韓国ドラマ「検事プリンセス」の二次小説
「ヘリ兎と猟師イヌの物語」最終話です。
二次小説は、ドラマ最終回16話以降の続きをみつばが、勝手に妄想したお話ですが、
ドラマのネタバレ等も含んでいますので、現在ドラマを見ている方、
これからドラマを見る方はご注意ください。
みつばの「検事プリンセス」の他の二次小説のお話、コメント記入は、
「
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この話はドラマの「検事プリンセス」の設定やキャラクターをベースにした、
完全パロディ小説で、ファンタジー童話調で語られる、兎と猟師の純愛物語です。
思いつきで描いたパロディ4コマ漫画から生まれた、ヘリ兎と猟師イヌのキャラクター。
コメディタッチですが、完結している4コマ漫画の話は、
「
検事プリンセス漫画INDEX」の中のタイトル「ヘリ兎と猟師イヌ」でご覧下さい。
「ヘリ兎と猟師イヌの物語」他の話は
検事プリンセスパラレル小説INDEXで。
ヘリ兎と猟師イヌの物語(最終話)「人間になるだと?」
サンテはヘリの言葉を不思議と冷静に受け止めていました。
ヘリはコクリとうなずきました。
「魔女ジェニーが何でも願いを1つかなえてくれると言ってたわ。
私は魔女ジェニーに“人間にしてほしい”と願うつもりよ」
「…人間になって、お前は、あの猟師の男の元に行くつもりか?」
質問ではなく、確認のようにサンテがヘリに聞きました。
「ええ」
ヘリがまたコクリとうなずきました。
サンテはジッと娘の顔を見つめました。
ヘリの目は真剣そのもので、そして、固い決意が現れているのが一目で分かりました。
「…とめても、無駄なんだろうな」
サンテが深い溜息をつきました。
「お前は、昔から頑固で、一度こうと決めた事は曲げない娘だから」
怒ったり、悲しんでいるというより、どこか感心したように苦笑するサンテに、ヘリは眉を下げました。
「ごめんなさい。パパ」
…私は、猟師さんに会いたい。
そのために人間にならなくてはいけないのなら…そして、そのチャンスがあるのなら、
私はそれに賭けてみたい。
「人間になったら、たとえお前でも、もう二度とこの森に戻れないことは分かってるのか?」
サンテの問いに、ヘリは頷きました。
「…もう私とも会えないことも?それでもか?」
サンテの言葉にヘリは、泣きそうな顔になりました。
人間になるということは、ヘリにとっては、今までのすべてを捨てるということでした。
外見も、生活も、住みかも、友人も、そして、父親も。それでも…。
「それでも、私、人間になりたいの」
人間になって、猟師イヌに会いに行きたい。
涙を流しながら、そう言うヘリにサンテも涙ぐみました。
辛いことでしたが、娘のヘリの気持ちが痛いほど分かったサンテでした。
そして…猟師イヌの気持ちも。
…今のあの猟師の男の心が、娘と同じものかは分からない。
しかし、娘と森を助けてくれた、あの男の事は信じることが出来る。
「…お前の気持ちはよく分かった。ヘリ。お前の望む通りにしろ」
サンテの言葉に、ヘリが目を見開きました。
「私は、どこにいても、ずっとお前の幸せだけを願っているからな」
「パパ!」
ヘリはサンテと固く抱き合うと、「私もよ」と言って、泣きじゃくりました。
それからヘリは、森の仲間に、自分の決意を話に行きました。
ヘリと親しい友人達は、ヘリの話に強いショックを受けたようでした。
しかし、ここ最近見なかったヘリの晴れ晴れとした明るい表情に、
ヘリの前途を祝して、激励の言葉を贈りました。
1週間がたち、
魔女ジェニーが約束通り、ヘリの家にやってきました。
「願い事は決まったかしら?」
そう聞くジェニーにヘリは頷いて言いました。
「私を人間にしてください」
ジェニーは、ヘリの横に座ったサンテをチラリと見ました。
サンテは、固い表情でしたが、ヘリと同様に決意した面持ちでした。
「分かったわ」
ジェニーは、ヘリがそう答えると分かっていたかのように、あっさりと言いました。
「貴女の願いをかなえて、人間の娘にしてあげましょう。…もう、今で良いのかしら?」
ヘリは、コクリとうなずきました。
「お願いします」
ヘリの決心した態度に、ジェニーは頷くと、ヘリを森の結界の境界線近くの丘の上に連れて行きました。
猟師イヌが、住んでいた家があったところです。
魔女ジェニーはそこにヘリを立たせて、魔法の呪文を唱えました。
サンテと、そして、ヘリの友人達もその様子を少し離れた場所でヘリ達を見守っていました。
魔女ジェニーの杖から魔法の強い光が出て、ヘリを包み込ました。
そして、ヘリ兎の体を一瞬消したように見えましたが、
次の瞬間、白い霧の中から美しい人間の娘が現れました。
すらりと長い手足。透き通るように白くすべすべした肌。
ぱっちりと大きな瞳に長いまつげ、整った鼻筋と、愛らしい赤い唇。
体には、白く柔らかい布地で作られた衣服を身につけていました。
フワフワとしたウェーブのかかった髪の毛に、チョコンと、ヘリ兎が耳につけていたリボンだけがそのままの状態でついていました。
「どこからどう見ても、人間の娘よ」
魔女ジェニーは自分の魔法が上手くいったことに満足したように、ヘリの体を見つめました。ヘリは、自分の体を珍しげに、眺めまわした後、魔女ジェニーに言いました。
「私これから猟師さんの所に行きたい。場所を教えて欲しいの」
「わかってるわ。西の領地まで私が送ってあげましょう」
「ありがとう。魔女ジェニー」
ヘリは魔女ジェニーにお礼を言うと、サンテと友人達、そして、ヘリを見送りにきた森の動物達に向き直りました。
みんなの顔は涙でぐしょぐしょになっていました。
ヘリも涙で滲む視界の中で、懸命に前を見ようとしました。
「さようなら。元気でね」
「ヘリ、もし、辛かったら、いつでも森に戻って来い」
「私達のこと忘れないで。私達もあなたのこと忘れない」
「頑張れよ。幸せになれ」
みんな口ぐちに別れや激励の言葉を述べて、魔女ジェニーと一緒に結界の森を出て行くヘリの姿が見えなくなるまで、見送りました。
一方。
西の人間の領地で農夫となったイヌは―――。
領地の外れの家に一人で暮らして、
今日も畑のニンジン作りに精を出していました。
イヌが領地に戻ってくると、領地は、『守りの石』の奇跡の力で、とても緑豊かで美しい肥沃な大地に生まれ変わっていました。遠くに行っていた領地の民も戻ってきて、田畑を耕し、家を建て、街が出来、他国の行商達も訪れて、国は石があった時以上に活気にあふれた所になりました。
人々はイヌの功労をたたえて、イヌに領主の座について欲しいと頼みましたが、イヌはそれを辞退しました。そして、まだ、あまり開墾されていなかった土地に家を建てると、そこで、『幸運のニンジン』の栽培に取り組み始めました。研究を重ねたり、いくつもの栽培方法を試したイヌは、ようやく『幸運のニンジン』を育てる事に成功しました。
イヌは、領地の人々にも栽培方法を教えて、『幸運のニンジン』は西の領地の特産品となって、国はますます栄えていくようでした。
好青年で、働き者。そして元領主の息子のイヌには、領地内外のあらゆる所から縁談話が舞い込んできました。しかし、イヌは、その縁談の話を聞くのもそこそこに、すべて断っていました。
…女性には興味がないらしい。
そんな噂話にもイヌは、全く関心を持たないようでした。
ただ、毎日、一心不乱に、畑のニンジンの世話をして暮らしていました。
イヌの家の周囲は、最初イヌが来たころとは見違えるほど美しい庭が出来ていました。
イヌが植えた苗木たちが大きく育ち、果樹園のようになっていたのです。
そして、花壇には、珍しい七色の花が沢山咲き乱れていました。
それは、ヘリがイヌにプレゼントした『願いをかなえる花』でした。
肥沃な土地という理由だけでなく、まるで何者かの魔法の祝福の力にも支えられている…そんな事を考えさせてしまうような、作物や植物達のめざましい成長ぶりでした。
イヌは、ニンジンを収穫する手をとめて、
『願いをかなえる花』をふと見つめました。
「願いをかなえる花…か」イヌはふっと寂しそうに微笑みました。
脳裏に、花をくれた時のヘリの顔がいつでも浮かんできました。
そして、短い間でしたが、結界の森で、ヘリ兎と一緒に楽しく過ごした日々の事。
そして北の森に向かう道中の事も。
辛く厳しい時でしたが、なぜかその間の出来事も思いだすと、ヘリと共に過ごした記憶だけが美しく輝いていました。
しかし、同時に、最後に見た、涙でいっぱいにうるんだ瞳で自分を見つめるヘリ兎の顔も頭から離れませんでした。
…ごめんよ。僕は君を傷つけてばかりだった。
しっかり謝ることも、お礼を言うこともできなかった。
せめて、豊かで安全なあの森で幸せに暮らして欲しかった。
だけど…。
願いをかなえるというのなら、これだけ咲いたんだ。
もう、いいかげん、僕の願いをかなえてくれてもいいだろう?
イヌは、そっと手で『願いをかなえる花』に触れると言いました。
「…ヘリに会いたい」
その時、
「猟師さん」とイヌの後ろで声がしました。
ハッと弾かれたように振り向いたイヌは、畑の向こうで自分を見て佇む一人の娘の姿を認めました。
領地では見たことがない、綺麗な娘でした。
イヌは、立ち上がると、その娘をジッと見つめ、目を細めました。
「ヘリ?」
イヌが、目の前に立つ娘に、そう呼びかけました。
ヘリは目を丸くしました。
「私がヘリだって、どうして分かったの?」
もう、兎でいた時とまるで違う外見なのに…。
…ヘリ。
イヌは、柔らかく微笑むと、ヘリのすぐ目の前まで近づいていきました。
そして、ヘリの頭にそっと手をさしのべました。
「ここに、以前僕があげたリボンがついてる」
ヘリの頭の髪の毛にイヌが、幸運のニンジンにつけてヘリに贈ったリボンがついていました。
「それに…目が変わっていない」
…大きくて綺麗で純粋な瞳。
イヌが、手をゆっくりと降ろすと、ヘリの頬を優しく撫でました。
「そ、そう?」
イヌの温かい手を頬に感じて、
ヘリはドギマギしながら、イヌを見つめ続けました。
「一言お礼が言いたくて来ちゃったわ」
ヘリが言いました。
ヘリは、イヌが、自分が想像していたより、ずっと落ちついた態度で、
この奇跡的な再会を迎えていることに、内心とても当惑していました。
…もっと驚くかと思ったのに。
「私の命を助けてくれてありがとう。猟師さん。
それと、森の事も。森の代表としてお礼を言いに来たの。
おかげでみんな今まで通り楽しく暮らしているわ。本当にありがとう」
「…お礼の言葉だけ言いにわざわざ人間になって来たのか?」
「え?」
ヘリは、口元を綻ばせながらも、意地悪くそう言うイヌに、言葉をつまらせました。
「え、えーっと。…あなたに会いたかったから」
「会いたかっただけ?」
「…何を言わせたいのかしら?」
尚もからかうように言うイヌにヘリがプウっと頬を膨らませました。
兎の時とおなじ、機嫌を損ねた時のヘリの変わらないしぐさに、イヌがフッと噴き出しました。
そして、じーっと恨めしそうに自分を見つめるヘリの愛らしい顔に、イヌは、目を細めました。
…もう、君には降参だよ。ヘリ。僕も素直になる時がきたようだ。
「僕も君に会いたかったよ。ヘリ」イヌが言いました。
「猟師さん…」
「イヌだよ。ヘリ」そう言って、微笑むイヌに、ヘリは恥ずかしそうに、頬を染めました。
「イヌ…」
ヘリの言葉に満足そうにうなずくと、イヌはヘリの視線を畑に向けさせました。
「どうだ?君の大好物だった『幸運のニンジン』だ。栽培に成功したんだよ」
「素晴らしいわね。今も大好物よ」
…人間になっても、この美味しそうな誘惑には逆らえないわ。
ヘリのゴクリと生唾を呑む音にイヌが笑いました。
「たっぷり食べさせてあげるけど、かわりに君にはやってもらう事がある」
「何かしら?」
「この畑のニンジンを僕と一緒に作ってくれ。これからずっと。
そうだな。君がよぼよぼのお婆さんになっても手伝ってもらおうかな」
イヌの言葉にヘリが目を丸くして、イヌを見上げました。
…それって、もしかして…。
ヘリは聞かなくても、自分を見つめるイヌの優しく温かい眼差しにイヌの言わんとしている事を悟りました。
そして、わざと、「んー」と悩むふりをしました。
「私、ニンジンだけじゃなくて、あなたの作るラーメンも好きなの。
あなたがよぼよぼのお爺さんになっても私にラーメンを作ってくれるって約束してくれるならいいわよ」
「お安い御用だよ。早速、今日の昼食はそれにしようか」
イヌは笑って頷くと、手でヘリの肩を抱き寄せました。
そしてヘリと見つめ合い、微笑み合うと、一緒に家の中に入って行きました。
…その後。
人間になったヘリは、イヌと結ばれて、二人の間には可愛い子供が何人も生まれました。
イヌの畑は毎年豊作で、とても質の良い美味しいニンジンが沢山収穫されました。
そして、様々な種類の果樹と美しい七色の花に囲まれたイヌの家は、
いつも明るい笑い声が絶えなかったということです。
これは、昔、昔のお話。
誰がいつ作ったのも分からない。
ヘリ兎と猟師イヌの幸せな愛の物語です。
おしまい。
エピローグすうすう、と子供たちの安らかな寝息が聞こえた。
話の最中、
「明日、動物園にくまはいるかな?」
「私はリスが見たい」
と、時々、はしゃいだ声をあげていた子供たちだったが、
物語の後半からだんだん静かになっていった。
そして、ほとんど物語のラストまで聞かずに寝てしまう子供たち。
…いつもの事だけど、だから何度も聞きたがっているのかもしれないわね。
フフフと、女はひっそりと笑うと、
眠っている子供たちの肩まで布団を引き上げた。
その時、コトリと微かにドアの向こうでした物音に、女は顔を上げた。
…帰って来たのね。
女は子供部屋を出ると、リビングに歩いて行った。
そこに愛する男の姿を見つけて女は思わず微笑んだ。
「おかえりなさい」
「ただいま」
そう言って男は女を引き寄せると唇に軽くキスした。
「あの子たちは寝たのか?」
「ええ、今さっき寝たわ。明日動物園に行く事が嬉しくて、はしゃいでなかなか眠れなかったみたい」
「そうか」
男は女の言葉にうなずくと、つれだって、子供部屋の方に歩いて行った。
そして、子供たちの安らかな寝顔を眺めると、男が目を細めて「かわいいな」と言った。
「寝ていると特にね」女はそう言って、男と顔を見合わせて微笑むと子供部屋の扉を閉めた。
「今日は事務所の人達と飲んできたのよね?」
「軽くね。だから少しお腹がすいている。何かある?」
「雑炊を作りましょうか?」
「ああ、いいな。頼むよ。その間にシャワーを浴びてくる」
女はキッチンに、男はバスルームに向かった。
そして、男がバスルームから出てくると、リビングのテーブルの上に
いい匂いのする、出来たての雑炊がおかれていた。
「おいしそうだ」
男が席につくと、女はお茶と冷水の入ったグラスもテーブルの上に置いた。
そして、男のはす向かいに腰かけた。
「…ん。いい味だ。また腕を上げたんじゃないか?」
「あなたにそう言ってもらえると光栄だわ」
男の褒め言葉に女が素直に嬉しそうな顔をした。
「それにしても、子供たち。はしゃいでいたと言っていたが、よく寝たな。
眠らせるのに一苦労したんじゃないか?」
雑炊を口に運びながら男が女に聞いた。
「いつもの話をしてあげたのよ」
「いつもの話?…ああ、兎と猟師の話か。好きだな。あの子たち」
「ええ。ほんと。私も好きだから何度話しても嫌じゃないけど」
「何度か聞いた事があったけど、君の話は話すたびに内容が少しずつ違っているからな。
きっと子供たちも飽きないんだよ」
からかうように言う男の言葉に女が抗議するように頬をふくらませた。
「変わってなんかいないわよ。時々脚色を加えたりするけど。ラストはいつも変わらずハッピーエンドなのよ」
「どんな終わり方だったかな?」
「兎が人間になって、農夫になった猟師と再会して、結婚して、子宝にも沢山恵まれて幸せに暮らしました~。よ」
「きっと、再会して結婚する間にもいろいろあったんだろうな」
男の、味もそっけもない物語の解釈に女が上目づかいになった。
「…あなたってリアリストよね。少しはロマンというものを理解して欲しいわ」
「ロマンね」
溜息まじりに苦笑する女の言葉に男が肩をすくめると、箸をおいて、食べ終えた雑炊の器を脇にやった。
そして、女の方に手を伸ばした。
「ロマンっていうのは、こういうことか?」
そう言って、女の体を引き寄せた。
「もう。やめてよ。酔ってるの?…片付けをしなくちゃ」
そう言いながらも男の膝の上に体を乗せられた女が甘い吐息をもらした。
…酔ってるよ。
男は心の中で思った。
可愛い子供たちに、愛しい妻。
大切な家族といる今という時間に自分は酔いしれている…。
「片付けなら明日の朝すればいい。そうだろ?僕の可愛い兎」
女がたまらずに噴き出した。
「もう」
男が女の耳元に顔を寄せて、さらに囁いた。
「物語のように、もっと沢山子供を作ってみるか?」
低めで甘い声。ふざけた言い方だが、半分は本気のようだった。
「…きっと結婚して、子宝に沢山恵まれました~の間にもいろいろあったんでしょうね」
そう、わざと真面目腐って言う女に男が笑って、つられて女も一緒に笑った。
ひとしきり笑い合うと、男は女の頬に手を添えた。
「いろいろあっても、話は変わらないさ」
「幸せに暮らしてます。よね?」
…そうだな。
応えるかわりに男が女の唇に己のそれを重ねた。
…僕は今幸せだ…。
唇を重ねる前、男が女の名前を囁いた。
…私もよ…。
女も男の名前を呼んで、そう答えると、
男の腕の中でその抱擁に身をゆだねていった。
こうして、
物語は語り終えても、
現実でも、兎と猟師の幸せな愛の物語は、
この先もずっとずっと、長く続いていくようだった。
(終わり)
ここまで読んで下さった方、お疲れ様でした。
「ヘリ兎と猟師イヌの物語」完結です♪
「刻印」の時もそうでしたが、思いつきで描いた4コマ漫画のネタを小説で書くと思いませんでした。
エピローグの女と男、そして子供たちが誰かは分かりますよね?♪
分かった方は女と男に名前をあてはめて読んで見て下さい。
イヌ役のパク・シフさんが以前テレビのインタビューで「子供は何人欲しいですか?」という質問に、「娘一人、息子一人の二人」とお答えになっていたので、参考までに(笑)
あと、パク・シフさんが赤ちゃんを抱っこしたり触っている動画見て、
頭の中ではすっかり「イヌがヘリとの赤ちゃんを父親としてあやしてるのね♪」と妄想状態。
「ヘリ兎と猟師イヌの物語」を更新している間に、長編「埋もれた約束」を完成出来るかも…と思ってたのですが、まだもう少しかかりそうです…初めてマラソンを走っている気持ち。
それで、明日、明後日は予約投稿で、久しぶりに4コマ漫画。
週明けは、まだ未定ですが、短編か、「優等生3」を先に更新します。
「優等生スペシャル」は、かなりアレがアレな話なもので(←何が何?)
更新はシリアスな「埋もれた約束」の後にします。気分直しに読む方もその方が良いかと。
「優等生3」も大概な感じですが(笑)まだ初初しい感じなので(…たぶん)
拍手、拍手コメントありがとうございます!!
異色な二次小説につきあって頂いて感謝してます♪
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