韓国ドラマ「検事プリンセス」の二次小説「高く飛ぶ君へ」(3話)最終話です。
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※この話は「夢桜」「追憶の香り」の続きです。
高く飛ぶ君へ(最終話)イヌは、ヘリが帰る前に、部屋を訪れていて、夕飯の準備をしていた。
いつもながら、手際よく料理を作っている恋人を、ヘリはうっとりと見つめた。
「イヌ、そろそろ食べられる?」
「ああ。ちょうど今出来たところだ。ヘリ、手を洗って。すぐに食事にしよう」
「うん。もう、お腹ぺこぺこ」
ヘリが手を洗って、洗面所から戻ってくると、キッチンカウンターには、すでに器に盛りつけられたご馳走が並んでいた。
全部、ヘリの好物ばかりだった。
「美味しそう」
「今夜は、体重のことは気にせず、沢山食べろ。
僕の手料理は、しばらく食べおさめになるからな」
「そうね。でも、料理を作り過ぎることがあったら、冷蔵便で送ってちょうだい」
「冷蔵便で送るより、料理人が向かうほうが確実だ」
いつもの掛け合いを続けるのも楽しかったが、空腹のヘリは、美味しそうな手料理に意識の大半を奪われていた。
そんなヘリを見透かしたイヌは、ヘリに椅子を進めると、冷蔵庫から冷えたビール瓶を2本持ってきた。
「マ検事の、新天地での活躍を祈って」
「ありがと」
ビールの瓶で乾杯し、酒に口をつけた後、二人は食事を始めた。
ヘリのお腹が、満たされた頃、ようやくヘリは、人心地ついた顔で吐息をついた。
「これが、この部屋で食べる最後のディナーになるのね」
箸を置き、しみじみと言って、ヘリは、キッチンから部屋の中を見渡した。
広いワンルーム。
料理の器具、材料は、同じマンションの違う階に住んでいるイヌが持ち込んだものだったが、部屋の中には、処分する為に置いていく家具以外残っていなかった。
ヘリは、この部屋を、明日の朝には出ることになっている。
そして、一度実家に寄った後、そのまま春川に行く予定だった。
人気のマンションのため、部屋に空きが出たとなれば、すぐに埋まることだろう。
「でも、イヌがあの部屋に住むなら、このマンションと完全にお別れってわけでも無いから大丈夫」
一人、無理に気持ちを奮い立たせるように言ったヘリにイヌが頷いた。
「ソウルに来ることがあったら、僕が留守でも部屋を使っていい」
「うん。こっちに来たら、イヌの帰りが遅い日でも部屋で待ってるわ。春からも仕事が忙しくなるのでしょ?」
「ああ。そのことなんだが…」
イヌが、持っていたビール瓶を台に置いた。
「ヘリ。君が春川に行く前に話そうと思っていたことがある」
「何?」
真面目な顔になったイヌに、ヘリは急に不安になった。
「まさか…。あの事件が原因で、勤めている事務所から、何らかの処分が下ったの?」
「違う。所長も、その件に関しては、僕に非が無いことを知っているから何のお咎めも無かった。だが、今の事務所を辞めることにした」
「え…?」
ヘリは、チン検事から、検察庁を辞めると聞いた時と同じくらいの衝撃を受けた。
「辞めるのは、この前の騒動が原因じゃなくても、イヌも、あの事件が、事務所を辞めようと決意する理由の1つになった?」
「『も』って?他に誰か、何かを辞めることになったのか?」
そう尋ねたイヌに、ヘリは、チン検事と話したことを伝えた。
「あれだけ仕事に情熱を注いでいた先輩が辞めるって聞いた時は驚いたわ。
その理由は、ちゃんとあったし、事件の前から考えていたことだって。
イヌもそうなの?今の事務所に勤めていて、仕事のことで、何か思うところがあったのね?」
「ああ…」
イヌが深い吐息を一つついた。
「この国に戻り、あの事務所で働くようになって、しばらくして、思うところがあった」
「お給料や雇用形態に満足しないところがあったの?」
「いや。報酬は十分にもらっていた。それに、優遇もしてもらっていた」
「じゃあ、なぜ?」
「僕の弁護を望んでくれる依頼人の仕事を、引き受けることが出来ない」
「それは・・・」
ヘリは言葉に詰まった。
イヌが働く弁護士事務所は、ソウル市内でも大手の事務所だった。
敏腕弁護士と評判の良いソ・イヌは、事務所の中でも一目置かれ、その待遇も良かった。
だが、その分、仕事の依頼人は、事務所によって決められることも多かった。
金払いのよい太蔓の顧客の仕事を優先的に回される。
ヘリは、ここ最近では、自分も関わった親子の事件を思い出していた。
イヌの評判を聞き、窃盗の疑いで逮捕された子の弁護を頼みに来た母親。
しかし、イヌのいる事務所は、訪れていたことさえイヌに伝えずに、彼女を追い払うように依頼を断っていた。
それは、彼女が弁護費用を、十分に支払えない者と判断してのことだった。
後で、そのことを知ったイヌは、彼女の依頼を、強引に、ほとんど無報酬で引き受けていた。
それは契約違反では無かったが、イヌに他の仕事を回したいと思っていた事務所の所長は、良い顔をしなかった。
同じ弁護士たちが、うらやむほどの境遇でありながら、イヌが悩んでいた理由が、ヘリには想像がついた。
だが、ヘリは、黙ってイヌの話を聞いた。
「以前、僕がいた『ハヌル』のように仕事が出来ないことは分かっていた」
イヌがポツポツと話を続けた。
『ハヌル』で、イヌは、共同経営者であるジェニーや他の弁護士たちとも対等な立場で仕事をし、依頼を受けるのも自由だった。
イヌは、そういう事務所で無いことを了解した上で、今の職場に就職していた。
「次第に感じたことは、自分の我儘からくるものかもしれないと考えた。以前のように好き勝手に動けないから持つ感情だとね。だけど、やはり、今の仕事は、自分が望む方向で無いことを知った。だから、今の職場を辞めようと決めて、所長とも話し合った。今抱えている案件が全部片付いたら退職することになる」
「うん…」
ヘリは、ずっとそばで見ていたからこそ、イヌが決断した理由が分かるような気がした。
「弁護士は続けるのでしょう?」
「ああ」
「以前、あなたがいた、法務法人『ハヌル』に戻るの?」
「いや。『ハヌル』の者達に、戻ってこないか?と声をかけられたが、断った。
僕は、新しく個人事務所をひらく」
「個人事務所…。あなたが、立ち上げるってことね?」
「うん。今の職場や、『ハヌル』とも違う、僕の事務所だ」
「ジェニーさんも手伝ってくれるの?」
「ジェニーは来ない」
「でも、今のイヌの話は、ジェニーさんにはしているのよね?」
「ああ。職場を辞めるという話はした。今の仕事は彼女が取り持ってくれていたからね。こんな風に僕が去ることは、推薦してくれた彼女の面目をつぶすことになる」
「そんな。ジェニーさんなら、イヌがどんな選択をしても分かってくれるわ」
「そうだ。彼女はあっさりと了承した。それに、僕が個人事務所を立ち上げることも分かってもくれた。だが、僕の事務所には誘っていない」
「どうして?」
ヘリは、小さく首をかしげた。
イヌがアメリカにいた時からそばにいて、父親、ソ・ドングンの冤罪事件でも助けていたジェニー・アン。
イヌの親友であり、有能な国際弁護士でもある女性は、仕事の上でも、イヌと息の合うビジネスパートナーだった。
今のイヌの職場も、ジェニーの恩師の紹介と、ジェニーの推薦によって、アメリカから呼ばれていた。
イヌが、助けを必要とするなら、ジェニーは仕事を手伝ってくれる。
そんな気がしていたヘリは、ジェニーがイヌの誘いを断るようには思えなかった。
「僕が助けて欲しいと言えば、義理堅い彼女のことだ。来てくれたかもしれない。
だが、ジェニーには、ジェニーの。彼女のしたいことがある。僕にもそれが分かった。だから、声をかけなかった」
この件に関しては、イヌも悩んだのだろう。
少し寂しげなイヌの顔に、ヘリも同じような表情になってイヌを見つめた。
「だが、個人事務所はソウル近郊で立ち上げる予定だ。事務所に入らなくても、ジェニーも何かあれば手助けすると言ってくれた。それに、他にも僕を支援してくれる人達がいる。だから、僕に迷いはない」
いつも、他人には、自信たっぷりな態度を見せながら、イヌも不安と葛藤を抱えていた。
そして、自らの意志で、自らの人生を定めた。
自分自身で、新しい環境をつくっていく道を。
「ヘリ。君には、落ち着いたら打ち明けるつもりだった。
僕の中で答えを出し、準備が整ってから、この事を話すと決めていたんだ」
話し終えたイヌは、ヘリが、何か答えてくれるのを待っているかのように、ヘリをジッと見つめた。
ヘリは、今の話を、イヌの心ごと、全て受け入れたのを言葉で応える代わりに行動で示した。
指を伸ばし。ヘリは、対面にいて、キッチンカウンターの上にあったイヌの手に触れた。
手を重ね、ギュッと握った後、ヘリが言った。
「大丈夫。あなたならやれる」
ヘリの澄んだ眼差しと、イヌのまっすぐな視線が重なった。
「ソ・イヌさん。私も、あなたを応援してる」
…何があるか分からない未来の先を、しっかりと見ているあなたなら出来ると信じてる。
ヘリは、言葉に出さない心の声を乗せて、握った手に想いを込めた。
イヌもヘリの心を受け取ったという印のように手を握り返した。
「ありがとう」
イヌの礼をヘリは、にっこりとした笑顔で受け止めた。
食事を終えたヘリは、料理だけでなく、後片付けもかって出てくれたイヌに台所を任せると、使用するのは今夜が最後となる浴室にむかった。
ヘリがシャワーを浴び終えリビングに戻ると、台所はすっかり片付いていた。
イヌが持ってきていた料理器具も仕舞っていて、キッチンカウンターには、何もない状態になっている。
すでに、ネグリジェ姿になっているヘリを一瞥した後、イヌが「僕もシャワーを浴びてくる」と言って浴室に入っていった。
しばらくして、イヌが浴室から出てくると、キッチンにもリビングにもヘリの姿が無かった。
テレビや化粧台も、もう無くなっている部屋で、ベッド近くの灯りだけはついている。
だが、イヌには、ヘリの居場所が分かった。
イヌは、まっすぐに掃きだし窓の方に歩き出すとテラスに出た。
そして、テラスの手すりの近くに立ち、夜景を見ながら佇んでいるヘリを発見した。
声をかけずに、そっと横に並んで立ったイヌを気配で察していたヘリは、前を向いたままだった。
「ここからの夜景も、もう、見納めだわ」
名残惜しげに見つめ、ポツリと言ったヘリに、イヌは、「僕の部屋に来れば見られるさ。見え方は少し違うけどね」と、応えた。
「うん、そうね。それに、新しい部屋もここほどじゃないけど、広めのバルコニーがついてるの。ここに似て、とっても景色がいいのよ。だから、決めたところもあるの。緑が沢山見える。イヌ、あなたもきっと気にいるわ」
「そうか。君の新居に行くのを楽しみにしているよ」
「ええ。イヌが、今の仕事を終わらせて、次の職場の為の準備で忙しくなることは分かってる。だから、落ち着いたら来てね。その頃には、私も新しい職場と生活に慣れる頃だと思うから」
「ああ」
そこまで話した後、ヘリとイヌは、そっと顔を見合わせ、無言になった。
そして、互いを見つめあった後、顔を近づけ、唇を重ねた。
しかし、クシュンっと、小さなくしゃみをしたマ・ヘリに、イヌはすぐに顔を離した。
イヌは、ネグリジェ姿のヘリに自分の着ていたカーディガンを脱いで羽織らせると、その肩を抱いた。
「こんな格好で外に出るからだ。体が冷え切っている。ほら、ベッドに行くぞ。早く温めないと」
「…その言い方。私の体を気遣っているようで、なんだかいやらしい。ただ、ベッドに誘っているように聞こえるわ」
「夜着でテラスに出て、誘っていたのは君だ。この家で、唯一、君と抱き合ったことの無い場所はここだからね。最後の思い出作りでもするのかと思った」
「ちょっとっ!恥ずかしいこと言わないで。マンションの住人に聞かれちゃう」
ヘリは、テラスの左右をキョロキョロ見回しながら、慌てて部屋の中に入った。
「人がせっかく、感慨にふけっていたのに」
「感慨にふけるのは、風邪をひく心配のないところでしてくれ。
君が体調を崩しても、これからは、今までみたいに、僕もお母さんも、すぐには駆けつけられないんだからな」
冗談めかしながらも、本気で注意しているようなイヌに、ヘリはしおらしく項垂れた。
「…うん」
しゅんとなったヘリをベッドに連れていき、その体に布団をかけてイヌが言った。
「君を不安にさせるつもりも、脅しているつもりも無い。体には気をつけて欲しいだけだ」
「うん」
「料理をする暇がなくても、野菜と果物だけじゃなくて、ご飯もしっかり食べるんだぞ」
「うん」
「部屋の戸締りはしっかりしろ。鍵をかけ忘れたり、その辺に落としたりするな」
「うん」
「一人暮らしで、何か困ったことや、気になることがあったら、どんなに些細なことでも相談しろ」
「うん。たとえば、隣人がおかしな人で、ストーカーしたり、盗撮したりするような男だったらね」
昔のイヌのことを皮肉ったヘリの冗談にも、イヌは真面目な表情を変えなかった。
「本当にそういう奴がいたら、通報した後、僕にも連絡しろ」
「イヌ。私のパパ、ママと同じこと言ってる」
「君を愛してるからだ」
さらりと言ったイヌに、ヘリは目を丸くした。
「今の台詞、もう一度言って」
イヌは黙って、ヘリを包んでいた布団の中に入ってきた。
そして、ベッドに横たえたヘリの体を両腕で包み込んだ。
「このベッドで君を抱くのは今夜で最後だな」
「そんなこと言わないで。…泣きそうになるじゃない」
ベッドは、ヘリがこれから住むアパートの部屋に置くには大きい為、引っ越しと同時に処分することになっていた。
…恋人になってから、イヌと、幾度も抱き合って眠った。
思い出深い、このベッドともお別れなのね。
「泣いておけ」
イヌが言った。
「明日から、過去を懐かしむ暇が無いほど忙しくなる」
「…うん」
ヘリは、クスンと鼻をすすると、イヌの胸に頬をすり寄せた。
「泣く余裕がなくなるほど、強く抱いて」
「任せておけ」
布団の中で、低く囁くイヌの声がヘリの耳元で反響した。
「余計なことを考える暇が無くなるほど、別のことで泣かせてやるから」
「…ソ弁護士。あなたって、こんな時もムードが無いのね」
苦笑を浮かべ、上目遣いで拗ねたふりをするヘリにイヌは微笑を向けた。
そして、座右の銘としている、“有言実行”を行動で示した。
―――事を終えた後の部屋で。
傍らで、ぐっすりと眠っているヘリを見つめた後、イヌは、一人、ベッドから出た。
そして、クローゼットにかけていた上着のポケットから小さな箱を取り出すと、ヘリの元に戻った。
箱の蓋を開け、常夜灯の明かりで中を確認したイヌは、視線をそのままヘリの方に向けた。
不安も迷いも無い瞳が瞼で閉じられた、美しく安らかな寝顔。
小箱の中には、キラリと光る指輪が収まっている。
ヘリがもし、将来のことで不安になっていたら。
イヌは、“約束”の印として、小箱の中身をヘリに渡すつもりでいた。
だが、夕食時の会話ではっきりした。
「…不安になっていたのは、僕のほうか。君に堂々とした姿を見せられる日まで、これはお預けにする」
イヌは、指輪を見ながら小さく呟くと、小箱の蓋を閉じた。
個人事務所を立ち上げ、仕事が軌道にのり、自分が望む道でヘリと肩を並べて歩けるようになった時。
「その時は、君に伝えたい言葉を添えて、これを渡すよ」
イヌは、身を屈めると、眠っているヘリの額にそっとキスを落とした。
すでに夢の中にいたヘリは、この出来事を知るよしもなく。
初めて一人暮らしをした部屋の、最後の夜の残り時間。
ヘリは、恋人イヌの腕に抱かれ、眠って過ごしたのだった。
―――翌日の早朝。
まだ、夜が明ける前の時間。
ヘリは、スーツケース1つ持って部屋を出た。
マンションのエントランスまで見送りでついて来ていたイヌに、ヘリは、「ここまででいいわ」と言って足を止めた。
「イヌ。あっちについたら連絡する」
「ん…」
朝ぼらけの仄かな光が、マンションの庭の白い小路を薄っすらと浮かび上がらせている。
その真ん中で、ヘリとイヌは向かい合って立った。
「マ・ヘリさん」
イヌが名を呼んだ。
「何?」
イヌは、上着のポケットに入れていた手の指で、その中にある小箱に触れながら言った。
「大丈夫。君ならやれる」
2年前。イヌがアメリカに行く前に、ヘリに言ったこと。
そして、昨夜、ヘリがイヌに言ったのと同じ言葉だった。
ふふっとヘリが笑った。
そして、笑みをおさめると、「ありがと」とイヌに言った。
東の空の明るさが急に増した。
日が昇る。
ヘリとイヌは、路の中に差し込んできた陽光の方に目を向けた。
そして、庭に咲き誇っている、美しい春の花々を見つめた後、同時に視線を戻した。
ヘリが先に動いた。
手を高く上げたヘリは、イヌに明るい笑顔を見せた。
大きく手を振るヘリに、イヌも微笑みながら片手をあげて応えた。
「行ってきます」
朗らかに言って。
ヘリは、踵を返すと、イヌに背を向けて歩き始めた。
ヘリが履いていたのは、『幸運を呼ぶ靴』。
2年前、二人を結び付けた靴を飾る宝石が、ヘリの足下で煌いている。
明るく差し込んできた日の光が、暖められた大地から昇りたった湯気を照らした。
それが、ヘリの背に、まるで白い翼があるような幻をイヌに見せた。
翼を羽ばたかせ、今にも大空に飛び立とうとしている姿。
…マ・ヘリ。君がどこに行っても。僕は君を見守っている。だから・・・。
背筋を伸ばし、己の未来に向かってまっすぐに歩く
最愛の女性の後ろ姿を、イヌは、眩しそうに見つめて言った。
「高く飛べ」
―――My Princess(僕のプリンセス)
(完)
10年ごし。とうとう、シーズン1、最後の二次小説をブログでアップできました。
イメージソングはもちろん。ドラマの主題歌。
「Goodbye My Princess」、「Fly High」
検事プリンセス、みつばの二次小説シリーズ。シーズン1の最終章「高く飛ぶ君へ」。
この続きとなる二次小説シリーズの話に関しては。
いくつか未公開の話(みつばの頭の中の映像と蔵にあるプロット)があるのですが、ブログでは、二次小説「温泉へいこう」以降、いくつか更新されています。
今回の「高く飛ぶ君へ」で、未来の話の伏線が繋がるので、「
温泉へいこう」での二人の会話。「月が見ていた」「裏箱・月が見ていた」の意味がようやく分かるように。
裏箱版「月が見ていた」の小説記事は、全体の裏箱フォルダに、他の二次創作と一緒になって、埋もれていました。
ファイルを抜き出して、専用ページとして保存したので、「
裏箱・月が見ていた」の記事の「裏箱」からお読みください。(大人度高めのイラストと小説なので、「
裏箱について」の注意事項をよく読んでからお入りください)
少し、補足説明などがあるので、後日、「高く飛ぶ君へ」のあとがきを書かせて頂きます。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!!
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