しをしているような背中に
ヘリは抱きつきたい気持ちをおさえて、キッチンカウンターの席についた。

イヌの手作りの美味しい夕食に舌鼓を打ちながら、
ヘリはイヌと談笑した。

「ホン・ヨナンさんの別荘の電気の件は大丈夫だった?」

週末に借りていたホン・ヨナンの別荘の事が気になっていたヘリだった。
かなりのお金持ちという感じだったが、イヌとの会話を聞いていたかぎり、
何の見返りもなくただで借りていた、という事が分かったからだった。

「ああ、やはり、電線に雷が落ちていたらしい。工事して直したと聞いた。
ホン・ヨナンさんは、最近使用されていないようだが、定期的に手入れや管理を
委託されているそうだ。ヘリがまた行きたいと言ったら、いつでも使っていいと言われている。ホン・ヨナンさんは、ヘリがとても気にいったみたいだな」

そう答えるイヌに、ヘリが驚いて食事の手を止めた。

「クライアントの知り合いで、合気道の同じ門下生って他にも
ヨナンさんはイヌに借りでもあるの?」

…そんなに親切にしてくれるなんて。

やはり、イヌとホン・ヨナンとのつながりを不思議に思ってしまうヘリだった。

「気が合う人っていうのに、職業や年は関係ないだろ?
ヨナンさんは父というより、僕と祖父くらい年齢は離れているけど、
一緒にいて、家族みたいに思える人だ。「ハヌル」を運営していたころも
僕によくしてくれた。ああ、そうだ。以前、君と一緒に行った夜景の場所。
あそこを教えてくれたのも彼だよ」

それは、ヘリとイヌが再会して、恋人になって、しばらくたった
デートの時に見た夜景のことだった。

「そうだったの」

ヘリが頷いた。

ヘリは、イヌが認め、気を許した人のことを話す時の表情が好きだった。
心底リラックスしている顔になっているからだった。
まだ、よく知らないホン・ヨナンも、きっといい人なのだろう。
ヘリはそう思った。

…イヌが好きな人なら、私もお近づきになりたいわ。

「今度、お食事に誘われたら、私も一緒していい?」

「もちろん。それに彼はそのつもりだ」

いつか、またホン・ヨナンさんと会えたら、
私の知らないイヌをいっぱい語ってくれるかもしれない。

ヘリは、その時の事を考えて、自然に顔をほころばせていた。

夕食を終え、
ヘリとイヌは洗面所で、並んで歯磨きをした後、一緒にベッドに入った。

「明日行くのよね?」

「ああ、仕事を終えたら直接あちらに向かう」

「このまま、次は『向こう』で会うと思ってたわ」

だから、しばらく会えないと覚悟してたのだけど。
会えて、嬉しかった。

言葉を口にしなくても、心の声が如実に顔に出ているヘリの頬を
イヌが優しく手で撫でていた。
そして無言で、ヘリの体を布団の中で抱き寄せると、やわらかく腕の中に包んだ。

「…僕がいない間、また、フラフラするなよ」

耳元に唇を寄せて、意地悪く囁くイヌの言葉に
ヘリが、苦笑して、「もうっ、私がいつフラフラした事があったのよ?」と
反論した。

捉えどころのないあなたを繋ぎ止めておきたいのは、
こっちの方なんだからね。

くすっと笑うイヌの気配に、ヘリも笑って、
ふざけあうように、乱暴に唇を重ねて、
次第に熱を帯びてきたお互いの身体を抱きしめあった。

やがて。

身も心も十分満足するまで愛し合ったヘリとイヌは、
事を終えたあと、甘い余韻を惜しむように深く口づけし、そっと体を離した。

いつものように、髪の毛をイヌに手で優しく撫でられて、
ヘリはうっとりと汗ばんだ体をイヌにゆだねていた。

「もしかして髪フェチなの?」
…さっきは、シャンプーの香りの事を言っていたから。

つい、とっさに聞いてしまったヘリの質問にイヌが苦笑していた。

―― 君の髪についたシャンプーの香りが好きなんだ。

そう答えるイヌの声にヘリの胸がトクンっとときめいた。

「好きなのは、髪のシャンプーの香りだけ?」

「言わないと分からないのか?」

…もちろん、聞かなくても、今なら分かるけど、
言葉で言って欲しい時もあるのよ。
あなたって分かりずらいんだもの。

ヘリの、期待でわくわくしたような顔に、イヌが薄く笑うと、
答えるかわりに、閉じた口をヘリの唇に押し当てた。

そして、いつもと変わらない軽口の応酬を終えた後、
イヌがシャワーを浴びるために布団から出ていった。

イヌの温もりが無くなったことを惜しいと思ったヘリだったが、
一緒にシャワーを浴びるどころか、ベッドから体を起こすのも億劫になっていた。

…そんなに長い間じゃないけど、
明日からしばらく会えないのよね。

そんな事をぼんやりと思い出したヘリは、
「イヌ」とイヌの背中に声をかけた。

「私もイヌの髪のシャンプーの香りが好きよ」

「じゃあ、念入りにシャンプーするよ」

微笑んだイヌの表情に、言いたい事が伝わったと思ったヘリだった。
バスルームに入ったイヌの後ろ姿を見送った後、ヘリは満足げに息をついた。
そして、ベッド上に脱ぎ散らかした衣服をかき集めて着込むと、
再びイヌと自分の体温でホッコリと温まっているシーツに体を沈めて、目を閉じた。

しばらくして。

…ん?

ヘリは、ふと、ぼんやりと意識を戻した。

体は動かずに、瞼も閉じたまま。
それでも、自分を抱き包んでいるイヌの体の熱と、
頭を優しく撫でている手の温もりを、しっかり感じていた。

時折、額や頭に感じるイヌの微かな息遣いと共に降りてくる
やわらかい唇の感触も。

身動きすらしなかったが、
ヘリは、ふわふわした夢見心地の中でも、
内心言い知れぬほどの衝撃を受けていた。

起きている時だけでなく、自分が眠った後までも
イヌが、こうして愛撫を続けていてくれていたこと。
今だけでなく、もしかしたら、これまでもそうだったのかもしれない。

ヘリは、重い瞼を必死で薄く上げた。
そして、そっと、イヌの顔を見やった。

ヘリの髪の毛を手で撫でながら、
目を閉じて、ヘリのこめかみにキスを落としているイヌ。

ほんの一瞬のことだった。

しかし、その僅かな時間が、ヘリには永遠に感じられた。

自分は、本当は眠っていて、これは夢なのかもしれない。
寝ぼけて勘違いした妄想かもしれない。

でも、その時、垣間見たイヌの顔。
それが、ずっと知りたかった“素顔のイヌ”の顔だと、ヘリは強く確信した。

何より、自分へのイヌの気持ちを改めて知った。

――― イヌに深く愛され、大切にされている。

そう感じた。

同時に、あふれんばかりに湧き上がったイヌへの愛しさと切なさに
身体も心も支配されて、
ヘリは、つい想いのたけを唇にのせていた。

「イヌ…愛してる」

それが、イヌに聞えたかどうかまでは分からなかった。

ただ、一瞬、イヌの手の動きが止まったのを感じた。

再び、遠ざかる意識の中、
イヌが、ギュッと自分の体を強く抱きしめたのが分かった。

…僕もだ。ヘリ。
愛しくて、愛しくて、どうしていいか分からないほど、
君を愛しているよ。

耳で聞こえた言葉でないはずなのに、
ヘリは確かにそんなイヌの言葉を『聞いた』と思った。


・・・素顔のあなたを見つけたわ。イヌ…。

ヘリは思った。

もしかしたら、私が気づかなかっただけ。

いつも、イヌはこの顔で私の側にいたのかもしれない。
普段は、近くにいすぎて分からなかったのかもしれない。

それとも、やっぱりイヌが見せてくれなかったのかもしれない。

でも、たとえ、明日の朝起きて、この出来事が本当に夢だったとしても、
これからは、私の心の中にはいつもこのイヌがいるわ。

…愛してる。

そう心の中で呟いて、

ふたたび、髪の毛を撫でるイヌの手の温もりを感じて、
イヌの甘く優しい想いに包まれながら、

ヘリは、安心して心地よい微睡みの中に身を投じていった。



(「素顔のあなた」終わり)


じつは「シャンプー」のヘリSIDE話。
…というか、「シャンプー」が「素顔のあなた」の
イヌSIDEだったんです。


結局、イヌの素顔ってどんなの?って感じなのですが、
それは、イヌに愛されているヘリにしか分からない顔ってことで♪
でも、ドラマを見直すと、こんな感じ~ってありますよね♪
これのイヌSIDE話「シャンプー」で、ちょっとほのめかしてます。

あと、小説の中で「向こうで会う」とか言ってる二人ですが、
向こうってどこ?ですよね。
詳細は、この後のシリーズ話になる“クリスマス話”の二次小説で♪。
去年更新できなかった「ゲレンデへ行こう」(未公開話)はさらにこの後で。

次回作のおひろめ予定がいつになると確約できませんが、
良かったら、またブログを覗きに来てくださいね♪



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韓国ドラマ「検事プリンセス」の二次小説
「素顔のあなた」2話です。

みつばの「検事プリンセス」の他の二次小説のお話、コメント記入は、
検事プリンセス二次小説INDEX2」ページからどうぞ。
このブログに初めていらした方、このブログを読む時の注意点は「お願い」を一読してください。

この話は「刻印」後のシリーズ最新作になります。




素顔のあなた(2話)



…イヌの素顔をつきとめる。

そう、決意したヘリだったが、

イヌの事を思い出そうとすればするほど分からなくなってきていた。


おどけた顔で、ふざけた事を言ったり、
皮肉っぽい顔で嫌みを言ったり、
かと、思えば、熱っぽい眼差しで愛を囁いたり…。

もう、すべて、これが全部『ソ・イヌ』だと思っている。

それを受け入れている自分がいる事に驚いたヘリだったが、
何より、そんな男が魅力的で愛しいと感じているのも事実。

…私も相当『重症』よね。

ヘリはソッと溜息をついていた。

そんなヘリに、隣にいた職場の後輩のキム検事が不思議そうに声をかけた。


「先輩。どうしたんですか?食欲ないんですか?」

ちょうど、検察庁の昼時で、
ヘリは、同じ職場の刑事5部のメンバーと一緒にランチをしていた。

ランチの定食に箸があまり進まず、さらに悩ましげに溜息をもらすヘリに、
キム検事だけでなく、他のメンバーも気づいたようだった。

「なんだ。具合でもよくないのか?」
ナ部長が聞いた。

…だったら無理せずに午後から早退していいぞ。急ぎの仕事が無ければな。

そう続けて言ったナ部長に、近くに座っていたチェ検事が、「違いますよ」と、
ニヤニヤとうすら笑いを浮かべて、ヘリに言った。

「きっと彼氏の事でも考えていたんだろ?」

「ち、違いますよ」

とっさにそう否定したヘリだったが、事実は、確かにそうだった。

「仲がいいよな。マ検事と彼氏は。こっちが“あてられる”くらいね」

嫌味っぽくからかうようなイ検事。

「ああ~。あてられた。あてられた。アレにはあてられたよ。」

チェ検事がイ検事の言わんとしてることを悟って、同調すると、
ユン検事まで巻き込むように声をかけた。

「ユン検事も“アレ”、見ただろう?」

「…さあ…」

普段冷静沈着なユン検事が、当惑したように、目をふせていた。
…こちらに話をふらないでくれ。
そう言っているように。

「・・・・・」

“頼りになる”先輩たちの言っている『アレ』が何を指すのか、
空気を読むのが早くないヘリでもすぐに分かった。

「アレってなんだ?」

一人、会話から残されたように、きょとんとするナ部長が聞いた。

「な、何でもないんですよ~。ハハ。ちょっと先輩たちは勘違いされているんですよ。アレは~、そういうアレじゃないんですからねっ」

ヘリがあわてて、否定した。

「じゃあ、どういうアレ?」

先週、検察庁に来ていたヘリの『男』の首についていたアレ。
すなわち、明らかに女がつけたものだと分かるような跡がいくつもあった。

まるで、男女の行為の最中につけたようなキスマークが。

それは、もう、ここにいるナ部長以外のメンバーだけでなく、検察庁内で
多数の人に目撃されていた。
そして、その日のうちに噂は枯れ草の上の火のように広がっていた。

『マ検事の彼氏が首輪ならぬ、『首印』をつけて検察庁に来たらしい』

真実は、
ヘリが眠っているイヌにこっそりつけた悪戯だったのだが。
堂々と検察庁にやってきた男のせいで、ヘリの方が恥をかいていたのだった。

あの後の一週間、
気のきく(?)先輩たちは、含み笑いをしながらも、
沈黙を守っていてくれていたようだったが、こんな所で暴露するとは。
しかも直属の上司の前で。

「だから、先輩たちが考えてるようなものじゃないんですよ」

「ああ、じゃあ、もしかしたら君がつけた物じゃないってこと?」
チェ検事がとぼけたように聞いた。

「ああ、誰か他の女性につけられたものだったのか」
イ検事が気の毒そうな表情を装って言うのに、ヘリはたまらなくなった。

「私以外、彼にそんな事する女性はいません!!」

つい、そう言ってしまったヘリに、キム検事が

「やっぱり先輩って激しいんですね」とうっとりと吐息をついた。


…ユン先輩~。

そうユン検事に助けを求めるようなヘリの目にも、ユン検事は気まずそうに目を逸らして何も聞こえていないように、ランチを食べるのに集中しているふりをしているようだった。

あ~。もうっ。

ヘリは、やけくそのように箸を取ると、猛然と目の前の定食を食べ始めた。


「だから、アレって何だ?」

一人会話についていけないナ部長は憮然となって、周りを見渡した。

「いや~。マ検事と、マ検事の彼氏の仲がいいって事ですよ」

チェ検事がとりなすように言った。

「マ検事の彼氏っていったら…あの弁護士だな」

イヌの事を知っているナ部長がうなずいた。

「あの弁護士はかなり有能だな。私は直接かかわった事は無いが、あの事件…」
チラリとヘリと見て、一旦口を閉じた後、咳払いしてナ部長が続けた。

「…いろいろな事件でも、裁判は高い勝訴率だと聞いたことがある。やり手だとも。法務法人にいた時はそういう噂は聞いていたが、韓国に戻ってきてからは仕事に磨きがかかっているようだな」

ヘリは、黙々と食事しながらも、ナ部長の言葉に耳を傾けていて、
それが、イヌを賞賛する内容である事を内心嬉しく思っていた。

「常に冷静沈着で、先を読む弁護士。僕も、あれ以来関わった事はないですが、別の事件の担当で彼と一緒だった同期がそう言ってましたね。それに知人の判事も」


…知人の判事?…ソヨン?
ソヨンもイヌのことを有能な弁護士だって認めていたの?

ヘリがイ検事の言葉に反応した。

「かなり頭が切れるらしいな。同じ事件を担当して、裁判で一緒に法廷に立つのは正直避けたいな」

ついそう言ってしまったチェ検事が、しまった。という顔でヘリの方を見た。

他のメンバーも気まずそうに、ヘリの方を伺うように見つめていたが、
ヘリは、何も聞こえなかった風を装っていた。

そして、わざとらしく顔を上げると、

「みなさん、どうしたんですか?早く食べないと時間無くなっちゃいますよ」

と、しらじらしく、テーブルの上を見まわして言った。

刑事5部のメンバー達は、目を合わすとそろって首をすくめて見せて、自分の前の定食を食べ始めた。

「・・・・・・」

食べ物を口に運びながらも、一体何を食べているのか、
どんな味なのか全く分からなくなっていたヘリだった。

職場の仲間たちに自分とイヌの事をからかわれた事よりも、
弁護士としてのイヌの姿を噂された事に意識がいっていた。
…有能。やり手。冷静沈着で、先を読む弁護士。

検察庁の職場の人たちにはそう見られているのね。…イヌは。

でも、それは私も嫌ってほど知ってる顔。
一旦、仕事となれば、たとえ恋人の私にも容赦はしない。
プライベートと仕事をきっちりと切り離す冷静さを持っている。

だけど。


これはあくまでビジネス場の外面の顔だわ。
イヌの『素顔』じゃない。

そういえば…。
もっと他にイヌの事を知っている人は、
イヌをどう見ているのかしら?

そんな疑問が大きくなっていったヘリだった。


「ソ弁護士さんのこと?」

「そう」

その日。

ヘリのお気に入りのカフェに一緒に来ていたユナに
ヘリはイヌの事を聞いてみることにした。

「何?ソ弁護士と何かあったの?…また喧嘩しちゃった?」

そう半分茶化して、半分心配そうに聞くユナに、
ヘリがあわてて手を振った。

…軽口の応酬ならよくしてるけど。

「違うわよ。ただ、ユナから見てソ弁護士ってどんな印象なのかな~?って思って」

ヘリの質問に、ユナは不思議そうに首をかしげたが、

「いい人なんじゃない」
とあっさりと答えた。

「いい人?」

「だって、どこを見ても申し分ないじゃない。仕事は出来て、お金持ち。それにルックスもいいし、ヘリの事をいつも助けてくれるし、すっごく愛されてるでしょ?」

いたずらっぽくからかうように言うユナにヘリが頬を染めて唇をとがらせた。

「ユナ~」

「それに親切よね?ヘリ以外の人にも。たとえば私にも気を配ってくれる。気遣いの出来る男っていいわよね~」

「…イヌはフェミニストなんだと思うわ」

女性に対してとくに優しい。

それは、一般男性なら、当たり前の事かもしれないけど。

幼児や年配の女性なら、親切にしたり、優しい笑みを見せてもいいけど、
若い女性にも愛想をふりまくような甘い笑顔は見せて欲しくない。

それが、たとえ、表面上のものだったとしても。

ヘリの心の声が素直に表れていたらしく、
無意識に唇を尖らせていたヘリにユナが吹き出した。

「もう。ごちそうさま。ヘリの話で、私はお腹がいっぱいよ」

「ユナ~っ」

どうやら、ユナや、その他大勢の女性から見て、
イヌは“いい人”という面を見せているようだった。

いい人。またはいい男。優しくて親切な男。

ヘリの第一印象では、軽い、と思っていたイヌの演技していた態度や、
親切も、別の角度から疑いなく見れば、そう感じるのかもしれない。

ヘリはため息をついた。

…きっと、ママに聞いても同じよね。

そう思ったヘリだったが、案の定、
その夜、実家に帰った時にエジャに聞いたイヌのイメージは、
ユナ以上に好感度が上がったものだった。

「イヌ君のこと、どう見えるかって?
そりゃあ、いい人よね。外見もかっこいいし、仕事も出来て、
そして、何より優しいでしょ?なんの欠点もない。あんな素敵な男性は滅多にいるものじゃないわね。
あ、もちろん、私の中で、一番の男性は、パパ、サンテさんだけどね。ふふふ」

…そこまでは聞いてないわ。

最後、若干の照れもはいったエジャのウキウキとした話を、
ヘリは、ひきつった笑みを浮かべて聞いていた。

…ママは、イヌがお気に入りだから。
なんの欠点も無い、なんて、言えるんだわ。
イヌにだって欠点はいっぱいあるんですからね。

本当は、意地悪もするし、人をからかったり、嫌味を言ったり、
悪戯したり…。ママにはそういう所ほんと見せないんだから。

ヘリは何となく、釈然としない思いだった。

そして、エジャが風呂に入っている時に
思い切って、父親サンテにも話を聞いてみることにした。

「ねえ、パパ聞きたいことがあるんだけど」

「なんだ、ヘリ」

「ソ・イヌのこと、どう思ってる?」

「どうとは?」

突然、イヌの名前が出た事に、サンテは少なからず動揺したようだった。

「同じ男性として、イヌって、どんな男に見える?」

「…ソ・イヌと何かあったのか?」

サンテの息をひそめたような眼差しに、ヘリがあわてて首を振った。

「違うのよ。ただ、パパから、見て、
イヌの印象を聞きたかっただけなのよ。だから、正直に言って欲しいの」

こんな事はサンテにとっては、実に応えづらい話だと分かっているヘリだった。

サンテにとっては、イヌは大事な一人娘とつきあっているという以外で、
いろいろな事があった過去もついてくる男だったから。

「・・・・・・」

しばらく、ヘリの顔をじっと見ていたサンテだったが、
目の前のお茶を一口すすった後、重々しく口を開いた。

「ソ・イヌ…彼は、弁護士としては優秀な男だな」
…その点は認めている。

1年以上前、サンテの弁護人をつとめたイヌだった。
側にいて、その仕事ぶりを見ていたサンテの率直な感想だった。

「ただ、有能だが、奸智にたける面もある。油断も隙もない所も。
実情の伴わない部分を努力で補って、わざと自信過剰にふるまっているようにも見える…そんな印象だな」

サンテから見たイヌの印象は、プライベートには当たり障りのない、
どちらかというとビジネス面の感想のようだった。

娘の彼氏としての印象とはまた違っていて、聞いたことをそのまま捉えれば、
かなり辛口のようにも思える印象だったが、言葉を良く加味してみれば、
けなしている、というより、逆にイヌを褒めているようにしか聞こえなかった。

奸智にたける、油断も隙もない。
…つまり、思慮深くて、策略家で、ミスが無いってことでしょ?

努力で補っているところを自信過剰にふるまっている。
…って、結局、イヌが裏では勤勉な努力家に見えるって言っているようなものじゃない。

なんだかんだ言って、

大会社の社長にのぼりつめていた男のサンテの目から見て、
イヌは、仕事の出来る優秀な男に間違いない。という事は認めているようだった。

ヘリの職場、検察庁の検事達のイヌへの印象と同じようなものだった。

同性から見ても、イヌは“できる男”という顔を見せているようだった。

「しかし、なんだって、そんな話を聞きたいんだ?」

そう訝しがるサンテを、適当な言葉でごまかしつつ、
ヘリは、心の中で再びため息をついていた。

…イヌの本当の顔ってなんなのかしら?

以前、

スナックのママ、ヒジンという女性から、

『あなたを見た時、彼の本当の顔が見えたわ』と聞いていたヘリ。

それを問うたヘリに、ヒジンは笑いながら、

『恋人のあなたがいつも見ている顔でしょう?』と言っていた。

…やっぱり分からないわ。

実家の自室のベッドでゴロゴロとしながら、ヘリは悶々と考えていた。

ヘリは、一瞬、イヌと長年の親友、ジェニーにも話を聞いてみようかしら?と
考えた。

しかし、おそらく、ヒジンと同じような反応が帰ってくるような気がした。

『恋人のあなたが知らないわけ?』

きっと、そう言われるだろう。

…どの姿も、私にとって、ソ・イヌなんだもの。
本当の顔って…素顔の姿なんてあるのかしら?

ヘリがそんな事を思った時、携帯電話の着信音が流れた。

ヘリが携帯電話を手にとると、相手はイヌだった。

「マ・ヘリよ」
ちょうど、イヌのことを考えていたせいもあって、あせって出たヘリの口調に、
電話の向こうのイヌが少し驚いたようだった。

『今電話大丈夫か?もしかして、もう寝てた?』

「いいえ。まだ寝てないわ。電話も大丈夫よ。今実家の自室にいるの」

『そうか。明日はマンションに帰ってくるのか?』

「ええ、そのつもりだけど、どうかした?」

『明日、僕は早く帰る予定なんだが、君の都合がよければ、
うちで一緒に食事でもどうかと思ってね』

「じゃあ、これって夕食のお誘い?」

ヘリの悪戯っぽい声にも、イヌは軽い反応を見せた。

『ああ、あと、君が望むなら、夕食後も居座ってくれても僕は構わないけど』

「んー…。それは、あなたも望むかどうかによるわね。
とりあえず、ディナーのお誘いはありがたく受けることにするわね」

電話の向こうで、イヌが笑った気配がした。

『じゃあ、明日、仕事が終わって、君の都合の良いころにでも連絡してくれ』

「うん」

イヌの優しい美声に、ときめいて、
自分でも気づかずに、ヘリはすっかり甘えた声で返事をしていた。

電話を切ったあとも、
実家のベッドの中にいても、
心はすでに、イヌと過ごすであろう明日の甘い時間の予感にすべて奪われて、
さっきまで、考えていたことが何だったかすら忘れたヘリ。

一見、どんなに悩んでいるように見えても、
1つのことに夢中になると、それしか見えなくなるのは、
昔とかわらないヘリのようだった。

念頭から、すっかりイヌの素顔をつきとめるという事も忘れて、
ヘリは、ウキウキと明日が待ちきれない素振りで消灯の準備を始めた。


(「素顔のあなた」2終わり 3に続く)


ヒジンさん(オリジナルキャラ)登場の話は
「初めての夜」参照で♪


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「素顔のあなた」1話です。

みつばの「検事プリンセス」の他の二次小説のお話、コメント記入は、
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この話は「刻印」後のシリーズ最新作になります。




素顔のあなた(1話)



「ソ弁護士…イヌ君じゃないですか?」

…ん?

イヌと繁華街でデートしていたヘリは、イヌを呼ぶ声のする方に顔を向けた。

高級スーツをビシっと着こんだ、およそ、この若者や観光客でにぎわう雑多な繁華街には似つかわしくない威厳に満ちた年配の男が、微笑を浮かべてこちらを見ていた。

「ホン会長、ホン・ヨナンさん」

イヌが、男の姿を認めて会釈した。

イヌがホン会長と呼んだ男は、嬉しそうにうなずいて、イヌとヘリの方に近づいてきた。


「あなたとこんなところで会えるとは。先日はお電話頂けて嬉しかったですよ」

男がイヌと向い合うとそう言った。

「こちらこそ。ありがとうございました。おかげで、とても充実した休日を過ごすことが出来ました。今度改めて、お礼をさせて下さい」

イヌが言った。

「いやいや。最近はずっと使ってなくてね。定期的に手入れはさせているのだけど、こうしてあなたのお役に立てて何よりですよ」


…一体どういう関係かしら?


すっかり、会話の蚊帳の外にいるヘリは、イヌと男の顔を、そっと見比べていた。

背はさほど高くはなかったが、がっしりとした肩幅で、
杖をついてはいたが、背筋をびしっと伸ばし、威風堂々とした風格を醸し出していた。

その、イヌが、ホン会長と呼んだ男が、
イヌの隣に立つヘリに目を止めてニッコリと微笑んだ。

きっと、男にとってはこの上なく優しい笑みだったのだろうが、
強面の男の頬笑みがかえって、ヘリの身を固くしていた。

「お連れの方がいらっしゃったのですね。イヌ君、あなたの恋人ですか?」

「はい」

男の言葉にイヌは、なんのためらいもなく頷いた。

「そうですか。もしかして、“あの場所”に一緒に行った?」

イヌがまた頷いた。

「そうだったのですか。いや、これは…」

男は、感慨深めにジロジロとヘリを眺めまわした。

そんな男のぶしつけな眼差しにヘリは、一生懸命愛想笑いを浮かべていた。

…だから、一体誰?ちょっとイヌ、早く紹介して。

心の中であせりながら、そう横のイヌに必死でテレパシーを送るヘリ。
そんなヘリに男の方が、申し訳なさそうに頭を下げた。

「すみません。お嬢さん。せっかくのデートの途中で、無粋にも呼びとめてしまって。しかも自己紹介もせずに」

「いえ…」ヘリは軽く会釈した。

「ホン・ヨナンと申します。お嬢さんのお名前もお聞きしてよろしいかな?」

「マ・ヘリです」

「マ・ヘリさんですね」男がにっこりと笑った。

その時、

後ろの方で「ホン会長」と男を呼ぶ声が聞こえた。

スーツ姿の若い男が一人道路に駐車してあった車の側で、こちらを見ていた。
そして、ヨナンに向かって、腕時計を見ながら、「そろそろお時間です」と言った。

どうやら、ヨナンの部下のようだった。

「わかった」ヨナンが部下にそう応えると、再びイヌの方に向き直った。

「イヌ君、それでは又近いうちにこちらから誘いますよ。酒と食事の美味しい店を見つけたんですよ。今度一緒に付き合ってほしい。前みたいに」

イヌよりずっと年上の男性だったが、じつに楽しそうにイヌと話すヨナンの姿は、
まるで気の合う友人に接するもののようだった。

「マ・ヘリさんも是非一緒に」

「え?」

突然、話を振られたヘリは、目をぱちぱちさせた。

「イヌ君の恋人なら、是非お近づきになりたい。
今後ともよろしくお願いしますね。マ・ヘリさん」

当惑しながらも、ヘリは、
シンの強面の笑顔が次第にチャーミングに思えて、親しみを覚えた。

「はい」

ヘリのニッコリと微笑んだ顔に、シンが嬉しそうに目を細めるとイヌに向き直った。

「今日は、会えてよかった。それでは、イヌ君また」

「はい。ホン・ヨナンさん」イヌもそう応えて微笑した。

そんなイヌに男は満足そうにうなずいて、
車の方に足を向けた。

そして、思い出したように、こちらを振り返って、
ヘリを見つめて改めて感心したような顔をした。

「それにしてもお美しい女性ですね。さすがソ・イヌ君の恋人ですな」

そう、まるで、置き土産のようにそう言って、
ヨナンは若い男があけたドアから車に乗り込んで、去って行った。


その車が見えなくなったころ。
ヘリがおずおずとイヌに聞いた。

「イヌ、今の方って、昔のあなたのクライアント?」

「いや」イヌが首をふった。

「会長ってよばれていたけど、どこかの会社の会長さん?」

「シンソン・コーポレーションって聞いたことがないか?」

「…名前だけは聞いたことがあるけど?」

事業のことはよく分からないが、メディアでも経済新聞にもよく名前が出ていたような気がする。確か韓国でもトップクラスの一流企業の1つだった。

「彼は、そこの会社の会長だ」

「そうなの?」ヘリは目を丸くした。

そのイヌの言葉で、やわらない物腰とは裏腹に、威厳のある、どこか鋭い目をもったワシを彷彿とさせるホン・ヨナンのかもしだす雰囲気を思い出して、ヘリは納得した。

…でも、イヌとどういった関係なのかしら?

随分親しげに話をしていたけど。
クライアントでもなければどういう知り合い?

不思議な男の素性は腑に落ちたが、
ヘリは、イヌの方を疑わしそうな目でじっと見つめた。

そんなヘリの眼差しにヘリの言いたい事を全部察したイヌが、フッと息をついた。

「厳密には、ハヌル事務所にいた時のクライアントと縁のあった人だ。
でも、それを知ったのは別の時で、ヨナンさんとの出会いは、合気道の道場だ」

「合気道?」

またも、イヌの口から、知らない事が出てきたヘリは、驚いたようにイヌを見た。

「あなた、合気道をしてたの?」

「ああ、道場に通ってた時があった。ヨナンさんはその時の同じ門下生だったんだよ」

「…そう」

「話をするようになったら気があってね。一緒にお茶を飲んだり、食事した事もあった。
肩書きは固いけど、気さくで楽しい人だ。ヘリも話をしたら気が合うかも知らないな」
…かなりの酒好きで酒豪だしね。

そう付け加えるイヌ。

「ふーん…」

「あ、そうだ」

イヌが、思いだしたように言った。

「何?」

「あの別荘は、彼から借りたんだよ」

「え…?」


歩いていたヘリの足が止まった。

「別荘って…、今日まで泊まってた山奥の…、あの?」


いろいろな事情で、ヘリがイヌにだまし討ちのように連れて行かれた山の中の一軒家。

そこで、思いだすだけで顔が火照るような事をイヌとさんざんしたり、
でも、同時に心に永遠に残るような素晴らしい体験も一緒にした…

「あの別荘のこと?」

おそるおそる、聞くヘリに、イヌがあっさりと首を縦にふった。


「そうだよ」

「~~~~!」

ヘリは、あわてたように、後ろを振り返った。
当然のことだったが、ホン・ヨナンの姿はとっくに消えていた。

ヘリは、イヌに詰め寄るようにくってかかった。

「ちょっと。イヌ!どうして、さっき言わなかったのよ。
ホン会長さんがいた時に教えてくれたら、私もちゃんとお礼を言ったのに!」

誰だか知らない他人の別荘を、さんざん使用しておいて、
今更な台詞だったのだったが、
その持ち主が目の前にいたというなら話は別だった。

…一言、願いをかなえる機会をくれたお礼を言いたかった。

そう憤るヘリに、イヌが、涼しい顔で肩をすくめた。

「また会えるだろう。その時にすればいい。今度一緒に食事に行く時にでもね」


…この男、わざとさっき言わなかったんだわ。
私のこの反応を予測して。

ヘリは、自分の顔が熱くなっていることから、頬が赤くなっている事を
自覚していた。

それもそのはず。

自分がイヌと一緒にあの別荘を使用したということを、持ち主に知られてしまったのだから。

…やましいことじゃないけど…いえ、十分やましいことばかりしてたけど。
でも…。

「イヌはホン会長さんに何て言って別荘を借りたの?」

ヘリの質問に、イヌは当然という顔をした。

「恋人の夢をかなえるために貸してほしいって言ったけど?」

「…たしかに夢をかなえてもらったわね…。でも、あなたも望みをかなえたでしょ?」

恋人と一緒に、流星群を見るというヘリの夢。

でも、その前に、さんざんイヌの望むままに
されていた気がする・・・。

なにもかも忘れるくらい、
何度も何度も体を重ねて、濃密で甘い時間を共に過ごした。

もう、恥ずかしさを通り越して、うらめしそうな目で下から睨みつけるヘリの
視線にもイヌはどこ吹く風だった。

「そうだったかな?」

…この男は…。

「なんだよ?」
そんなヘリの視線にイヌがわざと怪訝そうに眉をひそめた。

「…べつに」

ヘリはそう答えると、さっさと歩きだした。

そんなヘリにイヌが、苦笑して後をついていった。
そして、すぐにヘリの横に追いつくと、手をつないだ。

ヘリは、イヌの手のぬくもりだけで、腹立ちはすぐに消えてしまったのだったが、
恥ずかしさから、わざとそっぽを向いて歩いていた。

そして、歩きながら、こんな事も考えていた。

…さっきのイヌ。いつもの雰囲気と少し違ったわね。

年上の友人であり、気のあう人であり、さらにクライアントの縁者という人。

イヌに前にボクシングをしていた事があるって聞いた事があったけど、
合気道もしていたのね。

そんな私の知らないイヌの一面を知ってる人。
確かに今度もう一度あって、じっくり話をしてみたい気がする。


そして、聞いてみたい。

ヘリは、チラリと横に並んで歩く、イヌを横目で見た。


『ソ・イヌって、どんな人ですか?』

…って。


今までも、いろいろな彼の顔を見てきたと思ってた。

でも、さっきみたいに、時々、知らない顔を見る時もある。

そんな時、ヘリは、イヌの新たな一面を発見し、
嬉しく感じると同時に、不思議に思う事もあった。

…ねえ。イヌ。
あなたの『素顔』は一体どんな顔なの?


ヘリの疑問は、もちろん口に出されはしなかった。
普段、思っている事を何でもすぐに素直に言うヘリだったが、
これは、本人に聞いて知ることではないことは分かっていた。

…それにきっと、話したらイヌに笑い飛ばされて終わりそうだから…。

これは、密かにヘリが決意したこと。

…この男の本性の顔を突き止めてみせるわ。


繁華街を歩きながら、
心の中でそう決意したヘり。

つないでいる手に力が入ったことに気づいたイヌが、
不思議そうにヘリを見つめていた。


(「素顔のあなた」1終わり 2に続く)



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こんにちは。

お久しぶりのみつばです。

元気です♪
ただ、ずっと仕事に埋没してました。
そして、まだ、仕事終わってません(汗)
出産もまだです。このままあと数週間は待ってほしい所です。

ブログ、お休みの間もご訪問、
拍手、拍手コメントをおよせ頂きありがとうございます。

雪、珍しく積もりましたね。
それで、子供が休みになったり、交通機関は麻痺したり、
相変わらず、積雪に弱いところです。
子供は嬉々として、相方と雪かきしてました。
近況はそんな感じです。

話を戻して、

仕事は終わっていないのですけど、
1年ほど放置…じゃなくて、熟成させていた←物は言いよう
「検事プリンセス」二次小説シリーズ最新作「素顔のあなた」を明日より更新予定です。

お待たせしました。


最新作といっても、

「愛の鎖」後、

もう、更新済の
「印―しるし―」
「刻印」の後の話です。

いつぞや、「刻印」の前に(?)とか後書きコメントしてましたが、
後でしたね。

「素顔のあなた」の伏線が

「わがままな恋人」
「刻印」
「シャンプー」にあるので、
明日の更新前に、良かったら予習しておいてください♪



検事プリンセス二次小説INDEX2」(INDEX1もリンクしてます)

ブログの小説は予約更新します。
万一、突然出産になるかもしれないので、念のため。

なので、引き続き、コメントやメールのお返事は遅くなりますが、
仕事が落ち着いて、余裕があれば戻ってきますので、
その時にゆっくり読ませていただきお返事しますね。

ブログの創作だけでなく、
出産や仕事への温かい励ましや応援、感想など、ありがとうございます!

いろいろ頑張ります。

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検事プリンセス、みつばの二次創作
イヌとヘリのイラストです。

二次小説「仲直り記念日」9話のイメージイラスト。



イヌとヘリLOVEイラスト


いちゃいちゃして(笑)お風呂入って、
シャンパン飲んだ後に、まったりしている二人のシーン。

久しぶりに(?)ほのぼの純愛場面を描いてみたくなって。

バスルームのイラストも描いてみたかったのだけど、
それは又いつか。

コメントレス的な話。

パク・シフさんの「君だから」の日本語バージョンは、
ファンミの時に聞きました。
その後日本語歌詞は、ブログの読者さんに教えて頂いて、
動画サイトで再び聞いたのですが…その時の感想は
もうすでに後書きコメントで書いたので、そんな感じで♪←どんな感じ?

「検事プリンセス」のパク・シフさん(イヌ)にはまった方には
イヌがヘリに歌っている~と聞こえて、
ガンソクや、ヨンシクや、スンユや、今の新作ドラマ「清潭洞アリス」の人(名前分かりません)に、はまった方は、その人の歌に聞えて、
パク・シフさんの大ファンの方は、自分に歌っている♪と妄想しちゃいますよね。

日本語バージョンは2回しか聞いてませんが、韓国語バージョンも
1回聞いたことがあります。
やっぱり、イヌにヘリとの結婚式か、カラオケで歌って欲しいです(笑)

「清潭洞アリス」は、チラリとだけ動画サイトで見ました。
全然!イヌじゃないけど(←だから当たりまえ)短髪ということもあってか、あの切なげな目や顔をされるとき・・・「イヌ!?」と錯覚してしまいます。

パク・シフさんのどのドラマも脚本家が違うはずなのに、
似たセリフや動作が多いような気がします。気のせいですか?
ファンの方の萌えツボが同じだからでしょうか?


お知らせ


しばらく、ブログ「みつばのたまて箱」をお休みさせて頂きます。

まだ、時間はあると思っていたのですが、
出産が早まる可能性が出てきたので、とり急ぎ準備や仕事に集中します。
ただでさえ、早い予定が、もっと早まってしまうと、緊急手術になるので、
そのドタバタは避けたい所ですが、こればかりは予測不能なので。

本当は、出産休暇のために創作物を貯蓄しておきたかったけど…。
とにかく、仕事を片づけて、出産前に余裕が出来たら、
また、ブログの二次創作していきたいです。
携帯更新の短編小説でも裏箱イラストでも。

復帰予定は分かりませんが、(すぐに戻るか、そのまま出産休暇か)
休止しても、ドロップアウトは無いので、また懲りずに「みつばのたまて箱」の
検事プリンセス、イヌとヘリに会いに来てください♪
(ちょっとだけど、デュエリストもあります)

コメント、メールのお返事は遅れますが、ご了承ください。

常連さんも、ご新規さんも、通りすがりの方も、
ブログを見て下さって、本当にありがとうございます。
拍手だけでも、訪問者さんの痕跡だけでも、励まされています。

良かったら、時々、のぞいて行って下さいね♪

それでは、また~。
近いうちに(希望)


2013年1月8日。

みつばのたまて箱 管理人 みつば。


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「みつばの裏箱」にて。

検事プリンセス二次小説「初めての夜」12話
ワンシーンを漫画でアップしました♪

みつばの裏箱については、こちらをご覧ください。

ようやく念願(?)かなって、「初めての夜」を
1ページだけだけど、ストーリー漫画で描けました。

イヌの顔が毎度違うってことは置いておいて下さい(笑)

でも、今回は今までのSイヌ(笑)裏箱イヌと違って、
「初めての夜」の時の、優しい顔が描きたかったのだけど…。
難しいな(汗)


コメントレス的な話

イヌ役のパク・シフさんソウルツアーの情報。
ありがとうございます。

生パク・シフさんにまじかで会え、&写真撮影。
ファンの方にはとっても楽しいツアーだったでしょうね♪

ツアーに行かれた方も是非、よかったら匿名で良いので、
コメントなどで感想をお寄せください♪


昨日のブログ、向井理さんの件。

「江」の時の2代将軍様も好きでした。
だから、将軍が浮気するたびに、胸がズキズキして
とっても悲しかったです(笑)

…別にイヌから浮気しているわけじゃないですよ。
ええ、妄想世界では、みつばの中で今の所やっぱり、パク・シフさんのイヌが一番ですよ。
でも、向井さんも気になる・・・写真集とか買いたい勢いくらい。


裏箱記事が気にいっていただけたら、
ふつうの「拍手ボタン」をおしてお知らせください♪


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検事プリンセスのソ・イヌ、ソ弁護士は、
パク・シフさん!という絶対のイメージがあるのですが、

・・・どうしてもですね。
万が一にも日本版で検事プリンセスのドラマのリメイクが
つくられる…とか妄想すると、向井理さんを想像してしまう、みつばです。

ブログ立ち上げ当初から、そんな勝手なことを言ってましたけど。

じつは、リメイクって今までの経験上ではあまり好きでないです。
一番最初に見たものが、とくに印象深かったり、役者さん達も好きだったりした場合、
それが海外物であれ、同じ日本のものであれ。

原作が好きだと、一応最初は見るのですけど、
やはり、無理…となることが多かったです。

「花より男子」と「イタズラなキス」に関しては、
ほとんど全部見て、面白かった印象があります♪←どっちなの。

それで、もちろん「検事プリンセス」なんて、イヌはパク・シフさん。
ヘリはキム・ソヨンさん!って印象なので、リメイクはもっての他なんですけど。

どうしてでしょう。

向井理さんとパク・シフさんが、
私の中で重なってしまう時があったりすることも(汗)

…どうして?
全然違うのに。

みつば7不思議の1つです。

かと、言って、すっごいファンというわけでなく、
ドラマも全部見ているわけじゃないですけど、

向井理さんの「ホタルノヒカリ」と「ゲゲゲの女房」の役は好きでした。

…で、今度2月に公開予定の映画「きいろいゾウ」が気になってます。

原作の小説は未読で内容も知らないのですけど。

それで、思い出したのが、みつばがはまった、向井理さんの
ショートドラマ。

「スイートルーム」というオムニバスドラマの
「Birthday」という短いドラマ(動画)。



「Sweet Room」コンプリートDVDブック「Sweet Room」コンプリートDVDブック
(2011/12/08)
アミューズメント出版部

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向井理さん演じる男性が、卒業したら離れてしまう恋人と誕生日を祝うために
バイトして貯めたお金でスイートルームを借りて1夜を過ごすという…
とってもロマンチックなドラマです。

ラブシーンもベッドシーンもあるのですけど、
全然!いやらしくないんですよ。むしろすっごく綺麗。

乙女モード全開!女性向けの胸キュン(笑)ラブシーン。
向井理さんのお肌もすごく綺麗なのですが、恋人に触れる一挙一動が、
甘くて、優しくて、見ていてうっとりとするドラマです。

恋人と一緒に風呂に入って、戯れているシーンもあるのですが、

みつばが妄想していたイヌとヘリのバスルーム映像そのものだったので、
勝手に脳内変換してしまったり(←あいかわらず)


以前、やはり向井理さんの名前を出した時にコメントして頂いたように、
声質がみつばも好きなのかもしれません。
そして、肌の綺麗さも。
このあたりがイヌ…いえ、シフさんとの共通点なのかしら?

…という、本日は、
パク・シフさん(イヌ)以外で気になる役者さんの、
みつばのお気にいりドラマのご紹介雑記でした♪

ブログ、常連さんも、ご新規の方も、
「検事プリンセス」の二次小説を楽しみにしてくださってありがとうございます!

出産が迫っているという私事もあるのですが、
その前に多量の仕事が切羽つまった状態なので、ご期待に添えるかわかりませんが、
なんとか暇を見つけて創作していきたいです。

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テーマ:ドラマ感想 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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こんにちは。
「みつばのたまて箱」に来て下さってありがとうございます。

「みつばの裏箱」についてのご質問がコメントやメールなどで
寄せられる事が多くなったので、改めて説明させて頂きますね♪

「みつばの裏箱」というのは、拍手お礼ページのことです。
みつばが勝手に「裏箱」とか名前つけてますけど。
でも、ふつうの「拍手」ボタンを押しても、見られません。

見る方法としては、

PC(パソコン)で見る場合、
ブログの一番下の方に【拍手】というボタンがあるのですが、
それよりもさらに下にピンク色の【拍手】ボタンがあると思います。
それを押すと、拍手お礼ページの中が見られます。
PCの時は、「もっと送る」ボタンを押すと、さらに他のお礼ページを見ることが出来ます。
ブログ内のどの記事のボタンを押しても、新旧同じ物が見られるようになっています。

携帯電話で見る場合。
記事の一番上に赤色の【拍手】ボタンがあると思います。
それを押すと、やはり拍手お礼ページの画像が見られますが、
携帯の場合、最新の記事画像1つしか登録されていません。
なので、新しい物が更新されると過去のものは消えます。
他のお礼ページが見たい時は、お手数ですが、PCの方でご覧になってください。

スマホで見る場合。
みつばは動作確認が出きていないのですが、
【PC版にきりかえ】すると、見られるそうです。

過去に書いた「裏箱」を見る時の注意点も
改めて、ここに載せておきますね。

1、

今まで、男性向けでも女性向けでも大人のそういう画像、映像、漫画を
一度も見たことの無い方、免疫のない方はご注意ください。

2、

「拍手お礼ページ」の記事は、ブログの二次小説「警告」しるしがついているものより過激です。
それにイラストや漫画の場合、他人にのぞかれた場合、一目瞭然で中身が
ばれてしまうので、公共や、職場、人目の多い場所で見るときは十分に注意してください。

3、

裏ページの画像、記事ではありますが、そして、二次創作物ですが、
漫画、イラスト、小説は、みつばのオリジナル作品です。
表のブログ記事と同様、「お願いと注意点」と同じで、
中の画像や文章の一部でも持ち出して、他のサイトやブログに転載したりすることはやめてください。
拍手お礼ページは限定記事ではないので、誰でも見られる環境です。
なので、よろしくお願いします。



限定というもの(このブログだとブロ友というらしい)をつくった方がいい理由が
いっぱいあるのは、わかるのですけど、つくりたくない理由がいろいろありまして…。

なので、これからも、少しでもこのブログで、
皆に見てもらえる記事を更新出来るようにご協力お願いします。

・・・という感じです。

この記事はカテゴリにいれておきますが、
「裏箱」を更新するときにもリンクをつけておきます。

ただ、「裏箱」入口が分からなかったり、
画像が見られない。という事があったら、コメント等でお知らせください。

「裏箱」記事は、予約投稿が出来ないため、突発的な更新になります。
いつ更新するか予測できませんが、
表ブログと同様、出来る時に、描きたいものをアップします。
とくに、表ブログでは、ちょっと・・・というイラストや漫画は
こちらでアップしていきます。

「拍手」ではあるのですけど、そして、「お礼ページ」なのに、
裏ブログとして使用しているので、勝手にみつばが「裏箱」呼んでます。
拍手数やキリ番にはこだわってないので、見たい時に、見たいだけ押してくださいね♪
ただし、見る時はまわりの環境に十分気をつけて下さい。

そして、「裏箱」画像が気にいった時は、
表ブログの「拍手」ボタンか、ランキングボタンを押し逃げして下さい(笑)

よろしくお願いします。


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こんにちは。

今年の検事プリンセス初の二次小説は、
「みつばの裏箱」で♪

今年もなぜか真冬に「秘密の観賞会」イメージ。

イラスト&おまけ小説です。

イラストは、表でもいけたかな?・・・とも
思ったのですけど、以前描いたものより、
ちょ~っときわどいので、小説と一緒に裏箱行に。

秘密の観賞会のヘリはストレート黒髪イメージ。
検事プリンセスのドラマだと5話のヘリのイメージで♪

イラストはカラーなので、
こっそりと「裏箱」行きボタン押して見てください。
よろしくお願いします。

話はかわって、
コメントレス的な話。

イヌ役のパク・シフさんツアー始まったのですね。
チラリと公式ファンサイトの通知でそんなことも聞いた気がしたのですが、
もちろん、シフさんに会えるんでしょうね♪
今放送されている新作ドラマ「清潭洞アリス」の撮影でしょうか?

このブログにいらしている方からのコメントでは、
ツアーに行きます。という話題は無いのですが、
ファンブログさんや、公式ファンサイトの方では盛り上がっているかもしれませんね。

もし、このブログにいらしている方で、
ツアー行ってきたよ~という方がいらっしゃったら、
良かったら、コメント等で教えてください♪
読者さんの中にはシフさんファンの方も多いようなので。

公式ファンサイトの方には、シフさんの新年のご挨拶動画がありますね。
まだ、みつばは中身を拝見していないのですけど、画像はメガネシフさんでした。

新年早々、「みつばの裏箱」更新ですが、
気にいって頂けた方は、ふつうの【拍手ボタン】押してお知らせください♪


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こんばんは。

年明け早々、子供や相方が寝た後は、仕事をしているみつばです。

年始のご挨拶、コメントありがとうございます♪

検事プリンセス二次創作、ここ1か月ブログで更新したもの、
INDEXに更新しました。

検事プリンセス二次小説INDEX2

「愛の妙薬」
「愛の鎖」

検事プリンセスイラストINDEX

検事プリンセス4コマ漫画INDEX

54、55、56、57

です。

「愛の鎖」は、少し改変して、いつかパラレルで
続編を書いた時にパラレル小説INDEXの中にもいれる予定です。


コメントで教えていただきましたが、
「検事プリンセス」のドラマ、今日(明日?)から2日間
CSで一気に放送らしいですね。
うちはCSもBSも加入していないので見られませんが、
見られたら、ず~っと見てそうです。DVD持っているのに(笑)

最近、ドラマの1~8話はあまり見てないのですが、
イヌがヘリをだんだん好きになっていく5~8話をじっくり見直したい気がします。
でも、…切ないんですよ。あのへん。
イヌもそうですが、チン検事も、ジェニーも。
とにかく、片思い&尽くしている相手が違う相手を好きだっていうシチュエーションが。

ヘリはヘリなりに大変で、必死になっているのですけど、
まだ、そういう所に気づいてなくて。

でも、チン検事にフェアでいようって態度とか、ユン検事にまちぼうけさせられても、
何時間も待っちゃうところとかに、ヘリの純粋な所があらわれていて、
ライバルたちは憎み切れないし、イヌはますます胸きゅんだし(笑)

今年も、検事プリンセス妄想から抜け出せないみつばです♪


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あけましておめでとうございます!


今年も一番最初に見たドラマは、
録画していた「検事プリンセス」のワンシーンでした♪

コメント、拍手コメント、拍手、
年末、年始のご挨拶ありがとうございます!
励まし、応援、重ね重ねありがとうございます。

今年も「検事プリンセス」二次小説シリーズ話、他、
イラストでも、漫画でも、裏箱でも、出来るものを更新していきたいです♪

年がかわっても、やっぱり、検事プリンセス好き。
そして、イヌ×ヘリ好きです♪

私も、ここまで長くはまったものは初めてかもしれません。

今年初めての二次創作は、
検事プリンセスのマ・ヘリのイラスト。



ヘリイラスト


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今年も「みつばのたまて箱」よろしくお願いします♪


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